大変興味深いアンケートが日経新聞に載っていました。
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ガソリンが6月も大幅に値上がりし、
レギュラー1リットル170円台(全国平均)にまで上昇した。
つい5年前は100円前後。
キリのいい 『200円にまで高騰したら、マイカーをどうしますか?』
家庭にクルマを持つ「日経生活モニター」を対象にした調査(5月中旬実施、有効回答3,455)
では「手放さない」が約9割と圧倒的だった。
もっとも、公共交通機関の普及状況により判断は微妙に異なるが、
調査では全体の10.7%の人が「手放す・(燃費のいいクルマに)買い替える」と答えた。
普段の利用状況も判断に響いた。
「ほぼ毎日利用している」という人で「手放す・買い替える」と答えた人は8.4%どまり。
一方、「週末中心」「ほとんど乗っていない」という人だと12.3%まで増えた。
ちなみに、マイカーを手放す価格水準も聞いたが、
1リットル400円でもなお7割近くが所有し続ける考えを示した。
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そこで、何となく思い出してみると
私が働き出した70年(昭和45年)当時、
ガソリン代が40 から 50円、給料は24000円、だったんですよね。
その後ではオイルショック前後にガソリンが最高値で160 から 170円で、
その当時の大卒新卒の給料が12万円だったんです。
その後価格は低下してきて、ここ10年ほど前からは
しばらくは、1L、100円前後でした。
はたして、現在の ガソリン価格と給料とを、
過去と比較すると、決して高い基準ではないんですね。
過去最高だったオイルショック後の82年の年間平均価格は1リットル=164円だったらしいですが、その後の物価全体の上昇などを考えて
現在価格に置き換えると 1リットル=200円超に相当するかな?
それに比べると、いまのガソリン価格はまだ安い計算になりますね。
ついでに、国際的に見ても、実は日本のガソリン価格は必ずしも高くはありません。
今年5月の平均店頭価格をみると、
先進国でも突出してガソリン税が安い米国は1リットル=86円ですが、
フランスは1リットル=187円、ドイツは1リットル=194円。
北海原油を抱える産油国の英国も1リットル=201円です。
現状は、決してマスメディアの騒ぎに乗せられず冷静に考えたいもんですね。
その内、怪しい投資家がサブプライムの損をとり返したら原油も安定しますから!
とにかくは、お車をしっかりお使いいただいて、
楽しく便利なカーライフをおすごしください。
車業界の将来をちょっと安心した、氏田耕吉でした。
ちなみに、やっぱりガソリン節約、、、、、、、
燃費を20%伸ばす運転法の情報は、この後公開、、、、、、、、、、
(さらに…)