「無財の七施 」
2011/09/06 想い、願い
以前に読んだ本に
「 無財の七施 」 なるものがあった!
昨日の新聞で 「致知」 の広告に使われていたのを、新鮮な想いで読んだ!
http://www.chichi.co.jp/yorokobinotane.html?gclid=CImR–_wh6sCFWVNpgodAkQncA
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地位や財産がなくても、誰もがいつでも容易にできる布施の行,
それが「無財の七施」です.
「無財の七施」とは,次の七つの施しをいいます.
1 眼 施 がんせ 慈眼施ともいい、慈しみに満ちた優しいまなざしで、 (げんせ) すべてに接することをいいます。温かい心は、自らの 目を通して相手に伝わるのです。 2 和顔施 わげんせ 和顔悦色施ともいいます.いつもなごやかで穏やかな (わがんせ) 顔つきで人や物に接する行為です。喜びを素直に顔の 表情にあらわしましょう。 3 愛語施 あいごせ 言辞施(ごんじせ・げんじせ)の別称もあります。文字通り優し い言葉、思いやりのある態度で言葉を交わす行ないを いいます。 4 身 施 しんせ 捨身施ともいいます。自分の身体で奉仕をすること。 身体で示すことをさし自ら進んで他のために尽くす気 持ちが大切です。 5 心 施 しんせ 心慮施。他のために心をくばり、心底から共に喜び共 に悲しむことができ,他の痛みや苦しみを自らのもの として感じ取れる心持ち。 6 牀座施 しょうざせ 床座施(しょうざせ)ともいいます。 たとえば自分が疲れていても電車の中で喜んで席を譲 る行為。また競争相手にさえも自分の地位を譲って悔 いなく過ごせることをいいます。 7 房舎施 ぼうしゃせ 風や雨露をしのぐ所を与えること。自分が半身濡れな がらも、相手に雨がかからないように傘を差し掛ける 思いやりの行為など。
どれをとっても,人に対する思いやり,優しさに溢れた言葉であることが分かっていただけると思います.
地位や財産がなくても、誰もがいつでも容易にできる布施の行,それが「無財の七施」です.
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この言葉を知ってるだけで救われる、
そんな気のする氏田耕吉でした。