2010/08/15 <BMW> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
今回は、BMW E38のエアコン風量トラブル編にて。
クーラーの風が止まる!
朝一OKだけど、再始動すると、風が出ない!等の場合には
ブロワモーターの回転速度を換える抵抗器「レジスター」が
悪くなることが多いのですが、このE38はなかなか取り替え難い所に付いております。
まずは、インストルメントパネル(ダッシュボード)の取り外し…

すると、真上のど真ん中に、すっぽりと収まっています。

この真ん中の、配線が数本入った部品です。

外してみると、

見た目も価格も大した事の無い部品ですが、
取り換えるのが、なかなか難儀です。
せっかくここまで分解しているんですから、動いていても、
ブロワモーターも一緒に交換しておきましょ~♪
僕たちが「もう一回インパネを、外すのが邪魔くさい」訳ではなく!
お客様に「2回同じ工賃が掛からないように」という配慮ですのでm(__)m
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2010/05/16 <BMW> 修理事例, <ベンツ> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
今回は、ラジエター冷却水が漏れだす通称「水漏れ」を。
まず一台目は、BMW E38 735i Mスポーツ
「ボンネットから湯気出たから取りに来て」とのご連絡。
ご自宅に伺うと「大至急治して!」とのご要望。
引き上げて、冷却水を補充して、見てみると
ラジエター上部の方から出ている感じ。
カバー類を取り外していくと、サブタンクホースが破裂!
破裂したホースを抜き取ろうとすると、パイプがボロボロ⇒バラバラに!
取り急ぎ、ホースとパイプを注文しようとすると、パイプはナント、ラジエターAss`y!
パイプだけ欲しいのに、ラジエター毎!? しかし…
ベンツのパイプと似ているなぁと試しにベンツのパイプをつけてみると!
合いました♪

これでラジエター本体を取り換えなくても、OK!
急いで組み付け完成♪
と、後ろを見るとW208=CLKがご来店。
「昨日、ラジエターのランプがついたから、水を補充したけど、
今日また付いて、補充してきた。」と、見るともう無くなってます!
ジャジャ漏れ!?と見ているとなかなか漏れてこず…
急ぎで修理と聞いているので、早く原因を見つけたいが漏れてこない!
しびれを切らしてプレッシャーテスト~@
ワイパーの下からえらい蒸気が出てきました。
ワイパーを一式取り外し、ウォータートレイ軍団を取り外すと、

やっと、見えました♪
見えやすくなってから、再度ぷれっしゃ~てすと~♪

どぅ~でぃ~す。 はっきりと原因がわかりました♪
この噴水状態のヒーターパイプは交換ですが、
横のホースも又漏れると、邪魔くさ・・
いや、ご迷惑が掛かるので千円強なのでついでに交換。
夏場一気に気温が上がるとこう言った事も多発しますが、
まだ肌寒い5月に重なるとは、何かのお告げでしょうか。
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2010/03/28 <BMW> 修理事例
こんにちは。
工場のかとうです。
先日は試乗会にご来場頂きました皆様、
有難うございました。



程良いご来場者数で、待ち時間も少なめに終了できました。
試乗にご来場いただきました○○様のカメラでカシャッ!

花粉予防マスクが、何とも嫌な感じになっていましたm(__)m
今回は、、、前回に引き続きBMWオイル漏れ E39 528にて。
オイル漏れの修理依頼で、点検。
上から見ても特に漏れの気配は無く、
リフトアップして見ると、エンジンの左前が、ベタベタです!
オイルパンから、ブロックを伝って落ちてきています。
下から見ていても、汚れが見えるだけなので再度上から点検。

推測するにこの隙間から出ているようです。
すぐ右にオイルエレメントのケースが有るので、
多分ここのパッキンが劣化しているようです。
展開図を貰うと、

怪しいパッキンが有りました。
このイラストの様に、これだけの部品構成なら、
鏡が有ればすぐに見えそうですが、実際ココに到達するには
周りの付属品の取り外しから始まります。

まずは、画像右側のエアークリーナー周りの吸気系部品を取り外します。
続いてパワーステアリングのオイルタンク、
それからベルトを外し、オルタネーター(発電機)の取り外し。

そこまで取り外すと、やっとイラストのオイルフィルターケースが
見えてきます。
フィルターケースのハウジングを一式取り外すと、

やっと、パッキンに到着です=3=3
取り外したパッキンは、予想通りのカリンカリン状態。
新品のふっくらゴム質のパッキンに取り換えて、
作業完了~♪
と、エンジン始動して漏れが止まったか最終確認。
漏れなし!これでオッケ~とエンジンルームを見ていると…
エンジンルームの奥から、煙がボワッ!!!
何かと覗いてみると、
シリンダーヘッド・カバー右後部のパッキンからもオイルが漏れて、
あつあつマフラーの上に落ちて、煙となっています!!!
下にはオイルが垂れてきていませんが、
こちらも一応オイル漏れ…
気化してしまって、形跡が無かったので、見落としていました…。
「 追加作業 」
嫌な響きです。
連絡を入れ、ご了承を得て「追加」作業も完了となりましたが、
後から「ココも!」って言うのは気が引けます。
入念にチェックの上、お見積り⇒ご連絡が基本なんですが、
1つ悪い所を見つけるとすぐに「ココですわ!」って連絡してしまう悪い癖…
もう一歩「プロ」にならなければ##
2010/03/21 <BMW> 修理事例
こんにちは。
工場のかとうです。
今回は、BMW E90 320iのオイル漏れを。
エンジンルームから異臭のご依頼で、
リフトアップして、各部を点検してみると、
E46時代から引き続きのバキュームポンプ本体の合わせ面からのオイル漏れ。

(青木重雄撮影)
ヘッドへの、取付部分からの漏れなら、取り付け部のオーリングを
取り換えればよいのですが、いつもそこからは漏れず、本体合わせ面の漏れ。
本体取り換えだと、5万円コース!
以前にE46で、余り物のオーリングで直った事が有ったので、
一度その方法で試してみます! と言った物の、
ポンプを分解して、合わせてみると、
今回は、丁度合うオーリングが無い!!!
じゃぁ中古?…イヤイヤ、こんなん中古使ってもすぐまた漏れるやろうし…
なら、オーリングを作ってるのは…?とラジエター屋さんに相談。
「水用やったら、何ぼでも作れるけど、油用は無いで」…
弊社にはオイル用のオーリングは、他車用の物が、いくつか有るので、
弊社までご足労願い、ちょっと太めのオーリングを加工してもらいトライ!
組み付けると、「ちょっと、太すぎたなぁ…若干隙間が…まぁ漏れる事は無いか!」と
組み付けエンジン始動! 漏れなし!
バキュームは?「効いてる効いてる♪」
しかしブレーキの事なんで、ロードテストも開始!
工場前OK!路地OK!スピード出してもOK!
と戻って車庫入れ時、何度もペダルを踏み直していると…
ブレーキの効きが甘くなってきました。
アカンアカン!
ポンプの合わせ面が若干広がったことで、
吸引量が減って、繰り返し操作すると、圧が足りなくなったようでした。
再度分解…
今度は若干細いかな?と思うオーリングを見よう見まねで作成…
取り付けて「漏れませんように!」
エンジン始動。 漏れなし!
これなら♪ と試乗をして、ブレーキもガッツンガッツンに効いていたので
作業完了~♪
新品交換なら、そんな心配も無く、取り付ければ完成~ですが、
修理となると、コンマ数ミリの誤差でも、機械は許してくれませんでした。
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2009/12/06 <BMW> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
今回は、BMW E46 323のロードノイズ。
低速から、ゴロゴロ異音発生。
何と10km/hから、判るくらいの音で、
50km/h位になると、騒音でラジオも聴こえない!
リフトアップして見ると、左後部から異音が発生していました。

まずは、足回りの取り外し。
負荷をかけていないと、「シャリシャリ」と軽い音です。
そして、プレスと使って圧入してあるハブ、ベアリングを取り外します。

外したベアリングは、あの音からどんなにひどい状態かと、
ワクワクしながら、バラしてみると、

ハブにつくインナー側(タイヤ側)は、ガリガリになっていました。

ナックルにつくアウター側(車体側)にも、
傷が付いてました。
いつも不思議なこの傷の入り方。
回転方向には傷が入らず必ず縦に入ります…
異音の割に、ガタは殆ど出てきていない状態が幸いでしたが、
ガタガタになってくると、危険がイッパイなので、
音が気になりだしたら、早めの点検を。m(__)m
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2009/10/18 <BMW> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
昔にW201の190Eをスクラップに出すときに、
「木目が割れてる人用」に、シフトレバー周りの木目をはずして置きました。
それから長い年月が経ち、もう190Eの人の少なくなってきたし、
使い道が無いかな?と思いつつも、いや、一応残しておこうと取っていました。
そしてついに!日の目を見ることが!
できたのは、右側のパワーウィンドウスイッチ。

わずかながら売上になった!ことよりも、役に立ったことがうれしいです。
スイッチもまた役に立ててうれしいことでしょう♪
しかも!ご利用いただいた車両はさらに古い W123 の280E!
旧車を安く維持するためにも、ジャンクパーツは取っておくべきですね。
今回も、前回に引き続き水漏れにて。
車両はBMW E46の320。
駐車場の下に緑の液がたまっているとご連絡を頂き、
そのまま走るとエンジンを損傷してしまうのでレッカーにて参上!
(弊社で、東海日動他の無料ロードサービスもご利用いただけますので
走行不能関連はご連絡いただければ、各近い店舗から、レッカーにてお伺い致します)
引き上げて、水を入れて点検~。
じっと見ていてもなかなか出てきませんが、
圧力をかける便利な機械が有りますので、テスターを使って漏れ点検。
出てきました!

予備タンクから一直線に!
アップにしてみると

分かりやすいですね。
って、ボンネットと開けるだけでこんなに分かりやすい場所は稀で
大概はここから分解点検に入ります。(前回のは特別分かりにくかったですが)
サブタンクを新品に交換して完了!
ここら辺のプラスチック部品は中古よりも新品で取り換えたほうが、
信頼性、寿命が価格差以上に大きいですね。
ここ数日、水漏れ修理が続いています…
寒くなると、プラスチックもゴムパッキン類も縮こまって来ますので、
年数劣化が心配な年式にお乗りのユーザーさんは、
時々車両の下をチェックですね。
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2009/08/09 <BMW> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
今回は、BMW X5の水冷式オルタネーター(発電機)の取り換えです。
自動車にはどんどん電気製品?が増えていって、
電気の使用料が増えた分、発電量もたくさん必要になってきました。
発電量が増えると、発熱量も増える?んで、
最近は水冷式になってきて、ラジエターの水で冷やす車も出てきました。
今回の BMW X5もそうです。
今回は発電量の不足ではなく、ベアリングの不具合で異音が発生していました。
取り外してみると?

シンプルな形です。(重たいですが)
お尻は?

さらにシンプルです!
ここにお水が回ってきて冷やしてくれます。
分解してみると

中身は普通のオルタネーターよりも複雑な造りですね。
ベアリングはと言うと、

かなり疲れきっていました。
が、内部の部品はまだまだ使えそうです。


このあたりの部品は、通常リビルト品・リンク品と呼ばれる
中身をオーバーホールした再生品で対応するのですが、
この水冷式オルタネーターはまだ安価な再生品が出ていません!
ベアリングを探しても、規格と違い、合いません!
なので、ここら辺が故障されると、結構お財布にイタイです。
お財布に優しい中古でバクチ?か…お財布に厳しい安心の新品?…
機能部品の中古は、ホントに悩みます。
走行距離の少ない、程度の良さげな安い中古品が有ったら悩まんで良いんですけどね~。