そろそろ堅いことばかり言わず
2007/07/24 未分類
乗りこなすという意味
Alfa Romeo 156 の修理の相談で、
いつも懇意にしていただいているデーラーに行ったところ、
ショールームに“ Alfa Spider ”が展示してあり、
実物の美しさに思わず、パチリ!
(やっぱり写真ではわかりにくいですね)
最近ではデザイン大国イタリアもCG処理が進み、
個人的には現行のプントなども本当にイタリアンデザイン?
と思うほどグローバルな装いとなってしまい、
「イプシロンのほうがいいよなぁ〜」なんて思っていました。
ところがどっこい、Alfa Spider となると話は別。
歴代の Alfa Romeo で Spider と名の付くモデルは、
すべてピニンファリナ−がデザインを手がけていたと思いますが、
今回のモデルもその立ち姿は何処から見ても美しく、
特にボディサイドを走る2本のラインからトランク周り、
テールエンドにかけてのボリューム感はさすがで、
色気たっぷりでした。
内装もデザイン、カラーともにおしゃれで、聞くとシートは、
イタリアの家具ブランドの製品を使っており、こんなコラボを
本気でやってのけるあたりがイタリアなんですね。
使いやすさとか、品質がどうのなんて、二の次、三の次。
答えは単純、「かっこよくなければ乗りたくない」
この考え方は服飾や装飾品も同様で、あのジローラモいわく、
「人がデザインに合わせるのがイタリア流」
だからこそ有名デザイナーが多く輩出されるのでしょう。
そろそろ堅いことばかり言わず、一生に1台や2台、
こんな気持ちで車を乗りこなしてもいいのでは、、、
そしてもし手に入った暁には、テレずにカッコよく、
幌はあけて乗りましょう!