2009/01/25 <輸入車> 修理事例
それでは、レンジローバー「セカンドレンジ」シリーズ開始。
まず今回はシートヒーターの修理にて。 まだ自家用車でシートヒーター付きに乗ったことが
無いのですが、結構心地よい感じ見たいですね。
弊社に多い、メルセデスベンツはシートの皮にヒーターの熱線が埋め込んでいて、熱線を取り替え
ようとすると、皮ごと交換で、10万円以上の部品代に、作業保留も。
今回のセカンドレンジは熱線部分だけの供給が有りました。
まずは、スイッチを入れ熱線まで電圧が掛かっているか点検。電圧OKなんで、シートを取り外し、
分解開始。
シートのスポンジに、こんな熱線が貼り付けていました。

指でペロペロっと剥がして、張り替え♪ 皮を被せて、組み立てれば完成!
背もたれのヒーターと直列につながっているため、お尻の部分で断線が有ると、背中も効かなく
なっていましたが、コレで背中もお尻もぽかぽか♪
冬の間だけですが、冷たい革シートにはありがたい装備ですね。
2008/12/21 <ベンツ> 修理事例, <国産車> 修理事例
今回は小ネタ集ーーーー
<その1:トヨタ、アバロン>
プルルル ピッ 「あっ、まだあいてる?パンクした!」との事で空気をS.S.さんにいれて貰って
ご来店。
タイヤを見ると、クギの頭の様なモノが。「原因はコレですね、お隣でお買い物している間に
直しておきますよ♪」とその異物を抜き取ると、ながーーーーーーい、お付き合い?
の様な鉄筋が!!!!

なんでこんなに長いモンが!?扁平タイヤだったら、ホイルに損傷が及びそうですね。
<その2:メルセデスベンツ190E(W201)
お次は、「エアコンを付けると鳥がさえずる」、風量に合わせて、1は1羽が「ちゅんちゅん」
2なら2羽が、3なら3羽?4なら「ちゅうり!!」扇風機となるブロワモーターの軸から異音が!
まずは、モーター点検のためにワイパー関係を取り外し。

モーターが出てきたところで、小鳥たちに餌のグリスを(*_*)

餌を上げるとおとなしくなりました♪
<その3:メルセデスベンツCLK200(W208)>
車検のついでにチェンジのカバーを替えといて。りょうかいです!と快諾し、ガレージで軽く
交換♪ と、上のカバーを外しても、取り替えが出来ない!
結局下からシフトリンケージを取り外し、シフトレバーをアッセンブリーを車両から取り外し。
それからひたすら分解!

シフトがバラバラになった所でやっと蛇腹のカバーが交換出来ました。
*しかしココまで分解してやっと交換できるこんな蛇腹のカバーを単品の部品で出してくれる
ところがさっすが!メルセデスですね♪
<その4:ちなみにこれはメルセデスベンツEクラス(W211)、E320ドアミラーのリトラクター
(電動格納)モーター>

コレを単体で出してくれるメーカーもなかなか無いです!部品代は結構高いですが、
良心的なメーカーです!
2008/12/14 <BMW> 修理事例
前回に引き続き、BMW3シリーズ(E46)、ゲートガラスの配線を。

ガラスの回りに巡っているプリント配線の代替え品を考え、薄っぺらくて通電をと試行錯誤
していましたが、よくよく見ると、薄くなくても問題無し!
ガラスに綺麗にフィットしていないと、ガラスを閉じた時の気密が保てず、雨漏れにならない
か?と思っていましたが配線の通っているガラスの淵は、水の侵入を防ぐ、ウェザーストリップ
で密着させる部分からは、ずれていました!
なら、普通の配線でもOK! でも再修理はいやなんで、頑丈なモノを。
と、工具箱に目をやると、先日分解したオルタネーターが。そこにグリグリ巻いてある線を拝借♪

針金状なので、型もつきやすく仕事がし易い!仮付けして作動確認…OK!
ではこれで♪あまり目のいく所では有りませんが、
(元の見た目)

に、似せるべく、両面テープのブラックをクリアテープで抑えて貼り付け♪

あとは分解していたリヤウィングなどを取り付け、

完成!

よく見ると、荒が目立ちますが…

閉じてしまえば、全く見えず!ゲートガラスだけを開けて、ガラスを拭くとき等によく見れば、
分かっちゃいますが、普段使用時には気に成らない程度に仕上がりました♪
しかし、輸入車の部品の値段は… この円高で、たまには下がってくれないモノでしょうか。
2008/12/07 <BMW> 修理事例, <輸入車> 修理事例
今回は、ジャガーやBMWに良くあるリヤゲートガラスです。

ガラスを開けるスイッチを押しても開かない。ゲート本体の開閉は機械式もまだまだ多い
ですが、ゲートガラスは電気式が殆どです。
見たところ、スイッチを押しても効いていない。スイッチか?と取り外してみても、スイッチ
本体は作動OK。

追っていくと、リヤゲートガラスの回りを走っているフィルム配線が、途中で断線!!!


部品は…!! ガラスの交換(@_@) 15万円也? 似たようなフィルム配線で、取り替えようと
同業の電気屋さん、メーター屋さん等に探して貰ったが見つからず・・・メーター屋の社長が
日本橋に行くついでに見に行って貰っても、 見つからず、自作してみようか?

少量ならカンタンに作れるモノの、 ガラスの回り分となると… と、
続きは次週に持ち越しm(__)m
2008/12/05 <ベンツ> 修理事例
以前の修理ですがご紹介いたします。
Eクラス( W211)のE500サンルーフより雨漏れ!の点検修理状況です。もちろんですが、
同じ状況を作らねばなりません。
ポイントは、車両の角度、雨量、漏れる場所! 当たり前のようですが、意外と車両の角度を
お伺いするのを忘れてひたすらシャワーテストしたりするとダメですね。
あくまでも同じ環境を整えないと!

よりよく症状を出すため、ルーフをプール状態に ↑ キテマスきてます!!!
より症状が分かりやすくなった!漏れ箇所はココでした。。。。↓

ココをどうしたかは?ナイショですが、イヤー苦労しました。
簡単そうですがこれがなかなか大変なんですよね(^^)昔より随分減ったように思います
が、車両内への水の侵入はNG!
早期発見早期治療、人間と一緒ですね。
2008/11/24 ちょっとした話
東京・お台場のトヨタMEGA WEB(メガウェブ)で「1970年代憧れのスーパーカー展」が開催中だ。
ランボルギーニ・カウンタックLP400S(78年製)やフェラーリの512BB(81年製)、365GT 4BB
(74年製)といった、マニア垂涎の名車たちがそろった。
LP400Sといえば、ランボルギーニの代名詞ともなったガルウィングとともに、カロッツェリアとベルトーネ
のマルチェロ・ガンディーニの手によるその近未来的なフォルムが、世界中に衝撃を与えた 1台だ。
展示車のグリーンは、72年のジュネーブショーに出展されたプロトタイプカラーだとか。
一方、512BBは76年のパリサロンでデビューした、カウンタックと人気を二分した車。
アムラックストヨタでは「スーパーカーブームの70年代に小学生だったお父さんたちには、お子さんを
連れて楽しんでもらって車への興味を喚起できれば」と話している。
会期は2月15日まで。 1月13日からはランチア・ストラトス(74年製)が登場する。
(日刊自動車新聞)


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2008/11/23 <BMW> 修理事例
今回は、ガソリンメーターをば。 デモ車両?は3シリーズ(E46)のBMW320iにて。
ガソリンの残量を示すメーター。 新旧、車種問わず、 ガソリンタンクの中の浮き子がガソリンの
油面に合わせて上下し、その値の抵抗値にてメーターに表します。
筒の中で、浮き子が上下するタイプとトイレのタンクのような、タイプに別れますが今回は後者です。
基本設計は同じですが、最近はガソリンタンクも行き場を失い、後部座席のお尻のしたに左右2分割。

片側だけでも不具合になれば、メーターは誤作動します。
まずは取り外し、浮き子を上下させながら抵抗値を測定。

ゆっくり移動させながら、浮き子と同じように抵抗値が変化すればOK!
何処かで抵抗値に変化が出ればそこが不具合♪そこを入念にチェックします。
「いつもガソリンは1/4位で乗っている」って方はそこら辺ばかりを使って、そこが減ってきます。
又、ガソリン半分位の状態で長期間放置な車両は、そこら辺が錆ています。
そこらを入念にチェックすると?

(指が年老いてますがガソリンのセイです!)
細いレコード線の部分に劣化が! 軽傷な時は掃除で復活! しかしガソリンに浸かるため、
接点復活剤は訊かず… 劣化が激しい場合はハンダを少し塗ってやると復活!
輸入車はたまに「えっ!」って金額の部品が有るので復活を目指しますが、
走行中絶えず擦れてますんで、安価な場合は交換をお勧めですね♪