安全な日本車
2007/04/20 ちょっとしたお話
米国の損害保険会社などで組織するハイウエー安全保険協会(IIHS)は、
自動車事故による死亡率を車種別に集計した調査結果を公表した。
それによれば、「最も安全な車」上位15車種のうち、
9車種を日本車が占め、5車種はドイツ車で、米国車は1車種だけだった。
同協会は2002?05年に全米で発生した交通事故の犠牲者を
車種別にまとめた。
死亡率が最も低かったのは、米ゼネラル・モーターズ
(GM)のミニバン「シボレーアストロ」(100万台当たり死者7名)だった。
2位に日産自動車の「インフィニティG35」(同11人)、
4位にトヨタ自動車の
「4(フォー)ランナー」(同13人)が入った。
一方、「最も危険な車」16車種については、
2位にホンダの「アキュラRSX」(202人)、
3位に日産の「350Z」(193人)がランクイン
するなど、
日本車は6車種が名を連ねた。
同協会は、死亡率は全体的に減少傾向にあるものの、
車種によって依然として大きな開きがあると指摘、
また、大型乗用車は一般に
小型車よりも安全性が高いと分析している。