2008/03/27 <BMW> 修理事例
今回は、良くある修理のオイル漏れにて。
簡単に分かるはずの、「ボタ漏れ」@下を覗くと、数秒に一回「ポタッ」。
コレならすぐに分かるであろうと、ボンネットオープン!? ? ?
エンジンルームの各所がオイルだらけ!!!しかも基本的に漏れの探求には、「上」「前」から広がっていくのですが、一番上の一番前はイグニッションコイル!?
なわけ無いヤロ… でも漏れてるw
すぐに判ると思った物の、あちこちからオイルが出るまま原因がその場で判らず、お預かりに(-_-;)
リフトアップしてみていると、エンジンオイルの目薬ガッ!顔にも身体にも頭にも!下からは見ていられないんで、やはり上からチェック@
と見ているとエンジンハーネスのつなぎ目と言うつなぎ目からポタポタ…ッッッッッッッ!!!
となれば原因はオイルプレッシャースイッチ!
って言うのは、エンジン内部を潤滑しているオイルの圧力を測る物もので、オイルが無くなってきたりしたら圧力の低下をドライバーへインジケーターランプによってお知らせするセンサーです。
このスイッチの内部のギボシ端子からオイル漏れ。
スイッチには水、埃の進入を防ぐためにラバーブーツが被っていて、密閉されています。
本来、水分等の進入による錆=>接触不良を防ぐ為ですが、中から漏れたオイルもそこから外に出れず!外に漏れ出せ無いため、配線のカバーの中を通り、エンジンハーネスカバーのトンネル内をひたすら突き進む!
で、つなぎ目となるところから、ポタポタ…そのハーネスに一体となっている、点火系の方にも突き進み、イグニッションコイルにまで、瀧登り====<=<Iそこで配線の先からオイルが解放@@
オイルプレッシャースイッチを取り替えれば、修理完了@ とはイカず…ひたすらオイルの洗浄!
エンジンハーネスカバーのトンネルの中!各、電装部品とそのカバー内!なんとフレームの中にもたっぷりとオイルが!洗っても洗っても時間が経つと、黒い涙が(T_T)
水分進入防止の為の完全密閉ですが、中からの漏れが出ると、なかなか厄介でした@
2008/03/13 <輸入車> 修理事例
えっと、こないだ信号待ちでガラスを割られッテ書きましたが、
やはり多いのは、深夜の車上荒らし…緊急脱出ハンマーの出現により、増えたとか???車内の見えるところには何も置かないようにしましょう。
で、MCCスマート…ガラス交換でもやっぱりこうなります。
でもなんか慣れてくると、これはコレで分解しやすいかな?こんだけ中身が丸見えになるってのがイイですね♪ガラスの破片も隅までスッキリ!
そして、ガラスの破片で、ダッシュボードに傷が付くと…「取り替え」になります。
コレがなかなか大変です=3=3 (ッテ作業は吉田さんにお任せデスが)
「車両保険」 高いけど、やっぱり必要ですよね。
セキュリティーシステムもドンドン良くなって来ましたので、保管場所に不安のある方は、スタッフまで♪
2008/02/28 ちょっとした話
今回は、「曇り止め」(エアコン)の使い方について@って、「いまさら聞かなくてもっ!」って方は、飛ばして下さいね(謝…)
エアコンってのは、基本的に暖かいヒーターと冷たいクーラーをひっつけたモンですが、最近はオートエアコンも増え、あまりエアコンのスイッチ類を触ることもなくなってきました。
オートエアコンの場合、日頃は22℃や25℃等、自分の好みに合った設定温度にしておいて、スイッチも入れっぱなし…後は内気循環の切り替えを操作するぐらいですが、最近のような寒い日や、雨で湿度が高い日に、ガラスの内側が曇ってきたら、曇り止めのデフロスタを押す位でしょうか?
①ここでまず一点。デフロスタの効果。
ガラスの内側が曇ってくるということは、ヒーター等により、車内が車外よりも温度が高く、ガラスの内外で温度差がある場合。
この場合はガラス自体を温めてあげて、曇りを取る。 これが基本的なデフロスタの作動で、
フロントガラス、左右フロントドアミラーに向けて暖かいヒーターを出し、ガラスを温めて曇りを取る。
*ドアミラーに向く吹き出し口が、自分の顔の方向等に自在に動く車両については、こちらを上外のミラーの視界のほうに向けてあげてくださいね。
ちなみに後ろのガラスに熱線が入っていて、熱線に電気を流してガラスを温めて曇りを消すのも、同じ効果です。(こちらは雪・霜、溶かしにも効果ありです)
②もう一つは、車内の湿度を下げてやる。これは「クーラーのスイッチを入れる」事です。夏場にはよくクーラーを使って、車の下から水がぽたぽた落ちてきてますよね。 アレです。 濡れた衣服・荷物で乗り込んで暖められたら、蒸気になっちゃうんで、その湿気をクーラーのエバポレーターで吸収して、車外に出します。
それと基本的に、冬場のヒーター作動時は、「外気導入」です。「内規循環」にしていると、すぐに窓が曇ってきちゃいます。さらに窓の上にバイザーが付いている方は、何処かの窓を1cm程開けておくと、それだけでも殆ど曇りませんよ♪
③最後に一つ。
基本的には温度差から、曇り発生が多いので、温度差をなくすために、窓を全開!これはなかなか瞬発的に効果ありです。 でも雨が入ってくる…寒い…が伴うので、窓を全開!で、クリアな視界になったら、窓を閉めてデフロスタをお忘れなく♪
ちなみに、より効果的に!みたく思ってフロントガラスに冷たいクーラーの風を!ってやると、今度はフロントガラスの外側に霜がついてよけーに見えなくなるので、併用は避けてください(@_@)
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2008/02/21 ちょっとした話
今日のお題、「セキュリティーフィルム」って知ってます?
ガラスを割られても、破れなくするシロモノです。自分は業界人ですので、当然知ってはいたのですが、
なかなかその良さが、自分の中で分からずに居ました。
先日お客様とお話ししているときに「なるほど☆」と必要性が分かりました。 それは…自分も聞いた話なんですが、お客様の知人が信号待ちで窓ガラスを割られてシートの上に置いてあったバッグを盗られた話です。
その時、バッグを盗られたことやガラスを割られたことよりも、もっとイタかったのが、ガラスの破片が目に入ってしまったことだったようです。
一人乗車の運転席で目にガラスの破片が入ったら・・・誰でもどうしようも無くなりますね。しかしガラスよりも高価なセキュリティーフィルム。 一枚施工¥26250也$$
この価格をどう思うかは人それぞれですね。(自分もその話を聞くまでは「高い!」って思ってどなたにもお勧めしていませんでした。)
やはり高いなら、ガラスが破れても、せめて飛び散りにくい「UVカットフィルム」コレでも普通のフィルムよりは高価ですが、万が一を考えると???
取りあえず、外から見えるところにバッグ類を置かない!(特に女性の方!)これはすぐに始めましょう♪
もういっこ@コレもお客様から聞いた話ですが…友人を隣に乗せてコンビニへ@着くと友人が助手席で寝ていたため、エアコンを切らないようにエンジンを掛けたままコンビニで買い物♪戻ると車がない…???
無施錠でエンジンかけっぱのその車両は、一瞬にして乗り逃げされてしまいました!!!その車両では、助手席の友人、運転席の泥棒…お互いに「ギャーーーー!!!」と言う叫び声の後、運転席の泥棒は運転席から飛び降り、後ろから付いてきていたもう一台の車に飛び乗って去っていったらしいです。
うー恐い恐い###
2008/02/07 <輸入車> 修理事例
今回は、たまーに発生するボルボのODOメーターで行きましょう。
ODOメーター(総走行距離を示す積算計)が突然動かなくなる!って事が有るんですがコイツは、なってもすぐには気が付きにくいですね。 しばらーくしてから「アレ?」てな感じでしょうか。
アッパーダッシュ(インストルメントパネルの上側)を取り外し、メーターをごっそり取り外し、分解。
すると、小さいギアの歯が一つ欠けてました。
なら、このギアを取り替えー♪って思ってもギアのみの部品供給は無く、スピードメーター取り替えXXX
じゃぁ同じ様なギアを探して付けてやろうと、いつもの部品取り用分解済みオーディオを持ってきて
探すが… 同じ様なギアは色々有るんですが、 歯数が合わない!(国によって規格が違うんでしょうか。)
取り付けて上げれば、取りあえず動きますが…正確な距離は出ないですね***
で、結局メーターの専門店に依頼するんですが、このギア一個作ってもらうのに、けっこー費用がかかります。
しかし、物は考えよう♪この欠けたギアから型を取って作り出すんですし、新品の値段からすれば
安い!かな? 歯数さえ合えばもっと安く直るのにー!
ってチョット悔しいボルボのメーター修理でした。
2008/01/24 <ベンツ> 修理事例
本日は、メルセデスベンツEクラス(W210)のルームミラーの修理偏でいきませう。
W124(Eクラス)のミラーでは自在継手部分のカラーが割れ、ミラーがグラグラになるトラブルが、ちょくちょく有りました。
今度のEクラス(W210)のミラーにも同じ様な事が…内部でスプリングプレートを引っかけているフックの爪が劣化で折れるとグラグラになっちゃいます。
で、まずはその爪をせっちゃくー♪
これだけでは、また折れちゃいそーなんで、特殊なパテ???(きぎょーひみつデスm(__)m)にて強度アップ!
これにて修理かんりょうー♪ たかがミラーのがたつき…新品は驚万円!中古品でも高万円!
修理後の中身はちょっと粘土細工っぽいですが、組み付ければ、中身は見えないし機能が回復すればコレでじゅーぶん♪ んーホンットに修理って楽しいですねー♪
2008/01/17 <ベンツ> 修理事例, <輸入車> 修理事例
今日は、ヘッドランプの修理について。
まずは、雨漏れ・・・ こちらは、メルセデスベンツCクラス、W203のヘッドランプです。
ヘッドランプの内側でストーブでも焚いているような水滴が付くことが有りますよね。
それは、雨漏れを起こして中に水が溜まってるんです。
ヘッドランプ本体に、割れが無いときは、殆どが合わせ面からの進入です。
その場合は、画像右の大きな輪ゴムの様なパッキンを取り替えてあげます♪
電球を付け替えるフタの部分にも、パッキンが付いているので要注意!!!
組み付けたら、点灯確認、光軸調整で完成@@
お次は、V.W.フォルクスワーゲン/ゴルフのヘッドランプ修理。 欧州車に時々有るんですが、光軸調整が効かない!
殆どのお客様は気づかれずに乗っているんですが、車検で光軸を合わそうとすると、うごかないー。
見てみると、中のリフレクター(反射板)がグラグラ…
このヘッドランプは、非分解式で内部の部品供給も無し!
なんで、まずは慎重にヘッドレンズを貼り付けているシーリングをカッターナイフで切りながら、レンズを取り外し。
レンズが外れれば、あとはカンタン♪しかし、部品が出ていないので、せっちゃくざいにて補修ー♪
もしもココだけーの部品が出てくれていれば…推測200円…くらい?
接着がガッチリ効いたら、シーリング剤にてヘッドレンズを貼り付けー完成ー♪
しかし、最近の車はドンドン内部の部品供給が無くなり、アッセンブリー(本体一式)での供給になってきました。
細かい部品の在庫管理が大変なうえ儲からないからかな?まぁ出来るだけ修理代を抑えて、輸入車を楽しみましょー♪