2010/07/04 <ベンツ> 修理事例
こんにちは。
工場のかとうです。
今回は、前回のポルシェが仕上がらなかったので、
応急(緊急?)ライト修理コーナー!!!
お客様へレンタカーをお届けに上がろうとすると、
「球が切れてるよ」とのご注意が。
じゃぁ電球替えてから持っていこう♪
スモール点灯!球切れ警告灯点灯!テールランプが切れてます。
電球交換♪ OK!
お届け前に再確認!
ヘッドランプ点灯! ?又球切れ警告灯点灯?…
左ヘッドが切れています!
H.I.D.キセノンヘッドランプ~!!!ヒェ~
バーナーアウト!?付け替えてみるが、変化無し。
トラブルシュート開始~。時間が無い~。
電圧!来てない!
ヒューズは…

ぶっ飛んでます!
ブレーカーヒューズを差し込みヘッド点灯!ブレーカーぶっ飛びアウト!
回路ショート!!!
バラストカプラを抜くと、回路OK!=バラストアウチ!
ヘッドランプ取外し!

バラスト交換!
⇒同じ形の中古バラストを倉庫から発見!

喜び勇んで、着けてみたが、点灯せず!不良品!!!(故障で交換した廃品でした)
もう一個全然形の違う、ベンツ用バラスト発見!
簡易に配線をつなぎ、電流を送ってみると!点灯OKI!
だけど、取付方法等の形状が全然違う!!!
しかし、お届け時間が迫っている!
時間が無いのでとりあえず、針金攻撃!!!

バーナー固定完了!
バラストは…
時間が無いので針金攻撃!!!

ダッシュで組み付け、ヘッドランプ点灯OK!
制限速度を守りつつ、スピーディーにお客様の所へ。
落ち着いた顔をして、「すみません、遅くなりました」と、
無事にお届け完了♪
ちょっと遅れた訳の裏では、結構必死のパッチでした=3=3
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2010/06/27 <輸入車> 修理事例
こんにちは。
工場のかとうです。
今回は、ついに!例のポルシェ911が最終章!?
全塗装でのお預かりとなりました。
これまでに予想以上に費用が掛かってしまったので、
今回は費用を出来るだけ抑えつつ、塗装は一級品にを目標で。
塗装の質は高いまま、費用を抑えるには、交換部品と工賃を減らす。
そのためには、「部品の脱着(取外し&取付け)作業を、出来るだけ省く」
コレで、国産小型車価格でポルシェを塗る計画開始~♪

当初の予定では、「マスキングを使用し、脱着作業は殆どしない!」を
前提で、脱着時の部品破損も減らそうと思っていましたが、やりだすと
やはり、外して綺麗に仕上げたい!
と、とりあえず前後バンパー脱着~♪


ついでにボンネットも~♪

この辺は、予定どおりな進み方でしたが、
ボディー側面、ドアには思いのほか、エクボ凹みが多い!!!


(白いパテの入っている所が、凹み修理部分です)
これらは、見積時に気が付いていなかったので、サービス作業となります(T_T)
が、これだけ細かい凹みも治せば、仕上がり具合も楽しみです。
一通り鈑金作業が終われば、サフェーサーで下地を作ります。


ここで一旦別色の車に完成~♪
あとは色を入れて組み付けですが、
続きは来週に。
来週仕上がるかな~? 楽しみです♪
2010/06/20 <輸入車> 修理事例
こんにちは。
工場のかとうです。
BMW5シリーズが入庫しました。

全然違うようで、似ています。
日本車は結構、新型が出ると「別の車?」って事が有りますが、
この2台、偶然並べて見てみると、結構似ています♪
(*BMW呼び≪E≫も90番台まで行き、次は≪F≫になっているようですね*)
今回は、アウディ A6 のハイマウント・ストップランプです。
「走行中に時々、バルブ切れの表示がでる。」との事でしたが、
『時々ってのは、なかなか見づらいですね~』と様子を見てもらていると、
すぐに「1日1回点いて、鬱陶しい!!!」と症状が悪化しました。
では見て見ましょう~とご入庫頂き、移動しているといきなり現象再現!
消えた!と、次の瞬間また点灯~。
とりあえず、バックドアのヒンジの辺りで配線が折れ曲がって
切れかけているのかな?と、点検開始。

特に、折れ曲がった形跡も無し。
しかし!テールゲートを開閉すると、現象が出たり消えたり!
このへんに間違いなさそうなので、
ランプ本体の点検開始~。

って、表面からはネジも何も無いので、
ゲートの内張りの取り外しから。

内張りを取り外し、ランプのレバーをスライドさせると、
本体は取り外し完了~。

本体の基盤、半田の割れ、浮きを点検しようとするが、
接着していてなかなか分解ができません!

あちこちの穴から、基盤を点検していると…
カプラー差し込み口の端子にグラつきが!!!

基盤部分を点検したいが、接着密閉されているので…
ちょっと横からお邪魔します…

点検窓を増設させて貰ったら、その小窓から
ハンダ付けもしっかり出来ました。
とりあえず、ココが原因だったら、これで直るかな???
車両に取付け、点灯確認。

OK!OK! ゲート開閉してもOK! 走行しても OK!
一日走る気力は無いので、続きのテストはS様にお願い♪
「治ってたら、修理代下さいm(__)m、治って無かったら、再度入庫を」
とお願いをして、一旦ご納車。
明日の月曜日には、どちらの返事かな~と、
結構自信有りです♪
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2010/06/06 <ベンツ> 修理事例
こんにちは。
工場のかとうです。
先日は工場のフリーマーケット、帝塚山地下に遊びに来てくれた方々、
また差し入れを持ってきて下さった方々、暑い中本当に有難うございました。


家から担いで来た商品も無事に売れてくれて、担いで帰る必要も無くなりました♪
音楽祭二日目の日曜日には、
フリマの横では、綿菓子にフランクフルト、ポップコーンと張り切っていた所、
一本の電話⇒「乗り上げてから車を除くとタイヤの奥で、
部品が外れている???」と、恐いお言葉が…
お立ち寄り頂き、点検して見ると、スタビライザーのリンクロッドが
見事に頭からすっぽ抜けていました。

すぐに部品を発注、ご入庫頂き取替え~♪



「か な り!」乗り上げたとの事でしたが、結構レアなケースです。
良くご自身で点検され、気付かれたものだと感心します。
ちなみにこのお車両にお乗りのK様の
初回ブレーキパッド交換は、103000㏎時。
10万キロに一回!
かなり「eco」な、燃費も良い乗り方をされている感じです。
さぁ!お祭り気分も日曜いっぱい!
翌、月曜日にはBMW 7シリーズ E65が勢ぞろい。

なぜかBMW Z4もいっぱい入って、今はBMW専門店になってます~。
2010/05/16 <BMW> 修理事例, <ベンツ> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
今回は、ラジエター冷却水が漏れだす通称「水漏れ」を。
まず一台目は、BMW E38 735i Mスポーツ
「ボンネットから湯気出たから取りに来て」とのご連絡。
ご自宅に伺うと「大至急治して!」とのご要望。
引き上げて、冷却水を補充して、見てみると
ラジエター上部の方から出ている感じ。
カバー類を取り外していくと、サブタンクホースが破裂!
破裂したホースを抜き取ろうとすると、パイプがボロボロ⇒バラバラに!
取り急ぎ、ホースとパイプを注文しようとすると、パイプはナント、ラジエターAss`y!
パイプだけ欲しいのに、ラジエター毎!? しかし…
ベンツのパイプと似ているなぁと試しにベンツのパイプをつけてみると!
合いました♪

これでラジエター本体を取り換えなくても、OK!
急いで組み付け完成♪
と、後ろを見るとW208=CLKがご来店。
「昨日、ラジエターのランプがついたから、水を補充したけど、
今日また付いて、補充してきた。」と、見るともう無くなってます!
ジャジャ漏れ!?と見ているとなかなか漏れてこず…
急ぎで修理と聞いているので、早く原因を見つけたいが漏れてこない!
しびれを切らしてプレッシャーテスト~@
ワイパーの下からえらい蒸気が出てきました。
ワイパーを一式取り外し、ウォータートレイ軍団を取り外すと、

やっと、見えました♪
見えやすくなってから、再度ぷれっしゃ~てすと~♪

どぅ~でぃ~す。 はっきりと原因がわかりました♪
この噴水状態のヒーターパイプは交換ですが、
横のホースも又漏れると、邪魔くさ・・
いや、ご迷惑が掛かるので千円強なのでついでに交換。
夏場一気に気温が上がるとこう言った事も多発しますが、
まだ肌寒い5月に重なるとは、何かのお告げでしょうか。
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2010/05/08 ちょっとした話
こんにちは。
工場の加藤です。
高速道路って、125cc以上のバイクは入れるんですよね?
で、深夜のPAに、こんなバイクが!

助手席にも乗ってこられましたが、シートベルトはなく、
ヘルメット…
かなーり寒そ~な感じでした。

今回は輸入車に良くあるオイル漏れを。
オイル漏れは通常パッキン、ガスケットの劣化により、
ゴムが降下し、パッキンの役割を果たさなくなり。
最後には、パキパキになってご臨終です。
こういった、場合は簡単に
新品ふわふわのパッキンと取り替えて上げれば完成です。

あかん!画像をアップする数分間に寝てしまうzzz
今日はここら辺でm(__)m
2010/05/02 <ベンツ> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
本日は、我が家の「できる子」をご紹介します。
100円ショップでGETした「電池の残量 測る君」

自転車用のLEDヘッドランプも数カ月ごとに電池が無くなります。
しかし4本全てがと言うわけではなく、悪くなるのはいつも2本だけ。
その2本をズバリ!当ててくれます。
そのおかげで、電池を上手い事使いきることができるエコグッズです。
先日は長い事、使用を続けたLEDの点滅テールランプ。
転倒時に何度も脱落⇒破壊しては、治しての繰り返しで、
先日ついに、点灯が暗くなりました。
やっと電池の寿命か?と測る君で電池を測定すると ⇒ 問題無し!
アレレ??と見ていると、転倒・脱落を繰り返しているうちに
金具の接点部分がペシャンコに潰れて、接触不良に!!!
接点を曲げ直して元の電池を入れると!
ピッカピッカに点灯再開~♪
≪電池は全部同時に入れ替え無いと危険!≫と言われていますが、
我が家はこの測る君のおかげで、かなり節約できています♪
今回は、なぜか最近続く、メルセデスベンツのエンジンマウント取替え~。
偶然にしては偶然にも、Eクラスばかりマウント交換が、順番待ちです。
エンジンマウントとは!?
車体にエンジンを乗っけている、ゴムの塊です。
このゴムが劣化してくると、エンジンの振動が車体にモロに伝わってきて、
アイドリングや信号待ちでは、車体がブルブル、ハンドルもガタガタ。
加速時には、お尻から背中にかけて、心地悪い震動が
シートから伝わってきます。
そうなるとエンジンマウントを新品にお取替え♪
まずはリフトアップ~。
下からのぞくと、エンジンの左右にまぁるい物が隠れています。


こんな狭い隙間から出てきてくれませんので、
まずは、エキゾーストパイプ(触媒マフラー)の取り外しから。
ちょっとエンジンをかけただけで、アチチ!の触媒を下にずらすと


出て来れそうな出入口が出来ました。
ボルトを取り外し、エンジンを持ち上げ、マウントの入替。
続いて後部でミッションを支えているマウントは

新品と並べて比べると、高さの違いが良く分かります♪
こちらも新品に取り換え~♪

ボルトを締めて完了!
エンジン始動!Dレンジへ!
静かです…
高級感が復活しました♪
エンジンマウントの劣化は故障とは呼びにくく、
乗っている方が、どれくらいの振動で辛抱出来なくなるか?
によって、交換時期が異なります。
「Dレンジでは震動がひどいから、信号待ちはNレンジで待ってるねん♪」と
誤魔化しながらも劣化が進むと、
エンジンが下にさがりメンバーに当たって異音発生!
ここまでくれば、故障に入れたくなりそうです。
不必要な震動は、各部のキシミ・緩みに始まり、
2次災害にも起因してきますので、早めの交換で
気持ちよくベンツに乗りましょ~♪
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