500年を超える企業が100社以上!
2010/06/07 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
先日、ベンツをお納めした大阪市内に本社を置かれる法人様が、
再来年、100周年(1912年創業)を迎えられると聞きビックリしました。
先代から可愛がっていただき代が変わられた今も
お付き合いをさせていただいているのですが、
1912年創業というと、
年号がちょうど明治から大正に改元された年に
興されたことになります。
1912年の大阪
1912年7月3日 初代通天閣をメインに新世界が完成
商都といわれる大阪には歴史ある企業が多く、
親しくさせていただいている法人様の中にも
1910年創業 100年 卸問屋
1912年創業 98年 建設
1917年創業 93年 印刷
1922年創業 88年 運道具
1933年創業 77年 学校
等々、
そして上には上が、、、
世界一の長寿企業といわれている
聖徳太子の命を受け西暦578年に創業した
「金剛組(大阪市)」を筆頭に、
日本には、
100年をこえる企業が2万社以上、
500年を超える企業が100社以上、
と世界一の長寿企業国だそうです。
数年前、ITバブルといわれた頃、
「会社の価値は歴史ではない。内容だ。」
という声を耳にしました。
(最近はまた変わってきたようですが、、、)
確かにその通りなのですが、
数百年という時代を経て天然記念物の指定を受ける老桜同様に、
時代の波にもまれ、数々の危機を乗り越えてきた企業の知恵は
目に見えない財産として次の時代に残るのだと思います。
企業も人間もそして古木も「長寿」には大きな価値があるからこそ
長く生かされるのではないでしょうか。
「長続きの方法」とは、本業重視、身の丈にあった経営、だそうです。
これを書きながら60周年は通過点と改めました。
それでは又来週、植田茂夫でした。