近江八幡
2015/06/06 植田 茂夫 (毎週土曜日)
みなさん、おはようございます。
先日、滋賀の東岸にある近江八幡に行ってきました。
ここ近江八幡は固有の文化と精神が根付く独特の魅力をもつ町で、
たまに行きたくなります。
この町に欠かせないのが織田信長と安土城。
そして、江戸(東)・京(西)・伊勢(南)・若狭(北)
への地の利がよく、交通・文化・商業の要所として栄え、
有名な近江商人が生まれた街。
そしてもうひとり、
明治時代に英語教師として来日したヴォーリズ。
社会教育、出版、医療、学校教育などに貢献し、
建築会社や製薬会社などを設立したにもかかわらず
生涯、個人資産を持たなかったその考えは
今もこの地の商いに連綿と受け継がれているそうです。
そんな近江八幡で有名なのが「水郷めぐり」。
以前から前は通るのですが、
やっと櫓漕ぎ舟に乗って巡ることが出来ました。
実際に乗ってみると想像以上に水郷は大きく広く、
昔は田畑に行くのにここを舟で行き来したそうです。
今では時代劇の撮影現場として多く使われ、
確か葦に囲まれたこの中は時間が止まっているように見えました。
80分ほど舟にゆられた後、
ここ数年バームクーヘンで有名になった
クラブハリエの新店「ラコリーナ」をのぞいてきました。
壮大な土地で自然と共存しながら生きる、面白い発想の店舗でした。
「ラコリーナ」 → http://taneya.jp/la_collina/
近江八幡観光物産協会 → http://www.omi8.com/
ヴォーリズ記念館 → http://vories.com/zaidan/
それでは又来週、植田茂夫でした。