2010/06/06 <ベンツ> 修理事例
こんにちは。
工場のかとうです。
先日は工場のフリーマーケット、帝塚山地下に遊びに来てくれた方々、
また差し入れを持ってきて下さった方々、暑い中本当に有難うございました。


家から担いで来た商品も無事に売れてくれて、担いで帰る必要も無くなりました♪
音楽祭二日目の日曜日には、
フリマの横では、綿菓子にフランクフルト、ポップコーンと張り切っていた所、
一本の電話⇒「乗り上げてから車を除くとタイヤの奥で、
部品が外れている???」と、恐いお言葉が…
お立ち寄り頂き、点検して見ると、スタビライザーのリンクロッドが
見事に頭からすっぽ抜けていました。

すぐに部品を発注、ご入庫頂き取替え~♪



「か な り!」乗り上げたとの事でしたが、結構レアなケースです。
良くご自身で点検され、気付かれたものだと感心します。
ちなみにこのお車両にお乗りのK様の
初回ブレーキパッド交換は、103000㏎時。
10万キロに一回!
かなり「eco」な、燃費も良い乗り方をされている感じです。
さぁ!お祭り気分も日曜いっぱい!
翌、月曜日にはBMW 7シリーズ E65が勢ぞろい。

なぜかBMW Z4もいっぱい入って、今はBMW専門店になってます~。
2010/05/16 <BMW> 修理事例, <ベンツ> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
今回は、ラジエター冷却水が漏れだす通称「水漏れ」を。
まず一台目は、BMW E38 735i Mスポーツ
「ボンネットから湯気出たから取りに来て」とのご連絡。
ご自宅に伺うと「大至急治して!」とのご要望。
引き上げて、冷却水を補充して、見てみると
ラジエター上部の方から出ている感じ。
カバー類を取り外していくと、サブタンクホースが破裂!
破裂したホースを抜き取ろうとすると、パイプがボロボロ⇒バラバラに!
取り急ぎ、ホースとパイプを注文しようとすると、パイプはナント、ラジエターAss`y!
パイプだけ欲しいのに、ラジエター毎!? しかし…
ベンツのパイプと似ているなぁと試しにベンツのパイプをつけてみると!
合いました♪

これでラジエター本体を取り換えなくても、OK!
急いで組み付け完成♪
と、後ろを見るとW208=CLKがご来店。
「昨日、ラジエターのランプがついたから、水を補充したけど、
今日また付いて、補充してきた。」と、見るともう無くなってます!
ジャジャ漏れ!?と見ているとなかなか漏れてこず…
急ぎで修理と聞いているので、早く原因を見つけたいが漏れてこない!
しびれを切らしてプレッシャーテスト~@
ワイパーの下からえらい蒸気が出てきました。
ワイパーを一式取り外し、ウォータートレイ軍団を取り外すと、

やっと、見えました♪
見えやすくなってから、再度ぷれっしゃ~てすと~♪

どぅ~でぃ~す。 はっきりと原因がわかりました♪
この噴水状態のヒーターパイプは交換ですが、
横のホースも又漏れると、邪魔くさ・・
いや、ご迷惑が掛かるので千円強なのでついでに交換。
夏場一気に気温が上がるとこう言った事も多発しますが、
まだ肌寒い5月に重なるとは、何かのお告げでしょうか。
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2010/05/08 ちょっとした話
こんにちは。
工場の加藤です。
高速道路って、125cc以上のバイクは入れるんですよね?
で、深夜のPAに、こんなバイクが!

助手席にも乗ってこられましたが、シートベルトはなく、
ヘルメット…
かなーり寒そ~な感じでした。

今回は輸入車に良くあるオイル漏れを。
オイル漏れは通常パッキン、ガスケットの劣化により、
ゴムが降下し、パッキンの役割を果たさなくなり。
最後には、パキパキになってご臨終です。
こういった、場合は簡単に
新品ふわふわのパッキンと取り替えて上げれば完成です。

あかん!画像をアップする数分間に寝てしまうzzz
今日はここら辺でm(__)m
2010/05/02 <ベンツ> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
本日は、我が家の「できる子」をご紹介します。
100円ショップでGETした「電池の残量 測る君」

自転車用のLEDヘッドランプも数カ月ごとに電池が無くなります。
しかし4本全てがと言うわけではなく、悪くなるのはいつも2本だけ。
その2本をズバリ!当ててくれます。
そのおかげで、電池を上手い事使いきることができるエコグッズです。
先日は長い事、使用を続けたLEDの点滅テールランプ。
転倒時に何度も脱落⇒破壊しては、治しての繰り返しで、
先日ついに、点灯が暗くなりました。
やっと電池の寿命か?と測る君で電池を測定すると ⇒ 問題無し!
アレレ??と見ていると、転倒・脱落を繰り返しているうちに
金具の接点部分がペシャンコに潰れて、接触不良に!!!
接点を曲げ直して元の電池を入れると!
ピッカピッカに点灯再開~♪
≪電池は全部同時に入れ替え無いと危険!≫と言われていますが、
我が家はこの測る君のおかげで、かなり節約できています♪
今回は、なぜか最近続く、メルセデスベンツのエンジンマウント取替え~。
偶然にしては偶然にも、Eクラスばかりマウント交換が、順番待ちです。
エンジンマウントとは!?
車体にエンジンを乗っけている、ゴムの塊です。
このゴムが劣化してくると、エンジンの振動が車体にモロに伝わってきて、
アイドリングや信号待ちでは、車体がブルブル、ハンドルもガタガタ。
加速時には、お尻から背中にかけて、心地悪い震動が
シートから伝わってきます。
そうなるとエンジンマウントを新品にお取替え♪
まずはリフトアップ~。
下からのぞくと、エンジンの左右にまぁるい物が隠れています。


こんな狭い隙間から出てきてくれませんので、
まずは、エキゾーストパイプ(触媒マフラー)の取り外しから。
ちょっとエンジンをかけただけで、アチチ!の触媒を下にずらすと


出て来れそうな出入口が出来ました。
ボルトを取り外し、エンジンを持ち上げ、マウントの入替。
続いて後部でミッションを支えているマウントは

新品と並べて比べると、高さの違いが良く分かります♪
こちらも新品に取り換え~♪

ボルトを締めて完了!
エンジン始動!Dレンジへ!
静かです…
高級感が復活しました♪
エンジンマウントの劣化は故障とは呼びにくく、
乗っている方が、どれくらいの振動で辛抱出来なくなるか?
によって、交換時期が異なります。
「Dレンジでは震動がひどいから、信号待ちはNレンジで待ってるねん♪」と
誤魔化しながらも劣化が進むと、
エンジンが下にさがりメンバーに当たって異音発生!
ここまでくれば、故障に入れたくなりそうです。
不必要な震動は、各部のキシミ・緩みに始まり、
2次災害にも起因してきますので、早めの交換で
気持ちよくベンツに乗りましょ~♪
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2010/04/18 <ベンツ> 修理事例
こんにちは。
工場のかとうです。
今回は、マイ・メルセデス リフレッシュ計画第一弾に入れなかったW201の190E
車検時のご依頼事項は、「ヘッドライトが暗い。」
この頃の車には良く聞いたご要望事項で、
電話でその依頼事項を訊いた瞬間、
レンズ&リフレクターの掃除にハイパワーバルブ…
電圧が下がっていれば、補助回路増設&リレーで電球の電圧アップ…
お金に余裕が有れば、H.I.D.を!と希望は膨らみ、いざ入庫。
年数は経つ物の、走行距離はまだ若く、
配線類の劣化も少ないご様子。
まずは第一弾として、ヘッドレンズの洗浄から。

ヘッドライトを車体から取外し…
年数劣化が有るので、部品を破損しない様慎重に。
ヘッドライトのレンズは、洗剤&歯ブラシでピカピカに♪
内部のリフレクターは…
メッキがハゲ無いよ~慎重にティッシュで拭きあげ…

右側のライトが拭き上げ後↑
綺麗になりました♪
弊社のお勧めハイパワーバルブは、見た目のカッコよい白色タイプよりも、
明るさが一番実感しやすい、ノーマル色3450Kのプラスビュー60/55W⇒135/125W

第一段階終了・・・で、お外が暗くなってから確認点灯!
「 あ か る い ! 」
これだけ明るければ、充分ぽいので、完了~♪
次の手はまだまだ有りますが、この190Eには
ここまでで大丈夫そうです♪
ヘッドライト調整のプロ!?北野氏に光軸を合わせて貰い、陸運局へ。
光軸OK!照度OK!の一発合格!
古い車好きの弊社にも、190Eが減ってきましたが、
今残っている数台は、この車も含め、まだまだ乗って頂けそうです♪
2010/04/04 <輸入車> 修理事例
こんにちは。
工場のかとうです。
今回は… 車検後、数日後にクラッチ不良!!!
連絡を受け、慌てて取りに伺いました。
その場所は、芦屋駅前の交差点!
レッカー車へ交差点で積込み。
かなりの通行の方々にご迷惑をおかけしました。
取ってきて見てみると、クラッチのレシーズシリンダのプッシュロッドが
下から丸見えになっています?
ロッドを押す部分が無くなっている!と分解開始。

ペダルを取り外すと、
ロッドを押しこむケースの底が抜けていました。

30万キロ近くもクラッチを押し続けて疲れたのでしょうか。
部品を調べると…マニュアルミッション関連の部品が殆ど日本に有りません!

しかも、イラストの形状は、現物とかなり異なります。
ロッドの先につく、ケース内部のプラスチック部品も割れているが
イラストには、有りません…
リターンスプリングのプラスチックのブラケットも割れていますが、
これまた形状が異なります。

ドイツオーダーをかけて、入荷後に追加が出たら
仕上がりは一体いつになるのやら?
お客様と相談して修理方向で♪
クラッチペダルの底抜けは、ガス溶接で修理♪
割れたプラスチック軍団は、接着剤にて修理♪
となると、話は早く、完成~♪

見えない所ですが、綺麗にひっつきました♪
ちなみにココのスプリングを入れるのは、
二人掛かりで掌が紫になる重労働でした。

(てこの原理を足で踏むには、軽いんですが、そのままの状態を手ではナカナカ)
ちなみにこの車両、以前にはクラッチペダルを取り付けている
ボディーパネルにひびが入り、分厚い鉄板等で補強しています。

車検後に不具合が発生すると、どんな事であろうと焦ってしまします。
今回は自動車の構造にも詳しいお客さまだったので、ご理解を頂け、
「 ***略***
いつもながらの看板に偽りなし「自動車工作所」
ディーラー系のファクトリーでは
絶対にあり得ないサービスに感謝しています。
***略*** 」 とまで返事を頂き(涙)
乗っておられた奥様は「自分が壊してしまった」と、
凹んでおられたようでしたm(__)m
今回は、楽しく修理をさせて頂いて、そのうえ修理代金も頂けるのですが、
「車検後のクレーム!」となった場合の説明を考えると…
皆様にお分かり頂けるよう、説明力をつけなければ。
2010/03/28 <BMW> 修理事例
こんにちは。
工場のかとうです。
先日は試乗会にご来場頂きました皆様、
有難うございました。



程良いご来場者数で、待ち時間も少なめに終了できました。
試乗にご来場いただきました○○様のカメラでカシャッ!

花粉予防マスクが、何とも嫌な感じになっていましたm(__)m
今回は、、、前回に引き続きBMWオイル漏れ E39 528にて。
オイル漏れの修理依頼で、点検。
上から見ても特に漏れの気配は無く、
リフトアップして見ると、エンジンの左前が、ベタベタです!
オイルパンから、ブロックを伝って落ちてきています。
下から見ていても、汚れが見えるだけなので再度上から点検。

推測するにこの隙間から出ているようです。
すぐ右にオイルエレメントのケースが有るので、
多分ここのパッキンが劣化しているようです。
展開図を貰うと、

怪しいパッキンが有りました。
このイラストの様に、これだけの部品構成なら、
鏡が有ればすぐに見えそうですが、実際ココに到達するには
周りの付属品の取り外しから始まります。

まずは、画像右側のエアークリーナー周りの吸気系部品を取り外します。
続いてパワーステアリングのオイルタンク、
それからベルトを外し、オルタネーター(発電機)の取り外し。

そこまで取り外すと、やっとイラストのオイルフィルターケースが
見えてきます。
フィルターケースのハウジングを一式取り外すと、

やっと、パッキンに到着です=3=3
取り外したパッキンは、予想通りのカリンカリン状態。
新品のふっくらゴム質のパッキンに取り換えて、
作業完了~♪
と、エンジン始動して漏れが止まったか最終確認。
漏れなし!これでオッケ~とエンジンルームを見ていると…
エンジンルームの奥から、煙がボワッ!!!
何かと覗いてみると、
シリンダーヘッド・カバー右後部のパッキンからもオイルが漏れて、
あつあつマフラーの上に落ちて、煙となっています!!!
下にはオイルが垂れてきていませんが、
こちらも一応オイル漏れ…
気化してしまって、形跡が無かったので、見落としていました…。
「 追加作業 」
嫌な響きです。
連絡を入れ、ご了承を得て「追加」作業も完了となりましたが、
後から「ココも!」って言うのは気が引けます。
入念にチェックの上、お見積り⇒ご連絡が基本なんですが、
1つ悪い所を見つけるとすぐに「ココですわ!」って連絡してしまう悪い癖…
もう一歩「プロ」にならなければ##