ベンツ「ごっつん盗」に注意!
2007/10/31 未分類
(Yahooニュースより)
ベンツ「ごっつん盗」に注意!
軽く追突→運転者が降りたすき狙う
■堺など大阪府内で今年16件
ベンツなど高級乗用車に軽く追突し、運転者が車外に出たすきに
待ち伏せしていた仲間が車ごと盗んで走り去る「ごっつん盗」
と呼ばれる自動車盗が、今年に入って大阪府内で急増している。
30日夜も貝塚市内で約900万円相当のベンツが被害に遭うなど、
これまでに16件発生しており、ハイテク防犯機器を装備している
安心感の裏をかく犯行。被害は総額で約1億3000万円に上る
とみられ、府警は注意を呼びかけている。
■もし、追突されたら
被害者たちは、動転して相手の車のことをほとんど覚えていません。
もし、自分の車が追突されたら、車を道の端に停車させてから、
相手の車を見るだけでなく、周辺に不審者がいないかよく見回しましょう。
ドライバーのほかに、車を奪って走り去ろうとする人物が
必ず付近にいるはずです。特にマスクをつけていたり、
サングラスをかけていたり、帽子を被ったりしている人物には
警戒が必要です。
車の窓はすべてしっかり閉め、携帯電話を取り出しカメラをオンにします。
ズームアップし、後方の追突してきた車の写真を撮りましょう。
すぐには車を降りず、110番にダイヤルして「追突された」と告げます。
電話をかけながら、相手の車の情報をできるだけ伝えます。
車体の色、車種、ナンバーまで見えるなら知らせておきましょう。
もし、ドライバーが降りてこちらの車に来るようなら、
人相着衣、髪型や服装など、おおよその年齢、身長などを
報告できればいいでしょう。もちろん、現在位置を正確に、
信号の名称や通りの名前、近くの目立つ建物など、
できるだけ詳しく伝えます。
軽微な損傷だと、つい示談で済ませようとするものですが、
その心理を狙われています。念のため、警察官に
現場に来てもらうようにしましょう。
■鍵を守れ!
車を降りる際には、必ずエンジンを切ってキーを抜き取り、
相手に奪われたりしないようにポケットに入れるなどしましょう。
ドアは必ず閉めておきます。
基本的に車はエンジンキーが差し込まれていないと作動しません。
誰かに車を持っていかれないためには、車を降りるときは、
どんなにわずかな時間であろうと、とにかくキーは抜くということ、
ドアは閉めてロックすることを習慣づけましょう。
上記で述べたようなことは、いざというときになかなかできるものでは
ないかもしれません。狙われやすい高級国産車や外車に乗っている人は、
走行中からバックミラーで後方に不審車がいないか見て、特に信号で
停まるようなときには後続車に警戒をして、心構えをしておきましょう。