、ロシア×アメリカ×日本
2010/02/22 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
今日は、平成22年2月22日、これだけでラッキーな気分です!
家に帰ってチャンネルを回すと今日もダイジェストしきり。
バンクーバー・オリンピックの話はもういいか、、、
と思っていたのですが、
先日行われた男子フィギュア・スケート・フリーの
会見から競技結果までを見ていると、金・銀メダリストと
日本人3選手のすごいドラマが潜んでいましたね。
誰一人みてもやはり普通の神経の持ち主ではないようで、
プロも顔負けの駆け引きや戦術は見るものを魅了しました。
結局4回転を飛ばず、しかしパーフェクトな演技で
金メダルに輝いたライザチェック選手。
あくまでもメダルにこだわった集中力は納得の演技で
アメリカに22年ぶりの金メダルをもたらしました。
競技中に靴紐が切れた! 織田選手には驚きました。
試合後のコメントを聞いていると不運なだけではないようですが、
今後の競技人生に貴重な経験となるのでしょう。
多かれ少なかれ有名になった選手にはこの手の話がつきものです。
そしてなんといっても故障を克服し銅メダルを射止めた高橋選手、
ジャンプの失敗を引きずることなく情感豊かな演技で
立派に日本代表の大役を果たしました。
前評判が高かっただけにほっとしました。
意地とプライドで3年間の引退生活から復帰したプルシェンコ選手。
巧みな駆け引きなどはさすがに経験豊かな王者です。
ジャンプのエキスパートはともすればヒールに見えがちですが
やはりこういう選手がいるから男子フィギュア界の人気が
高まるのではないかと思いました。
最後に、大舞台で日本人唯一4回転を成功させた小塚選手、
勝負をかけた納得のいく演技ができたのでしょう、
試合後の表情が印象的でした。
今回の男子フィギュアは記憶に残る試合だったと思います。
しかしメダル授与で、ロシア×アメリカ×日本
の国旗が上がったのを見て、一昔前の経済大国やな~
最近やったら、さしずめインド×中国×韓国かな~
なんて思ったのは、私だけでしょうか、、、
それではまた来週、植田茂夫でした。