“eco”がヒットの不可欠要素
2009/09/21 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
自動車業界では相変わらずハイブリッドカーが好調のようですが、
今年のヒット商品を見てみると、
やはり“eco”が不可欠な要素のようです。
なかでもコカ・コーラが発売したミネラルウォーター
「い・ろ・は・す」は、販売絶好調。
発売わずか3ヶ月で1億本と記録的なペースだそうです。
確かに社内でも最近「い・ろ・は・す」をよく見かけます。
売れている理由は、「他に比べて安い」というだけではなく、
阿部寛がわずか12gという軽量のPETボトルを、
「しぼる」という発想と、
『あなたと「い・ろ・は・す」が、世界を変えはじめました』
というキャッチコピー。
この、「しぼる」と「世界を変える」という
“eco”キーワードがヒットの要因なのです。
結果、1億本のPETボトルの“eco”効果は、
CO2の1267トンの削減で、
これは東京ドームの82倍の森林が吸収する量に相当し、
ガソリンに換算すると、10km/1リッターの燃費の車で、
地球を82周できる量だそうです。
たかがペットボトルの質量ですが、
どうせ飲むなら、しぼりたい。
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だから「い・ろ・は・す」を選ぶ。
という間接効果。
“eco”も次の世代に入ったと言われています。
それではまた来週、植田茂夫でした。