”ウスアジ”その後。
2007/09/17 安田 和弘
先週のデイリーを見た方から
何故クワガタムシの幼虫の名前が
“ウスアジ”なの?という質問を受けました。
あるお菓子に姿が似ているからなのですが、
それ以上は書けません。(失礼しました)
頂いたお客様から「出来れば温度は24、5度に保ってください。
あと数ヶ月は幼虫のままなので、餌である菌の入った専用のビンを
どこかで購入して交換してあげてください。」と
アドバイスを頂いておりました。
ところが、3、4日前に外から半透明のビンを見ると
ずっと潜っていた土の中から幼虫が上に
這い出しており、ビンを揺すると幼虫も動かなく
なっておりました。
「もしかして死んでしまったのかも?温度が高かったのか?
ユウスケ(息子)になんと打ち明けるか、、、。」などと思った
まま数日が経ちました。
昨日、数日振りにビンの蓋をあけた様子の息子が
「お父さん!ウスアジがサナギになってる!!
頭の所が割れて変な形になってる!」と叫びだしました。
「あちゃー。死んだまま置いておいて、痛んでエライ姿に
なってるのでは?」と思い、
「ユウスケ。命あるものはいつかは死ぬ運命やねんで。」
などと、娘と一緒に恐々ビンを覗き込むと、、、。
なんだか変わった形に変化している幼虫の下半身が
ものすごい勢いで動き出しました。
私:「ぎゃーー!!」
娘:「きゃーー!!!」
息子:「(ニンマリ)」
娘はワンワン泣き出す始末。晩御飯前の私も食欲減退で
食が進まず。
息子:(泣きじゃくる姉の頭をなでながら)「お姉ちゃん、お父さん
噛めへんから大丈夫。早く忘れや。」とニコニコしながら
やさしいお言葉。
しかし生き物は本当に不思議です。しかしムシはやはり苦手です。
これを書きながらずっと鳥肌になっている安田でした。