日本のボクシングが、世界へ最も近づいた日

2012/10/20 氏田 裕吉 (毎週月曜日)


心のこもったメッセージをお伝えします。

タイトルを読んで意味がわかった方はボクシング通ですね。

13日、アメリカはカリフォルニアで行われたWBC、WBOの世界統一戦。 日本の西岡選手と、あのドネア選手が戦いました。

ドネアといえば、強豪中の強豪。 マニーパッキャオの後継者とも言われているパウンドフォーパウンドです。

試合は残念ながら、世界のトップとの差を見せつけられる内容のKO負けでしたが、世界のボクシングへ最も近づいたのは間違いない試合でした。

世界の潮流は、多くのチャンピオンが乱立し世界チャンピオンの価値が低下、『階級を超えた戦い』や、今回のような『王座統一戦』が一番盛り上がる試合になってきています。

某チャンピオンのように、テレビ局をバックに弱い相手ばかり戦っているのは、ワールドスタンダードではないのです。

そんな中、敵地メキシコで名王者を逆転KOし、昨年は海外で防衛戦を戦い、さらに今回はドネアとの戦い。

西岡選手は本当に素晴らしいチャンピンでした。 今回の試合を最後に引退されるということ。 お疲れさまでした。

他のチャンピオンたちも、西岡選手に続いて世界へ向かって羽ばたいてくれることを期待しております。

久々に緊張感あふれるボクシングを堪能した氏田 裕吉がお伝えしました。

『想い』があれば何でもできる。 明日からも頑張っていきましょう。


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