2008/06/12 <ベンツ> 修理事例
作業は一旦保留にして、お客さまと相談。
車両をパーキングへ移し、他の作業車両と入れ替え。
!? ふと見ると、何故かW210専門店♪


なぜか偶然集まるんですよね?。 ちなみに作業内容はエアコンのガス漏れ。
なかなか難儀な室内のエバポレーターを取り替えデス。

先週は、アルファ・ランチア・アウトビアンキと一風変わった感じに♪

こちらは部品が…国内無し!本国無し!生産中止!
でこれまたうまく進まず…
しかしここは、氏田自動車 「 工 作 所 」 。
ナンとか治していきましょ?=3
2008/06/10 ちょっとした話
運転次第で燃費2割改善も 財団法人省エネルギーセンターによると、省エネ運転の励行
で燃料消費量を2割前後は節約できるそうだ。
カギは発進時と停車時にある。
発進のコツは「ふんわりアクセル」。 急発進・急加速はしていないと思っている人でも
「今より一呼吸置き、少しだけ緩やかに発進すれば燃費は改善する」(谷口正明エコドライブ
推進部長)。
発進から5秒で時速20キロが目安という。 停車の際は路線バスのようなアイドリングストップ。
エンジンを再始動する方が燃料消費が大きいイメージもあるが「5秒以上の停車ならエンジンを
止めたほうが燃費はいい」(同)そうだ。
エンジン停止時もキーを「オン」の位置にすれば、エアバッグなどは機能する。
ただし、ブレーキ力は弱まるので、坂道では注意が必要だ。
2008/06/05 <ベンツ> 修理事例
今回、紹介でご入庫頂いたメルセデスベンツ(W210)E320走行中に、ラジエター
(冷却水)警告灯が点灯。
そのまま走り続け、エンジン焼き付き…ディーラーさんの見積もり1??万円!!
「なんとか安く治してあげて」とのご依頼でした。
まずは、状態確認から。何が原因で水漏れを起こしたのかな?
とラジエターに水を入れ、エンジン始動。
!!!!!!!!!!!!!!!!!
入れた8リットル程の水は一瞬で噴き出し、工場内は天井から壁まで水びたし…
エンジンの損傷がひどくて水漏れ確認出来ず、エンジンの損傷点検に。
ヘッドガスケットは、弊社顧問も見たことがない位のぼろぼろ状態!
自分的には、なんでココまで
こうなる?
ちなみにシリンダーにも数本の縦傷が…

バルブは欠けてました。

取りあえずヘッドが使い物になるのかどうか水圧テストに出しました。
部品を調べると、ピストンリングは国内欠品中…
テストの結果待ちデ来週に持ち越し♪ イケてますよーに ┏【●_ _】┓ぉ願ぃ∪ます
2008/06/02 <ベンツ> 修理事例
前回からのつづき、、、、、です!
4 エアコンユニット「EC」ランプ点灯して、切り替え効かない!
もちろん、冷たい風が出ない!熱い!
これも様々なのですが、軽傷であればエバポレーター温度センサー不良。
なんらかのエラー(故障)により、コンプレッサーが働かないように制御されて
おります。まずはテスター診断、実測値確認!それからデスネ。
5 オイル漏れ
比較的低走行車両には少ないですが、まぁファイナルモデルでも6年以上
経過してますからね。。。両バンクタペットカバーから、ついでにブローバイ
ケースのシーリングのやり直し、エレメントケースのガスケット、Oリング、
この辺は押さえておきたいっすね。
ATのEGSカプラー部も要注意!替えるだけじゃなくハーネスの確認も必要!
6 テールランプ不点灯
比較的ブレーキランプが多いです。なぜか?点灯時の熱でテール本体が
変形し、接触不良を引き起こす!警告灯点灯したのに確認すると全部点灯
してたりします。対策としては、交換が良いのですが配線取付加工したりします。
とりあえず思いあたる所あれば点検してみてください。
よくご相談いただくケースがあるのですが、上記はあくまでも比較的多い例としてお考えください。症状だけ聞いて、「あ!それはコレ」みたいに断言されることもあるかと思いますが、あくまでも点検/診断後でないと、気軽にソレ交換してみてとは言えません。
言ったらスグ答えてくれるのがカッコイイ整備ではありません!推測は立てますが、先も考えシッカリ直す!先入観を持たない!
なかなか難しいケースもありますが、がんばっていきまーす。早川でした。
2008/04/03 ちょっとした話
今回は何故か最近連発のハブベアリング偏。
ハブのベアリングって言うのは、タイヤの中心に付いていて、タイヤと同じにくるくると回っているベアリングです。
このベアリングが劣化してくると、走行音が速度に合わせて「ゴー」と鳴って来ます。
ちなみに単体にするとこんな物です。

外側の筒と、中側の筒の間にボールがたくさん入っていて、油を詰め込んでいます。
そのボールが転がる溝に傷が付くと、異音発生!

このまま使用を続けると…傷口が広がり、すり減ってきて、ガタに変身。
異音だけでは検査にも合格しますが、ガタになると検査も不合格。自動車には人間の様な自己治癒機能が有りませんので、放って置いても治りません。ひどくなるばかりです。
(電装部分は接触で治ることも有りますが)
ゴーってうなり出したら、早めに点検をお願いします。
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2008/03/27 <BMW> 修理事例
今回は、良くある修理のオイル漏れにて。
簡単に分かるはずの、「ボタ漏れ」@下を覗くと、数秒に一回「ポタッ」。
コレならすぐに分かるであろうと、ボンネットオープン!? ? ?

エンジンルームの各所がオイルだらけ!!!しかも基本的に漏れの探求には、「上」「前」から広がっていくのですが、一番上の一番前はイグニッションコイル!?
なわけ無いヤロ… でも漏れてるw
すぐに判ると思った物の、あちこちからオイルが出るまま原因がその場で判らず、お預かりに(-_-;)
リフトアップしてみていると、エンジンオイルの目薬ガッ!顔にも身体にも頭にも!下からは見ていられないんで、やはり上からチェック@
と見ているとエンジンハーネスのつなぎ目と言うつなぎ目からポタポタ…ッッッッッッッ!!!
となれば原因はオイルプレッシャースイッチ!

って言うのは、エンジン内部を潤滑しているオイルの圧力を測る物もので、オイルが無くなってきたりしたら圧力の低下をドライバーへインジケーターランプによってお知らせするセンサーです。
このスイッチの内部のギボシ端子からオイル漏れ。

スイッチには水、埃の進入を防ぐためにラバーブーツが被っていて、密閉されています。
本来、水分等の進入による錆=>接触不良を防ぐ為ですが、中から漏れたオイルもそこから外に出れず!外に漏れ出せ無いため、配線のカバーの中を通り、エンジンハーネスカバーのトンネル内をひたすら突き進む!
で、つなぎ目となるところから、ポタポタ…そのハーネスに一体となっている、点火系の方にも突き進み、イグニッションコイルにまで、瀧登り====<=<Iそこで配線の先からオイルが解放@@
オイルプレッシャースイッチを取り替えれば、修理完了@ とはイカず…ひたすらオイルの洗浄!
エンジンハーネスカバーのトンネルの中!各、電装部品とそのカバー内!なんとフレームの中にもたっぷりとオイルが!洗っても洗っても時間が経つと、黒い涙が(T_T)
水分進入防止の為の完全密閉ですが、中からの漏れが出ると、なかなか厄介でした@