2009/10/11 <輸入車> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
今回は、長年判らなかった、フリーランダーの水が減る原因。
車検等でご来店の度に、サブタンクの水が減っている。

都度プレッシャーテストをするが、一滴たりとも落ちてこない。
補充で済ませていましたが、ガソリンスタンドさんでも
「ラジエターの液が減ってますよ」と足されるように。
テストしてもやはり一滴も落ちてこない…
年月が過ぎ、しばらくご来店いただかなかったのですが、
「エンジン音がうるさい」とご来店され、見てみると
ラジエターの冷却ファンが回りっぱなし!
ついにラジエターの液不足で水温が上がりファンが作動しました。
やはりどこかから漏れているはず!とやみくもに分解開始。

まずは、エンジンを覆っているカバーを取り外し。
光を当てて、奥を覗くと…水のようなものがキラリ☆

もっとよく見たい!とオルタネーターを取り外し、隙間から覗くと!

Vバンクの谷間で、冷却水が溜まっています!
鏡を駆使して、漏れ発生場所を探すと、インレットマニーホールドと
シリンダーヘッドの隙間から出ているような。
となると、とりあえずはインレットマニーホールドの取り外し。


取り外すと、漏れていた箇所でパッキンがわずかに切れていました♪


長いこと原因が分かりませんでしたが、
圧力をかけたら、実はちょろちょろと漏れて、車両下部には出てこず、
エンジンのVバンク上にたまって池になり、エンジンをかけると、
温められて、走行中に蒸発していたんでしょうか。
取りあえず、一件落着♪
と思いきや、ディーラーさんからまだまだ続くよwと恐怖のお告げが。
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2009/09/06 <輸入車> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
今回は、V.W. ゴルフのドアキーの修理です。
ゴルフ、ヴェント等にお乗りの方は結構経験されている?ドアキー空回り。
ドアにキーを差し込み、キーを捻ると空回り。
時には窓がフルオープンや、他の鍵も作動不良に。
これはドアキーが窓の開閉や、機械式の二重ロックも兼ねているために起こりますが、
原因は至ってカンタン。
キーの奥のレバーが折れちゃいます。

右端のベロでドア側に付いているロックを回すのですが、
どの位置まで回したときに折れるかによって、症状が異なります。
回そうとしたときに折れてくれれば、「鍵が開けへんから、助手席から開けた」で
済みますが、回しきったところで折れちゃうと、窓や他のロックにまで影響が。
こうなったらとりあえずご来店ください。
カンタンに取り外しができ、とりあえず助手席と付け替えれば、応急処置がすぐできます。
交換で、次にくるリペア部品は、頑丈な太いレバーに変わっている車種もあり、
一度修理すれば、次はなかなかおこらないでしょう。
が、助手席から付け替えた分は又折れますのでお早目の修理を♪
2009/08/30 <輸入車> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
今回の車両はランチアデルタ、インテグラーレです。
この車両はネタが山ほど有りますが、まずは簡易なガソリン漏れ修理から。
「燃料を入れたあと、ガソリン臭い」とよくあるご依頼。
タンクの上の方のどこかから漏れているんであろうと、
タンクをずらし、上部を点検。
プロペラシャフトを通すため真ん中を凹めて有るのですが、
そこのバイパスのジョイント部分から漏れていました。
車両からタンクを取り外し、ジョイントを見てみると、脱着可能なナット止め。
じゃぁそこのOリングの取り換えで発注♪
大きなポンプの穴があいている方は、腕が入りそう


しかし反対側の穴の小さい方には、手が届かん…


こんなんどうやって替えよかな?と思っていると、
部品商から「タンクAss`y(一体)の供給です」と連絡が。
なるほど替えられへんもんな。
しかしOリングで治るものを、タンクごと取り換えは面白くないので、
針金と糸を使って、ジョイントを取り外し成功♪

手のいいサイズのOリングが見つからず、ノギスではかり、
またまた部品商へ儲けにならない無理なお願い…

全く同サイズはなかったものの、お客様にも協力してもらい、
Oリングをゲット!
LジョイントにOリングを通し、取り外し時、タンクに残していた糸に
ジョイントを付けて、一本釣り!
と、今回の漏れはタンク交換せずに完了しましたが、
次はタンク本体が劣化してくるかな?
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2009/08/16 <輸入車> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
今回はエアコンの効きが悪い?フィアットです。
ご紹介で入庫頂いたフィアット。
以前よりエアコンの効きが悪く、何度も修理に入れているが
異常が無いとのこと。
弊社にご入庫頂き、拝見。
クーラーガス圧OK!
クーラーのリターンパイプもギンギンに冷えてます。
クーリングファンも作動OK!
室内のブロワの風量は? OK!
でも、室内ではなんか冷えが悪いな~と
温度の切り替えスイッチを回してみると…
なんかしっくりこない手応え。
チベタイ方にはスカッと回るが、
ヒーター側に回していくと、最後の方でぐにゃぐにゃと
しっくり来ない感じ。
こんなもんかなぁと分解・点検してみました。

経験の少ない車や、新型車は分解方法が分からず緊張します。

この状態で作動を確認してみると…
温度調節のワイヤーだけが妙に動き回ります。
よく見ると

ワイヤーを固定するプラスチックのブラケットが折れていました!
新品部品を調べながら、
プラスチックではまたはずれそ~と
金属のステーでブラケットを作成!
ワイヤーを固定し、エアコンをつけてみると!
エンジンルームのクーラーパイプのチベタさが、室内のエアコンルーバーから
出てきました♪
クーラーの効きが悪いときくと、
すぐにガスが足りないんじゃないか?と
そっちばっかりに気が行っちゃいますが
温度調節ができてなくては、充分に効かないですね。
2009/02/08 <輸入車> 修理事例
それでは引き続き、2ndレンジ、パート3へ。 車検です。年式相応に足回りのゴムが劣化しています。
フロントシャフトシールからオイルがにじんでいる…わずかなことやし、洗浄でイコかな?
ブーツ回りは、!!ナックルのボールジョイントブーツが破れている!
よくよく見ると、ステアリング回りのブーツもヒビだらけ!ナックルのブーツは取り替えないと、検査が通せず
分解開始。

ブーツだけの供給は無く、ボールジョイントAss`yの部品供給。

ボールジョイント自体は問題ないので、グリスアップして、日本車用汎用ブーツカタログとにらめっこ。
どうせなら、触ると砕けていくステアリング回りも。

こちらもジョイント、ロッド毎の部品供給になるので、再度日本車用の汎用ブーツカタログとにらめっこ。
(T部品さんお世話になりました)
ここまでくると、まぁいっか!と思っていたシャフトシールも取り替えたくなるのが、心情。

結局その辺のブーツ、シールを一式替えさせて貰いました。

シャフトシールはレンジローバーの純正品を取り寄せ、ジョイントアッセンブリー供給しか無かった部位
に付いては、国産品の汎用ブーツを取り付け、完成!
ショックにブーツにシール交換。これでしばらく足回りは触らずに済みそうかな?
あ、エアサスは未作業でした。
2009/02/01 <輸入車> 修理事例
セカンドレンジ、パート2を。 ご依頼は頂いていないのですが、工場内に保管中、レンジの下に
ラジエターの液が…
別の車の分かな?と、わずかな期待でふき取る。 でもしばらくすると、又緑色の液体が…漏れ出す
にしても、預かっている間に漏れだしたんやったら、嫌やなぁと思いつつ、お客様に連絡を入れてみると、
「ガレージを見てみたら、水たまりが出来ていた」!
じゃぁ見ていきましょう♪ 右前タイヤの後ろから、ポタポタ。 ボンネットを開けても乾燥状態。よくよく確認
していくと、センターコンソール内のヒーターケースから、フロワカーペットに染み込み、フロワパネル(床板)
を伝ってサイドステップから車外へ。最終右前の泥よけから出てきました。
エンジンルームから取り付けナットを取り外し、インダッシュパネルとヒーターケースを取り外す。
ん?スッキリしました♪
部品の取り替えで漏れは止まりましたが、仕上げは、カーペットに染み込んだラジエター液。漏れていた所
に水を流してみると、出るわ出るわ緑の液体。
10分くらい水を流し続けるとやっと透明な水に変わりました。
ご依頼内容はシャキッと感を出すために、「ショックを4本モンローで交換」やったんですが、
予想外の追加作業でした。
2009/02/01 <輸入車> 修理事例
クラッシックレンジの修理を。
走行中エンストをして、その後エンジンが始動しない!始動しないってのが、厄介です。
お客様のご自宅まで取りに伺い、そのままロードテスト。例によって止まらない…ひたすら乗って
いられないので、「チームマイナス6%」としては、心苦しいですが、工場内でアイドルテスト。
止まった瞬間にみんなで一気に原因探求!
原因は!燃料が来ていない! 時間が経つと、現象が消えてしまう!燃料ポンプから順を追って
見ていくと、

原因は、イナーシャスイッチの配線でした@

事故や横転時に、火災防止のため、ガソリンの供給を止めるための回路で、不具合が発生していました。
しかし、20年間、良く働いてくれます。

使い慣れたテスターが使いやすく、最近買ったデジタルテスターになかなか手が出ない。お正月に、
ヘアアイロンの修理とバイクの充電点検に初使用したモノの、使いにくい。
とは言わず、新しいモノにチャレンジ!