2008/10/19 <国産車> 修理事例
今回は、ホーン交換にて。
欧州車を初め、たいがいの輸入車には、元々イイ音色のホーンがはじめっから付いてきますが、
日本車の音は…
車検入庫頂きました、N氏のアコードワゴン。
ご要望は、「この、【びーーっ】って言う音が、嫌やから替えて」。
昔はホーンの交換作業が良くありましたが、最近ではめっきり無くなり、久々のご依頼♪
まず、この車両にはリレーが付いているのかな???と、検電テスターを持ってきて、常時プラス
が来ているのかマイナスが来ているのか?… マイナス!と言うことはリレーが付いているので、差
込口を付け替えて本体を取り替えて終了♪
って数分の作業、カンタンドレスアップ?ですが、久々にやると楽しいっす♪
吟味して選んだ音色はコレだ! 1.2.3.
うーん迷惑… 住宅街でのテストはホドホドに##
2008/10/13 <BMW> 修理事例
今回は、車検時に良くある、消耗品?ネタにて。
■「タペットカバー・パッキン」交換。
■「バルブカバー・ガスケット」取り替え
■「ヘッドカバー・カスケット」…
■「カムカバー…」
色んな言い方が有るんですが、何せエンジンの一番上のカバーのパッキンです。

最近のエンジンの上には色んな物が付いていて、なかなかカバーが外せません…
外してみると、

こんなパッキンが、シリンダーヘッドとカバーの間に挟まって、オイル漏れを防いでくれます。
ちなみにカバーを外すと中身は


こんな部品がくるくる回ってオイルをそこら中へまき散らします。
ちなみにこの車両は、外側に漏れだしたのではなく、車検入庫時に点検を進めていくと、
プラグ穴にオイルがどっぷり!プラグの頭までオイルに浸かっていました!
外に漏れ出ているわけでは無いので、お客様は気づかれません…
(いずれはあふれて漏れだして来ますが)
#「エンジンの上のカバーからオイルが漏れて来ています。」
*「特にガレージに漏れた形跡はないけどなぁ。」
#「外には出ていませんが、中で漏れて、プラグの穴に溜まってきています。」
*「なかに溜まってるだけやったら、ええんちゃうん?」
#「現状では、外から見えないので、車検には合格します。
このまま放っておくといずれは外に漏れだしますが、
それまでにサプレッサーやイグニッションコイルまでオイルまみれで
痛んでくると、エンジン不調の原因にもなってきます」
*「なんかようわからんけど、アカンねやったらやっといて。」
#「…」
って、口ではなかなか説明が難しいですが、そんな連絡がはいれいましたら、こういう事ナンで宜しくです♪
2008/09/14 <輸入車> 修理事例
今回はフォグランプの修理です。
フォグランプのレンズ割れ。それなら交換?部品は無し…それなら中古?それも無し…
取り外して協力業者のガラス屋さんにお願い。こんな風に仕上げて欲しいと割れていない方を見本に。

曲面ではなく真っ直ぐの板ガラスなんで、大きさを測って切って貼り付けて貰えれば、とお願いしましたが、
出来上がってくると、芸が細かい!!

ブランド名?とまわりのボカシまで真似して作って来ました!!
ココの業者さんはカッティングステッカーも施工されているのでステッカーで作ろうと考えたらしいのですが、
熱でイカ巻きになるかも?とプライマーを使って手書き!
いやはやお疲れ様でした♪てか、半分趣味の世界ですね。
2008/09/07 <ベンツ> 修理事例
ドアミラーの続きを。
配線を修理後に、ヒューズを取り替えても不具合が残る車両…それはガラス面の角度調整側に
現れます。
配線の被服が破れてプラス回路とマイナス回路がショート。
結果、一番弱いスイッチ付近のプリント基板がやられちゃいます。 じゃぁそこを取り替えれば良い
んですが、これまたパワーウィンドウスイッチが一体型!
そこで、まずはパワーウィンドウスイッチ一体で車両から取り外し、続いてスイッチ類を取り外します。

次にプリント基板を取り外します。

見えますか? 下側がミラースイッチ部分で、 黒く焦げてますね…
アップにしてみると、

良く分かりますね♪左下も少し損傷が見られましたが、見た目だけで、作動はOKでした♪
よく似た配線を探してきて、ハンダで合体!あとは、見栄が悪いんスが絶縁処理を。

基盤をケースに収め、取り外したスイッチ類を取り付ければ完成♪

組み上げてしまえば、見栄が悪かったテーピング絶縁処理も見えません^^
と言う直し方も有りますが、修理はやっぱり修理。
中には「新品が気持ちいいので、新品に取り替えて」と言うご要望も♪
■本体修理(安いが時間が掛かります…)
■中古品(安い目ですがこれも探す時間が…)
■リビルト品*中身新品再生品(新品より安く保証付き)
■新品(早いし保証有り!価格は普通に)
色んな直し方をご提案致しますので、(中には新品しか無理な物も…)ご希望をお知らせ下さい。
2008/08/31 <ベンツ> 修理事例
今回のご依頼は、ドアミラーが動かない。
車種はメルセデスベンツCクラス(W202)のC200ご連絡を受けた瞬間から、原因は配線かな?
W201=190Eでは電動格納は付いていませんでしたが、このCクラス(W202)からは電動格納に♪
しかし、この初期モデル…年数劣化で配線の被服がぼろぼろに。
こちらはSLクラス(R129)です。

折れ曲がって、切れちゃいます。折れ曲がったところを繋いでも、又同じ事になるので、折れ曲がる
部分を日本製の柔らかい配線に交換♪
こちらはCクラス(W203)です。

こちらも配線が堅くなって、折れ曲がって切れちゃうんで、柔らかい配線に取り替え♪
切り取った配線は、プラスチック棒の様にカリカリ!
W210のEクラスはW202のCクラス同様。

ドアミラー内の配線の被服が…
ちなみに今回ご依頼のCクラス(W202)、C200ほとんどの絶縁体が無くなっています!

そこで!ターミナルをカプラーから抜き取り、ドイツから取り寄せた!?熱伸縮チューブで再生します♪

この車両はモーターの配線が3本と少ないんですが、装備の多い車両では7本有ります。
それとミラーガラスの熱線に2本。合計片側9本、左右で18本!結構時間が掛かります…。
取りあえずミラー内の配線を治して、お次はヒューズを点検して、取り替え♪
コレでOK!な時はラッキー!? コレでも動かないときは…
>>>続きはこちらから…では無くて続きは来週に=3=3
2008/08/24 <ベンツ> 修理事例
オリンピックも終わったところで、今回はベンツSLクラス(R129)の600SLのレベリングオイル
漏れを♪
元々のご依頼は、「段差でタイヤがフェンダーに当たる」とのことで見てみると、エライ車高が低い!?
ボンネットを開けるとレベリングオイルが空っぽ… タイヤが引っ掛かって歪んだフェンダーを元に戻し、
オイル漏れ点検。
右前に付いている、バルブ付近からオイルが漏れていました。

取りあえず外して、取り付け面のオーリングを取り替えて、組み付けるがやはりその辺から漏れてくる…
本体の上にはフレームが被さっていて、なかなか目視では何処から漏れてくるのか見えにくい…
今度は綺麗に洗浄してから小さい鏡と電灯を使って入念に点検!!目の中にオイルが!!やはり
見えない…
再度綺麗に洗浄して、今度は指で触りながら点検。 「わかった!」 バルブ頂上の蓋の様な部分から
出ていました。
取り外して、分解してみると、ゴム状のパッキンが、サクサクバラバラに。

じゃぁそこのパッキンを取り替えれば!と、展開図を貰うと、本体一式の部品供給で…55万円也?!!
本体が故障して作動不良なら仕方が無いけど、こんな輪ゴムが劣化しただけで、本体取り替えは
もったい無いので、工場中のオーリングを探しまくり!何とか同じ様な大きさのオイル用オーリングを見つけ、
全てのオーリングを交換♪

専用じゃないので、新品純正部品よりも若干劣化は早いかも知れませんが、数年前に作って保管して
あった部品よりも、新しい日本製オーリングの方が逆に良いかも♪
2008/08/23 ちょっとした話
ガソリン価格の高騰でセルフ式スタンドが人気ですが、その反面、思わぬトラブルも増加してい
ます。初心者でも失敗しないポイントを確認しておきましょう。
1.燃料の入れ間違いは事故の元
給油の基本は、エンジン停止と火気厳禁、すべての操作を一人で行うのが鉄則。ほとんどのスタ
ンドは一方通行なので、案内に従って移動しましょう。
トラブルのトップは「誤給油」!ガソリン車に軽油を入れてしまうというもの。原因は軽自動車だから
軽油と勘違いするユーザーが多いためで、昨年は全国で約400件が報告されています。間違った
給油は走行中に突然エンスト、事故の元になるので要注意。
秋から冬にかけては、静電気が火災の原因になることもあるので、給油機に付けてある「静電気除
去パネル」に触れて放電するのを忘れずに。
2.注ぎ足しは絶対禁物
給油ノズルは給油口の止まるところまでしっかり差し込み、レバーを引くと満タン時には自動的にス
トップします。調査によるとノズルの差し込みが浅くオートストップが作動しなかったり、注ぎ足しをした
ことで「吹きこぼれがおきたことがある」と答えたセルフスタンドは95.5%、一般のスタンドの77.6%に
比べて約2割も多くなっています(JAF調べ)。ガソリンはマイナス40℃以下の低い温度でも引火する
ので、くわえタバコは厳禁です。
給油終了時に意外と多いのがキャップの閉め忘れ。カチカチと音がするまでしっかり止めたら給油完了!