頑張れ、橋下知事!
2008/04/19 氏田 耕吉
大阪府の橋下徹知事が厳しい局面に立っているようです。
木曜日のテレビ、ラジオ、新聞ではこぞって、意見交換会での彼の
「 涙 」 を取り上げています。
感極まってとか、感情の昂ぶりとか、色々と書かれたり、取りざたされていました。
しかし私は素直に彼のその熱心さ、一生懸命さを感じました。
政治の世界のどろどろした感覚では無い、新鮮さと思いました。
ここまで来てしまった大阪を何とかするには、全体を、将来を考えた
やはり、本物の 「 政治 」 が必要でしょう。
かって、あの日本新党を作り、連立政権を以って政局を動かした
細川護煕氏を思い出しました。
日本新党を立ち上げる前に大阪に来られた折、縁有って
その立会い演説会の司会をさせていただきました。
聴衆は皆、揃って日本を変える事に熱くなり、素晴らしいものとなりました。
ただ一つ私が気にさわったのは、車検制度の延長問題で、その事こそ国民的経済負担の軽減と言われた事でした。
確かに車検制度は古い制度でしたから、施行以来、車の性能は良くなっていましたが、
その利便性に潜む危険性の軽減こそが車検制度だ、と信じているからです。
その上、国はその受験期を利用し、自動車税を回収、また、自賠責保険への加入確認、更には今問題の重量税、最近で言うところのリサイクル料までもを一切の手数料なく(最近は数百円もらえますが?)自動車整備業者に集金回収させてる訳でしたから、、、。(全部払わないと車検を更新させない!)
さて話を戻しますが、
演説会の後の反省会でその点を私なりに細川さんに追求しました。
普通の近所の政治家だとそこは認めてくるんですが、さすがに彼は、
「氏田さんはじめ、多くの自動車整備業者さんの今日までご協力や努力は感謝してますが、しかし大局に立って、日本の国、そして国民全体を考えるのが政治です。」ときっぱり言われました。
決して弱者を切り捨てる、ではなく一人に辛抱させるではなく、全体を考える事の重要性を熱心に話し出されました。
これこそが本当の 「 政治 」 なんだと理解しました。
ちなみに、その時について来ていた20歳代の若い秘書が、中田宏さんでした。
今日の横浜市長!そして彼も今同じように改革に取り組んでいると伝え聞きます。
どちらかと言うとタレント議員は嫌いでしたが、ここは大きな声で
『頑張れ、橋下知事!』と、応援したくなってきました。
大阪の為に大局に立って、本物の政治で勇気を持って変革に臨んでください。
、、、、、
久しぶりに政治にワクワク感を感じ出してる、氏田耕吉の感想でした。