2008/02/07 <輸入車> 修理事例
今回は、たまーに発生するボルボのODOメーターで行きましょう。
ODOメーター(総走行距離を示す積算計)が突然動かなくなる!って事が有るんですがコイツは、なってもすぐには気が付きにくいですね。 しばらーくしてから「アレ?」てな感じでしょうか。
アッパーダッシュ(インストルメントパネルの上側)を取り外し、メーターをごっそり取り外し、分解。
すると、小さいギアの歯が一つ欠けてました。

なら、このギアを取り替えー♪って思ってもギアのみの部品供給は無く、スピードメーター取り替えXXX
じゃぁ同じ様なギアを探して付けてやろうと、いつもの部品取り用分解済みオーディオを持ってきて
探すが… 同じ様なギアは色々有るんですが、 歯数が合わない!(国によって規格が違うんでしょうか。)
取り付けて上げれば、取りあえず動きますが…正確な距離は出ないですね***
で、結局メーターの専門店に依頼するんですが、このギア一個作ってもらうのに、けっこー費用がかかります。
しかし、物は考えよう♪この欠けたギアから型を取って作り出すんですし、新品の値段からすれば
安い!かな? 歯数さえ合えばもっと安く直るのにー!
ってチョット悔しいボルボのメーター修理でした。
2008/01/24 <ベンツ> 修理事例
本日は、メルセデスベンツEクラス(W210)のルームミラーの修理偏でいきませう。
W124(Eクラス)のミラーでは自在継手部分のカラーが割れ、ミラーがグラグラになるトラブルが、ちょくちょく有りました。
今度のEクラス(W210)のミラーにも同じ様な事が…内部でスプリングプレートを引っかけているフックの爪が劣化で折れるとグラグラになっちゃいます。

で、まずはその爪をせっちゃくー♪

これだけでは、また折れちゃいそーなんで、特殊なパテ???(きぎょーひみつデスm(__)m)にて強度アップ!
これにて修理かんりょうー♪ たかがミラーのがたつき…新品は驚万円!中古品でも高万円!
修理後の中身はちょっと粘土細工っぽいですが、組み付ければ、中身は見えないし機能が回復すればコレでじゅーぶん♪ んーホンットに修理って楽しいですねー♪
2008/01/17 <ベンツ> 修理事例, <輸入車> 修理事例
今日は、ヘッドランプの修理について。
まずは、雨漏れ・・・ こちらは、メルセデスベンツCクラス、W203のヘッドランプです。

ヘッドランプの内側でストーブでも焚いているような水滴が付くことが有りますよね。
それは、雨漏れを起こして中に水が溜まってるんです。
ヘッドランプ本体に、割れが無いときは、殆どが合わせ面からの進入です。
その場合は、画像右の大きな輪ゴムの様なパッキンを取り替えてあげます♪
電球を付け替えるフタの部分にも、パッキンが付いているので要注意!!!
組み付けたら、点灯確認、光軸調整で完成@@
お次は、V.W.フォルクスワーゲン/ゴルフのヘッドランプ修理。 欧州車に時々有るんですが、光軸調整が効かない!
殆どのお客様は気づかれずに乗っているんですが、車検で光軸を合わそうとすると、うごかないー。
見てみると、中のリフレクター(反射板)がグラグラ…

このヘッドランプは、非分解式で内部の部品供給も無し!
なんで、まずは慎重にヘッドレンズを貼り付けているシーリングをカッターナイフで切りながら、レンズを取り外し。
レンズが外れれば、あとはカンタン♪しかし、部品が出ていないので、せっちゃくざいにて補修ー♪
もしもココだけーの部品が出てくれていれば…推測200円…くらい?
接着がガッチリ効いたら、シーリング剤にてヘッドレンズを貼り付けー完成ー♪
しかし、最近の車はドンドン内部の部品供給が無くなり、アッセンブリー(本体一式)での供給になってきました。
細かい部品の在庫管理が大変なうえ儲からないからかな?まぁ出来るだけ修理代を抑えて、輸入車を楽しみましょー♪
2007/12/27 <ベンツ> 修理事例
今日は、メルセデス・ベンツの消耗品関係を少々。
まずは、ちょくちょく耳にする、「エンジンマウント」じわじわ劣化してくるので、劣化具合が
体感的に分かりづらいですが、新品に取り替えると、違いがかなーり良く分かります!

以前のベンツのマウントはペシャンコに成るだけでしたが、最近(って、これはEクラス(W210)
ですが…)の物は、オイル漏れも発生!
ちなみに、一番手前がオイル漏れ。真ん中が、劣化してペシャンコ大(Dレンジ信号待ち時に
ボディ振動ブルブル)
一番奥が、新品です。 背が高いでしょ?エンジンの振動が、シートや足元、ハンドルに伝わって
きたら要点検です!
お次はテンションロッドのブッシュ。こちらはEクラス(W211)の物ですが、やはりオイル漏れを伴います。

ブレーキ操作等によって、フロント足回りが、前後に動くのを抑えてくれます。
昔はオイル漏れと言うと、エンジンオイルにパワステオイル、ブレーキ・ミッション・デフと、
決まっていましたが、ブッシュやマウントも劣化すればオイル漏れが発生##
お次はまたEクラス(W210)ですが、車検時に良く引っかかる「フロント・ロア・アーム・ブッシュ」
前の足回りがボディーを接合している、可動部分です。

タイヤを外して、前のバンパー左下からの写真です。
まずは、ロア・アームの取り外しから。

この丸い筒の中のゴムが劣化、亀裂します。

(この画像は右側です)

左の白い方のブッシュが劣化して、ガタが出てきます。(右の小さいほうは、なかなか劣化しません
が、部品が一緒に付いてくるので、一緒に取り替え♪)

かんせー♪ 苦労して取り替えても、タイヤをつけて降ろしてしまうと、何処を触ったのか分かりません…
しかし乗ってみると!足回りがしっかりシャキッとします!
走行中にブレーキを踏んだり離したりして、ガクガク感が出ていれば、お早めに♪
W220のSクラスでは、ガタがひどくなって取り付け部分が削れることも!
2007/11/22 <ベンツ> 修理事例
先週の早川さんがエアサス画像を取り忘れみたくカンジやったんで、手持ちのエアサス漏れ
点検中画像、

この蟹の泡が決めて♪ (この場合は安く治りまっ◎)
2007/10/18 <輸入車> 修理事例
今回はポルシェ・968にて!
ほとんどの車は、エンジンとミッション(変速機)が一体になって車に収まっているんですが、
前後の重量配分を考えたスポーツカーなんかでわ、この重たい二つの部品を前と後ろに分
けて積んでいます。
今回のポルシェ968も、そーゆー作りなんですが、そのエンジンとミッションを繋ぐ間に、
ショックを吸収させるゴムのダンパーが入っています。
あの加速に絶える作り!なんですが、距離、年数と共にやはりゴム部品。劣化します。
エンジンのすぐ後ろに居てますんで、そこを外せば… って訳にいきません…

(丸い穴の中に、フライホイールとリングギアに挟まって…)
その間のジョイントを外そうとすると、エンジンかミッションを降ろさなければ、前後にジョイント
をずらす事すら出来ません。ので、まずは簡単なほーで、ミッションを取り外す。


ご存じの方も多いでしょうが、この車種は結構以前の物で、ボルトが錆びてゆるみませーん!!!
で、顧問を初め、自分に吉田、石橋、堀尾とよってたかって、何とかぶんかいーーー!
で、出てきたのがこんな部品です。

タガネにハンマー、ドリル、逆タップ…色んな工作機器にて何とか取り外しましたが…
部品はドイツ・オーダー!!!で、届いたのが、

コレで又、10年以上安心です♪
2007/10/11 <輸入車> 修理事例
今日は、JAFさんにてレッカーで運ばれてきた、「ボルボVOLVO850エステート」にて♪
キーをひねると、一瞬掛かるがすぐ止まる…キーを切ったかのごとく、1秒でアウト!!!
まずわ、テスターを繋いで診断♪ おっ!! メチャメチャたくさん故障コードが入っている。
とりあえず消してみて、再度トライ、ありゃ?今度は何も入らず…ってことわ、センサー、配線系
でわなく作動系…
ってことで基本点検開始!! まずわ、エンジンルームから。 ボンネットを開けて簡単な火花から…クランキング時の点火OK! 次はガソリンを…!! 来てる!!
んっ?そんなはずわ… あれやこれやと調べていくと、 初めの一瞬だけガソリンが来てすぐ止まる。
ってことわ、ポンプの作動点検に… トランク内のケースの蓋を取り外し、じゅうたんを取り外ずし、
サービスホールカバーを取り外すと、フューエルポンプ発見!
電圧を測定すると、始めの一瞬しか電圧掛からず!!

残念…!と次は作動回路の点検に配線を追って行くと、結局はリレー(信号を受けて作動する
スイッチ)の不具合でした。
簡単な構造のリレーで¥6890と安価なため
取替にて糸冬了—!
「フューエルポンプ作動回路点検」って奴の中身でした!