クルマと節税 1
2009/11/14 自動車関連
これは怪しい話ではありません!
2009年11月現在のお話で車両を経費処理されてる方への朗報です。
クルマは何かと経費が掛かかりますが、それは『節税』にもつながります。
1、 中古自動車の購入で節税
(中古車は通常の耐用年数よりも短い期間で減価償却の経費計算ができます。)
自動車の購入費用は、償却資産とされ、その年に全額必要経費として計上することはできません。
定められた「耐用年数」の期間内で徐々に必要経費として計上されることになります。
耐用年数とは、その資産の使用可能期間のことですから、新品の資産を購入した場合と中古の資産を購入した場合とでは当然異なってきます。
中古資産の耐用年数は、下記のように算出されますので、これを利用して節税します。
中古資産の耐用年数計算
(新品の耐用年数-経過年数)+(経過年数×20%)=中古資産の耐用年数
例えば、乗用車(新車耐用年数は6年・72ヶ月)で、
3年10ヶ月経過した車を400万円で購入した場合は、、、、、
●3年10ヶ月経過したなら、自動車の減価償却費 は
(72ヶ月-46ヶ月)+ 46ヶ月 × 20% = 35.2ヶ月
35,2ヶ月÷12=2,933・・年
≪ 端数を切り捨でき耐用年数2年となる。償却率1.000 ≫
400万円×1,000=4、000、000円
-> 減価償却費(決算期中なら12ヶ月で月割必要)
新車から3年10ヶ月経過で、計算上、4年落ちの中古車と成り、残り耐用年数は2年となります。
つまり、2年間で経費化できることになり、現行税制では2年後の残存価格はたった1円です。
しかし、輸入車だと6年経ってもそんな査定価格では無い筈!(もっと高い!)
人気の輸入車の初回検査落ち(3年以上)を格安で買って、一気に経費で償却。
2回目の検査時でもしっかり値打ちは残っています。つまり、そこで利益の繰り延べも図れることになります。
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