いまどきの “イタ車”
2009/02/06 未分類
「お父さん、“イタ車”って知ってる?」
と免許も持たない中三の息子に聞かれ、
おまえ誰に聞いてんねん・・・と思いつつも、
「そら、イタリアの車のことや」
すると・・・・・・・沈黙の後、
「お父さん、遅れてんで」と、ひとこと。
「どういうこっちゃ???」
たまに街を走っている、
アニメのキャラ(漫画とは言わないらしいです)
が描かれた車を“痛車”って言うんですね。
オヤジはまったく知りませんでした。
昨年あたりからブームになっているようで、
フェラーリのような高級車から、痛単車、
痛チャリと呼ばれるものまであるそうです。
実物を見ると理解しがたい不思議な世界ですが、
考えてみれば、その昔、マフラーが空に向かって突き出たヤンキー車や、
一世を風靡し、わがもの顔で流していたデコトラも
類は違えど同じ世界だったのかもしれないと思うと、
これはこれで今どきのアニメ大国の発想なのでしょう。
それより、近年言われている若者の車離れを考えると
自動車メーカーもこれだけお金を落としてくれる“痛車”の存在は、
決して無視できないものになるかも知れません。
近い将来、個人がデザインのできる、オーディオも、タイヤも
ホイールも付かず、ボディも塗装のないホワイトボディの車を
どこかで売りに出すかもしれませんね。
実は一番今のニーズにあっているのかも。。。