YMCA ~子供たち~
2004/10/06 氏田 裕吉
心のこもった熱いメッセージをお伝えします。
今回は子供との関わりについてお話しさせて頂きます。
私の担当は小学校高学年、中学生の子供たちでした。
私がリーダーとなって、10人ほどの子供たちとグループ
を作って1年間一緒に、野外活動を行っていました。
月に1回ですが、1年間を通じて子供たちの成長を見ること
ができました。 また、4年間しておりますと、5年生だった
子供も中学生になり、どんどん大人になって私たちと同じ
レベルにまで話しをすることができるようになってきました。
そんな子供たちの成長を見れるのが楽しみでした。
この他にも、バスケットボールを教えたり、夏は海にキャンプに
行ったり、冬はスキーに行って指導したりとたくさんの子供たち
とたくさんの活動をしました。
そんな中でも、よく記憶に残っているのはダウン症の子供をグループ
に持ったスキーキャンプかもしれません。
私が言っていることも理解してくれないし、他の子供たちもその子の
ことを理解してくれないし、グループとしての活動がむずかしく、
そしてうまくまとまらず自分の力のなさをつくづく感じさせられました。
最終日に、高速道路のインターチェンジで、集合時間に遅れないように、
その子をおんぶして、走っていたのが今でも記憶に残っています。
他の楽しかった思い出よりもそのことが今でも頭に思い浮かびます。
子供たちと接して思ったことは、自分が子供たちを指導しているのですが、
実は素直な心を持つ子供たちから教えてもらうことのほうが多かったような
気がしてなりません。
社会人になってから、今まで旅行会社と自動車業界の2つの仕事をして
きました。 もし、もう一つ仕事を選ぶことができるなら、教育関係の
仕事についてみたいと今でも思っています。
元気があれば何でもできる。 今日もがんばっていきましょう。
氏田 裕吉