イロの話。
2004/12/13 安田 和弘
久しぶりに本職の車の話を(笑)。
長いこと、この仕事をさせていただいていると、
色の流行について考える事があります。
私が入社した19年前の中古展示車は白が
殆どでした。
トヨタの“スーパーホワイト”が“スーパーホワ
イトⅡ”になったりして、、、。
(なんのこっちゃとうい感じでしたが)
入社したての私は勿論毎日、展示車の掃除です。
水垢取りワックスを片手に水垢を取りまくりました。
(夢に出てくるくらい。寝てる時に手も勝手に動いて
たと思います。)
その後、ベンツのミッドナイトブルーとか、ブルーブ
ラックとかダークカラーが流行りだしました。
今度はホコリ汚れと、鳩の糞との戦いが始まりました。
ホコリについては、一日置くと、うっすらと白いホコリが
直ぐにつき、水洗いをしないと綺麗にならず、
鳩の糞に関しては、彼らは土(?)も一緒に食べてる
ようで、しかもダークカラーはボディーが日光で焼け
ているので糞が乾いてカチカチにこびり付き、擦ると
ボディーがキズだらけになるので水でふやかせてから
取ったりして、、、、。
鳩を追い払う為に色々な方法を講じました。
(この話はまたいずれ。)
ここ何年かは、シルバーメタリックが多かったですし、
その後、白をご希望される事が多くなり、
最近は車種によってご希望の色が変わってきてるように
思います。
ある人曰く、景気が悪くなると明るい色が流行って、
景気が良くなると、暗い色が流行るそうです。
そういえばバブルの時にはダークカラーが流行って、
弾けてからはシルバーやパールホワイトが、、、、。
当たってるかもしれません。
白は車がスッキリと大きく見えますし、
ダークカラーは周りの景色がボディーに
移りこみやすく、車のラインが綺麗に
見えます。
白だと目立つ水垢汚れや、黒だと目立つ
ホコリ汚れの両方が目立たず、スマートに
見えるシルバーメタなど、同じ車でも
色によってイメージが違って面白いものです。
知ったかぶりを一つ。
メルセデスベンツのスポーツモデルのカタログや、
レースに出てる車(ル.マンとか。)は殆ど
シルバーメタリックだというのを皆さん知ってました?
理由があるのですが、長くなるので次週へ。
豊中店の安田でした。