新聞折込に載っていた話
2008/03/13 未分類
「五感をすませば!」
目を閉じてテレビを聴いてみる。観るのではなく聴いてみる。
その内容を頭で想像する時、見ているときより脳が活発に働き、
今までとは違う感覚が体験できる。
最近は文字放送とは別に、視聴者にインパクトを与えるためか
字幕スーパーを使うことも多い。
確かに判りやすいし、時には内容を先に目で確認できるが、
これは視聴者の自由な想像を妨げることになる。
人間にとって、五感(視覚、聴覚、触覚、臭覚、味覚)は
生きるうえで最も重要なもの。
ところが現代の快適で安全な生活はこの感覚を必要とせず、
五感はますます退化してゆく。
もうすぐ春。
五感を研ぎ澄ませば、新しい季節の色や音、香りが見えてくる。
さぁ、バーチャルな世界から飛び出し眠っている五感を呼び覚まそう!
何か忘れていたものを思い出させてくれた一節でした。