ベンツEクラス(W211)(W210)、マツダ・スピアーノ、直近のエアコン修理事例

2007/07/28 <ベンツ> 修理事例, <国産車> 修理事例


直近のエアコン修理事例

やはり暑くなってきたのでエアコン修理が多くなってきました。なんせ効かないのは暑い!
乗ってられない!

なんとかクイック作業で原因発見までできれば、、、、今シーズンも頑張っていきます。


<マツダ・スピアーノ(スズキ・ラパンのOEM車?)>
 急にエアコンが効かなくなった!とのTEL。急にっということはガス不足でもなさそう??
 とりあえずACコンプレッサー動いていない。
 
 一応、ガス圧チェック。ガスは入ってそう。コンプレッサーまでの電圧は??んん?
 4.0V?こりゃおかしい。
 
 各配線確認しますが異常らしき異常はなさそうで。。。リレーを疑い、探す探す。
(慣れてない車種なのでこれがまたわからん)

  リレーが並んでるBOXを開け、リレーを順番にデコピン!あるとき「カチン」あ!コンプ
 レッサー動き出した!!!
 
 接触不良?どうなんだろうか?その後調子よく作動するエアコン。念のためリレー(\1,750-)
 交換。とりあえず再発ナシ。ナイスデコピン。
 

<96モデル メルセデス・ベンツ E230 W210/エアコンが時々効かない>
 時々効かないのか、、、ーこれがまた難しい。常に動いてくれない方がまだ分かりやすい
 んですよね、、、
 
 点検しようとしたときには運良くコンプレッサー作動していない!テスターを使用する前に
 基本は押さえておこうと各部点検。
 
 ECランプは問題なく切り替えきく。ガス圧チェック!ガスは入ってそうだ。BENZで多いのは
 エバポレーター温度センサー。冷媒温度センサーなどなど。

 センサー絡みがおおい傾向に。テスター入れてみるか、、、、っと思ったその時偶然、リキッド
 タンク付近の冷媒温度センサーのカプラーを触った瞬間、これまた「カチン」おおおおー動き
 出したー。ゴッドハンド早川(笑)
 
 偶然か?それともカプラーの接触不良か?とりあえずカプラーに接点復活剤をプシュー!っと
 スプレー。様子を見ていただく事に。

 2日後、「イヤー完全に直ってますよ!快適です」というお電話が。嬉しいの一言ですねー
 (^^)ちなみに2週間たってもOK!完治かなー。
 

<2001モデル メルセデス・ベンツ E320AVG BRABUS仕様 (W210)>
 *ECランプが点灯し、切り替えできずコンプレッサー作動しない。
 
 しかも2回目(TT)前回は冷媒温度センサーが悪いというテスター上の診断で交換しているが、、

 とりあえずECリセット実施。ガス圧チェック。んん?ガス少ないヨ。ガス検知器にて隅々まで
 ガス漏れチェーック。 なんと室内のAC吹き出し口(ACユニット上)から反応が!!
 
 最悪の事態発生!どうやらエバポレーターからのガス漏れ。ダッシュボード脱着というカナリ
 大変な作業をしなくてはいけない。 ご事情を説明し、入庫待ちの状態です。


<2003モデル メルセデス・ベンツ BENZ E320アバンギャルド W211>
 *リヤAC吹き出し口がら熱風が!
 
 これは結構多い症状ですね。ブレーキのマスターシリンダー下にある(右H)ヒーター
 バルブと呼ばれるバルブが悪さをしている事が大半!
 
 冷たい風を必要としている時は、そのバルブがエンジン熱で暖まった冷却水を塞き止めない
 といけないのに塞き止めてくれない!
 
 よって、冷たい風ではなく熱風が出てしまうんですよね。バルブ交換にてクリアー。冷却水も
 抜けてしまうので冷却水レベル調整およびウォーターラインエア抜き実施。

 モデルによって特性がありますねー。勉強していかねば!


 一部ですがご紹介いたしました。同一の症状ありましたらお訊ね下さい。症状だけ同じでも
 当然違原因の場合ありますのでまずは点検させて下さいね。


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Eクラス(W124)、マフラーの穴修理

2007/06/21 <ベンツ> 修理事例


こんにちは。 工場の加藤です。

さっきから凄い雷が鳴っています。6月・梅雨、そろそろ雨マークのお出ましですな!
ワイパーゴムとタイヤの残り溝は要チェックですぞ!

さて今日は、マフラー修理ネタを。

作業車両は、根強いファンの多いW124=300TE(ステーションワゴン)昔から良くある、
「マフラーに穴が開いたから、塞いどいて」と言う、ご依頼。

ブレーキやマフラーなんかの、熱くなるところには、錆止め・ワックス何にも訊かず、すぐに
錆が出てきます。

ほいでもって、マフラーの中には「水」も出てきますんで、錆から、腐食になって、穴が開い
ちゃいます。

フツー鉄がさびても、穴が開く程って、なかなかご家庭では無いですが、自動車のマフラー
なんかは、しょっちゅうです。

こいつが、穴あきマフラーで、なかなかスポーティーなエキゾーストサウンドを、響かせます♪

右のほうに、もにょもにょっとした部分は、以前に穴が開いて、「パッチ当て」と呼ばれる、
方法で鉄板を切って穴に当て、溶接でひっつけました。
(自転車のパンク修理のパッチ当てと、同じ感じです)

ほいでもって、今回は又すぐその左側に、大きな穴が!

ここいらへんの、鉄板はさびて薄っぺらくなっちゃってるんで、今回は、ココを取り除いて、
違うパイプをひっつけます。

まずは、切断!

まっすぐな所は、長さとパイプ径が合えば、簡単なんですが、今回は曲線部分なんで、
似たような角度のパイプを探し、長さを測って取り付け!

この辺は、顧問のお得意作業です♪

どうです!? こうしておけば、次はなかなか破れません!これで、又しばらくは安心♪

この綺麗な曲線美! でも、地上に車を降ろせば、覗き込まないと見えません…

以上が、「マフラーの穴、塞いどきました」の内容でした♪


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ベンツ(直列エンジン)、ポルシェ、サーブ、オイル漏れ修理

2007/06/07 <ベンツ> 修理事例, <輸入車> 修理事例


オイル漏れシリーズ!

一時多かったメルセデスベンツの直列エンジン。
タイミングチェーンのカバーからのエンジンオイル漏れ。


(W124,260E,300E,300E-24,E280,E320,W210,等に)

ふつー殆どのパッキン部分って、パッキンを挟んでボルトで締め付けるんですが、ココは
構造上、縦・横両方にパッキン面があり、締め付けれ無い下側の黒い「コ」の字型をした
パッキンが古く・堅くなると漏れてきやすいのです。


お次はポルシェ968。 このポルシェは前置きエンジン。
(しかしミッション&デフがリヤで重量バランスバッチリ!)

バランサーシャフトって言う、エンジンの振れを押さえるオモリの棒が入っている箱の前後
からの漏れ。

  


次はサーブ。↓こんな所から、オイルが出ている!

 
(修理by サービス顧問)

たかがオイル漏れ。パッキンを替えるだけなんですが、そのパッキンはヘッドガスケットと
呼ばれ、エンジンを上下、真っ二つに!まん丸で並んで居るのが、「ピストン」って所です。

エンジンオイル,パワーステアリングオイル,ミッションオイルにデフオイル。
この辺のにじみは少々許せますが、ブレーキオイルや燃料の漏れは
早期修繕を!!


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Sクラス(W220)前期モデル(99-02年)のヘッドライトオーバーホール

2007/05/11 <ベンツ> 修理事例


ちょっと大袈裟なタイトルですが、、、(^^)
W220は結構ヘッドライト内の曇り、汚れが気になりますよね。

お客さまからのご依頼もありましたので、今回分解・清掃を行いました。

車輌 99 AMG S55L (W220前期モデル) フィアンホワイト 

1.ヘッドライトASSY脱着
ヘッドライトはなんとボルト2本、ステー1つで固定されてます。非常にシンプル。
しかし、フロントバンパーを半脱着する必要があり、簡単には外れません。
Fバンパーモールの脱着も必要で、結構気を使います(汗)


↑フロントバンパー右側の中をインナー(タイヤ)側から覗いた画像。
 ココの部品をチョコチョコっと外します。
 

2.レンズ脱着
ヘッドライトASSYが外れますと、後はこっちのモンです。レンズを外すのはそう難しく
ありません。 ただ、クリップ部を割ったりしないよう細心の注意で。


↑レンズ外した所。ウインカー部も当然ですが取外し致します。ポイントは、レンズだけ
キレイにしてもダメ。 ウインカー部のレンズも洗浄と忘れがちな反射板(メッキ部)の清掃。

ココをキレイにしてないと、せっかくここまで外しているのにもったいない!仕上がり半減!
タオル生地のヒゲと、指紋が着かないよう注意する事。 ヘッドライト部のパッキン(\1,030-)
も念のため交換しておきましょう。 しっかりと乾燥させた上で組み付けましょう。

さて比較。

さぁ、どっちでしょう?
画像では分かりにくいのが残念です。実際車輌に取付したら違いがはっきりしますね。

03年後期のクリヤー化(プロジェクター化)されたモデルも分解し調べてみようと思います。


ベンツSL(R230);ATカプラーよりオイル漏れでOリング交換

2007/05/09 <ベンツ> 修理事例


車名;メルセデスベンツ SL500 (R230)
型式:GHー230475

症状:駐車場にオイル漏れの跡あり

原因:電子制御化されたオートマのミッションとハーネスを繋ぐ
カプラー内のOリングに難があり、経年劣化によってオイ
ル漏れ。 Oリング交換。 放っておくと、A/Tコンピュー 
ターへオイルが入り、コンピューターがだめになる場合も
あり。注意。電子制御のオートマではよく起こる漏れ。

作業内容:A/Tカプラー Oリング交換

交換部品:A/Tカプラー Oリング


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ベンツEクラス(W210),AT変速不良でエレクトロニックプレート交換

2007/05/02 <ベンツ> 修理事例


<修理事例>
2000年BENZ(ベンツ) E320アバンギャルド GF-210065 W210

ATの変速不良です。
Rレンジ、Dレンジにシフト入れると「ドン!!」すっごいショックが、、、
走行しても3速固定。AT緊急モードに入ってますな。。。こりゃ。。

エレクトロニックプレートの交換です。
ATオイルパン脱着しますので、ついでにオイルパンパッキン、
ATFオイル(抜けた分)、EGSカプラー部のOリング2ケ交換しました。

症状は極似ですが、EGSユニットの不良という事もありますよ。

この車輌はエアマスセンサーの数値も基準を外れてましたのでエアマスセンサーも
交換。学習値リセット&試乗ですっきり^^

せっかくATが直ったのに、エアマス不良によるAT変速不良すれば気持ちが悪い
ですよね。。。

ボチボチ金額のかかる修理となりましたがフィーリングGOOD。


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Sクラス(W140)外温度計球、リンカーンメーター球、ダイムラーメーター球交換

2007/04/19 <ベンツ> 修理事例, <輸入車> 修理事例


今回は、カンタン、電球交換シリーズ!

電球は消耗品です。家でも車でも、切れたら交換。

家の電気もトイレや風呂場はカンタンですが、家によっては、階段やリビング
で取り替えが困難な所って有りますよね。

自動車も、ボンネットやトランクを開けるだけで、容易に出来る物から、結構、
大変な所も有ります。

その中でも、結構難儀な所は、メーター周りの電球。

車検や何かのついでに「メーターの電気が切れてるから換えといて」
カンタンに想われがちなんですが、こんな感じです↓

まずはリンカーン・コンチネンタル。メーターの電球を取り外すには、メーターを外す。
メーターを外すには、周りの化粧パネルを外す。

言葉で説明したら、簡単なんですがやってみるとなかなか時間も掛かるし気も使う。

次はダイムラー・ダブルシックス。メーターを外す前に、上側のインダッシュパネル
取り外す。

まわせば外れるんですが、裏からしか本体をしっかり持てませーん!

表面は綺麗な木目ですが、切り目は粗い!作業中、指にトゲが刺さり、10日経っても
トゲが取れずいまだに痛い痛い(泣)

お次はW140・Sクラスの外気温度計。供給部品としては、外気温計本体ごとしか無い!
電球は基盤にハンダで埋まってまんねん。

しかし電球切れごときで、液晶パネルごと交換はもったいないので、ハンダを溶かして
バルブを抜き取り、BMW用メーター球からソケットをもぎ取り、バルブ部分を移植。
(この、1.5W12V電球が明るさ最適♪バルブヘッドの外形もバッチリ!)

完成!

たかが、電球一個でもなかなかやり応えが有りますよ。ボンネットやトランクを開ければ
数秒で出来る物から、内装の分解を必要とする物まで、色々有りますんで、「電球切れ
くらい待ってる間にでけへんの?」と訊かれますが、こんな場合は、カナリゆっくりお待ち下さい…


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誠に申し訳ございません。 修理関する業者様からのお問合せ,お電話でのお問合せにはお答え致しかねます。

ご了承のほど、どうぞよろしくお願い致します
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