2007/09/04 <ベンツ> 修理事例
今回は、オーダーは「エンジンが、かからない!」偏。
ご依頼車両は、ベンツEクラス(W210)の「E55」。
セルは回る(キーを最後までひねったらキュンキュン言う)が、
エンジンが、かかってくれない。
まずは、現地で自己診断を呼び出し。
(故障個所によっては、自分の体のココが悪かってんと、憶えとります@)
良くある「クランクシャフト位置センサー故障」が入っていると期待してましたが、何も無し…。
レッカーで引き上げて、点検を。ボンネットを開けて、まずは見やすい燃料から…
!!!いきなりヒット!燃料が来て無い!
電気回路を点検したところ、問題なく、燃料ポンプまで電圧を送り出していたので、
「燃料ポンプの不具合」決定!
燃料ポンプを取り替えて、無事完了と成りましたが、「なんでだろー?」とポンプを分解。
駆動する、モーター部分は生きてましたが、送り出すポンプ部分が、錆びて重くて回らな
く成ってました。
あまり乗らない。ガソリン少ない。
と言う時に、燃料タンクに水分が溜まり、錆がフューエルラインに、と言う感じです。
★★★以前に錆がひどく、ガソリンタンクから、燃料パイプ、フューエルディストリビューター、
インジェクターと、ガソリンを入れるところから、エンジンに吹き出すまで、全部、錆びにやら
れちゃった事も有りました。★★★
2007/07/28 <ベンツ> 修理事例, <国産車> 修理事例
直近のエアコン修理事例
やはり暑くなってきたのでエアコン修理が多くなってきました。なんせ効かないのは暑い!
乗ってられない!
なんとかクイック作業で原因発見までできれば、、、、今シーズンも頑張っていきます。
<マツダ・スピアーノ(スズキ・ラパンのOEM車?)>
急にエアコンが効かなくなった!とのTEL。急にっということはガス不足でもなさそう??
とりあえずACコンプレッサー動いていない。
一応、ガス圧チェック。ガスは入ってそう。コンプレッサーまでの電圧は??んん?
4.0V?こりゃおかしい。
各配線確認しますが異常らしき異常はなさそうで。。。リレーを疑い、探す探す。
(慣れてない車種なのでこれがまたわからん)
リレーが並んでるBOXを開け、リレーを順番にデコピン!あるとき「カチン」あ!コンプ
レッサー動き出した!!!
接触不良?どうなんだろうか?その後調子よく作動するエアコン。念のためリレー(\1,750-)
交換。とりあえず再発ナシ。ナイスデコピン。
<96モデル メルセデス・ベンツ E230 W210/エアコンが時々効かない>
時々効かないのか、、、ーこれがまた難しい。常に動いてくれない方がまだ分かりやすい
んですよね、、、
点検しようとしたときには運良くコンプレッサー作動していない!テスターを使用する前に
基本は押さえておこうと各部点検。
ECランプは問題なく切り替えきく。ガス圧チェック!ガスは入ってそうだ。BENZで多いのは
エバポレーター温度センサー。冷媒温度センサーなどなど。
センサー絡みがおおい傾向に。テスター入れてみるか、、、、っと思ったその時偶然、リキッド
タンク付近の冷媒温度センサーのカプラーを触った瞬間、これまた「カチン」おおおおー動き
出したー。ゴッドハンド早川(笑)
偶然か?それともカプラーの接触不良か?とりあえずカプラーに接点復活剤をプシュー!っと
スプレー。様子を見ていただく事に。
2日後、「イヤー完全に直ってますよ!快適です」というお電話が。嬉しいの一言ですねー
(^^)ちなみに2週間たってもOK!完治かなー。
<2001モデル メルセデス・ベンツ E320AVG BRABUS仕様 (W210)>
*ECランプが点灯し、切り替えできずコンプレッサー作動しない。
しかも2回目(TT)前回は冷媒温度センサーが悪いというテスター上の診断で交換しているが、、
とりあえずECリセット実施。ガス圧チェック。んん?ガス少ないヨ。ガス検知器にて隅々まで
ガス漏れチェーック。 なんと室内のAC吹き出し口(ACユニット上)から反応が!!
最悪の事態発生!どうやらエバポレーターからのガス漏れ。ダッシュボード脱着というカナリ
大変な作業をしなくてはいけない。 ご事情を説明し、入庫待ちの状態です。
<2003モデル メルセデス・ベンツ BENZ E320アバンギャルド W211>
*リヤAC吹き出し口がら熱風が!
これは結構多い症状ですね。ブレーキのマスターシリンダー下にある(右H)ヒーター
バルブと呼ばれるバルブが悪さをしている事が大半!
冷たい風を必要としている時は、そのバルブがエンジン熱で暖まった冷却水を塞き止めない
といけないのに塞き止めてくれない!
よって、冷たい風ではなく熱風が出てしまうんですよね。バルブ交換にてクリアー。冷却水も
抜けてしまうので冷却水レベル調整およびウォーターラインエア抜き実施。
モデルによって特性がありますねー。勉強していかねば!
一部ですがご紹介いたしました。同一の症状ありましたらお訊ね下さい。症状だけ同じでも
当然違原因の場合ありますのでまずは点検させて下さいね。
2007/06/21 <ベンツ> 修理事例
こんにちは。 工場の加藤です。
さっきから凄い雷が鳴っています。6月・梅雨、そろそろ雨マークのお出ましですな!
ワイパーゴムとタイヤの残り溝は要チェックですぞ!
さて今日は、マフラー修理ネタを。
作業車両は、根強いファンの多いW124=300TE(ステーションワゴン)昔から良くある、
「マフラーに穴が開いたから、塞いどいて」と言う、ご依頼。
ブレーキやマフラーなんかの、熱くなるところには、錆止め・ワックス何にも訊かず、すぐに
錆が出てきます。
ほいでもって、マフラーの中には「水」も出てきますんで、錆から、腐食になって、穴が開い
ちゃいます。
フツー鉄がさびても、穴が開く程って、なかなかご家庭では無いですが、自動車のマフラー
なんかは、しょっちゅうです。
こいつが、穴あきマフラーで、なかなかスポーティーなエキゾーストサウンドを、響かせます♪
右のほうに、もにょもにょっとした部分は、以前に穴が開いて、「パッチ当て」と呼ばれる、
方法で鉄板を切って穴に当て、溶接でひっつけました。
(自転車のパンク修理のパッチ当てと、同じ感じです)
ほいでもって、今回は又すぐその左側に、大きな穴が!
ここいらへんの、鉄板はさびて薄っぺらくなっちゃってるんで、今回は、ココを取り除いて、
違うパイプをひっつけます。
まずは、切断!
まっすぐな所は、長さとパイプ径が合えば、簡単なんですが、今回は曲線部分なんで、
似たような角度のパイプを探し、長さを測って取り付け!
この辺は、顧問のお得意作業です♪
どうです!? こうしておけば、次はなかなか破れません!これで、又しばらくは安心♪
この綺麗な曲線美! でも、地上に車を降ろせば、覗き込まないと見えません…
以上が、「マフラーの穴、塞いどきました」の内容でした♪
2007/06/07 <ベンツ> 修理事例, <輸入車> 修理事例
オイル漏れシリーズ!
一時多かったメルセデスベンツの直列エンジン。
タイミングチェーンのカバーからのエンジンオイル漏れ。
(W124,260E,300E,300E-24,E280,E320,W210,等に)
ふつー殆どのパッキン部分って、パッキンを挟んでボルトで締め付けるんですが、ココは
構造上、縦・横両方にパッキン面があり、締め付けれ無い下側の黒い「コ」の字型をした
パッキンが古く・堅くなると漏れてきやすいのです。
お次はポルシェ968。 このポルシェは前置きエンジン。
(しかしミッション&デフがリヤで重量バランスバッチリ!)
バランサーシャフトって言う、エンジンの振れを押さえるオモリの棒が入っている箱の前後
からの漏れ。
次はサーブ。↓こんな所から、オイルが出ている!
(修理by サービス顧問)
たかがオイル漏れ。パッキンを替えるだけなんですが、そのパッキンはヘッドガスケットと
呼ばれ、エンジンを上下、真っ二つに!まん丸で並んで居るのが、「ピストン」って所です。
エンジンオイル,パワーステアリングオイル,ミッションオイルにデフオイル。
この辺のにじみは少々許せますが、ブレーキオイルや燃料の漏れは
早期修繕を!!
2007/05/11 <ベンツ> 修理事例
ちょっと大袈裟なタイトルですが、、、(^^)
W220は結構ヘッドライト内の曇り、汚れが気になりますよね。
お客さまからのご依頼もありましたので、今回分解・清掃を行いました。
車輌 99 AMG S55L (W220前期モデル) フィアンホワイト
1.ヘッドライトASSY脱着
ヘッドライトはなんとボルト2本、ステー1つで固定されてます。非常にシンプル。
しかし、フロントバンパーを半脱着する必要があり、簡単には外れません。
Fバンパーモールの脱着も必要で、結構気を使います(汗)
↑フロントバンパー右側の中をインナー(タイヤ)側から覗いた画像。
ココの部品をチョコチョコっと外します。
2.レンズ脱着
ヘッドライトASSYが外れますと、後はこっちのモンです。レンズを外すのはそう難しく
ありません。 ただ、クリップ部を割ったりしないよう細心の注意で。
↑レンズ外した所。ウインカー部も当然ですが取外し致します。ポイントは、レンズだけ
キレイにしてもダメ。 ウインカー部のレンズも洗浄と忘れがちな反射板(メッキ部)の清掃。
ココをキレイにしてないと、せっかくここまで外しているのにもったいない!仕上がり半減!
タオル生地のヒゲと、指紋が着かないよう注意する事。 ヘッドライト部のパッキン(\1,030-)
も念のため交換しておきましょう。 しっかりと乾燥させた上で組み付けましょう。
さて比較。
さぁ、どっちでしょう?
画像では分かりにくいのが残念です。実際車輌に取付したら違いがはっきりしますね。
03年後期のクリヤー化(プロジェクター化)されたモデルも分解し調べてみようと思います。
2007/05/09 <ベンツ> 修理事例
車名;メルセデスベンツ SL500 (R230)
型式:GHー230475
症状:駐車場にオイル漏れの跡あり
原因:電子制御化されたオートマのミッションとハーネスを繋ぐ
カプラー内のOリングに難があり、経年劣化によってオイ
ル漏れ。 Oリング交換。 放っておくと、A/Tコンピュー
ターへオイルが入り、コンピューターがだめになる場合も
あり。注意。電子制御のオートマではよく起こる漏れ。
作業内容:A/Tカプラー Oリング交換
交換部品:A/Tカプラー Oリング
2007/05/02 <ベンツ> 修理事例
<修理事例>
2000年BENZ(ベンツ) E320アバンギャルド GF-210065 W210
ATの変速不良です。
Rレンジ、Dレンジにシフト入れると「ドン!!」すっごいショックが、、、
走行しても3速固定。AT緊急モードに入ってますな。。。こりゃ。。
エレクトロニックプレートの交換です。
ATオイルパン脱着しますので、ついでにオイルパンパッキン、
ATFオイル(抜けた分)、EGSカプラー部のOリング2ケ交換しました。
症状は極似ですが、EGSユニットの不良という事もありますよ。
この車輌はエアマスセンサーの数値も基準を外れてましたのでエアマスセンサーも
交換。学習値リセット&試乗ですっきり^^
せっかくATが直ったのに、エアマス不良によるAT変速不良すれば気持ちが悪い
ですよね。。。
ボチボチ金額のかかる修理となりましたがフィーリングGOOD。