社長の講演3 <10、「夢の具現化」>
2007/12/13 未分類
次には「夢の具現化」という事について少し話します。
私は人生をかけて、この「夢の具現化」をしていく事が
人間の究極の目標だと思います。
その為には限られた時間をどう生きるか、
まさに『人身受けがたし』の心境を何時、自分のものと受け止めるかですね。
サンゆ倶楽部では最初の挨拶に「こんばんわ」、や「こんにちは」でなく
「メメントモーリ」という言葉で、
「あなたは必ず死ぬ、このことを忘れてませんか」と言い合います。
最初は「メメントモーリ」と言われたときに、ピンと来なかったんで、「これは何語ですか」と聞くとラテン語だそうです。
つまり大事なことは、やっぱり
「メメントモーリ」(サンゆ倶楽部)や「人生二度なし」(森信三)、
ということであります。
ちょっときつい言葉ですが、何年かしたら今ここにいる人たちは
ほとんどこの世の中から必ずいなくなります。
人は間違いなく必ず年をとる。親が死んで、友達も死んでいく。
私はたまたま父親が早く亡くなったけれども、これは早いか遅いか、みなさん必ずそうなります。
100年もたったら、誰も周りにはいないわけですから、
もしこの事を18歳のときに気がついて気に留めていたら、
もっと気合入れて生きてきてた、というようなことです。
ただこの「メメントモーリ」を知ったのが私が27歳でしたから、10年ぐらい損をしたということです。
以前、松原中学校のPTAのお母さん方に「夢を持て(求められる子ども像)」、
と言う題でお話しした事があります。
誰でも知ってる、わかってる事なんですが、
何故か皆さん自分には例外的に考えたり、
真剣に考えようとしない!だけどそういう言葉で
我にかえって真剣に生きて欲しいので話しました。
少しでも早い時期に
「メメントモーリ」(サンゆ倶楽部)や「人生二度なし」(森信三)
と言う気持ちになって、各自の夢を具現化するような生き方をしなければ、
折角の人生という機会を損するような気がしますね。
これもサンゆ倶楽部でいただいた「メメントモーリ」からの
ご縁で気づいた事でございます。