天神祭は 何と 1,050 年も前から

2010/07/28 氏田 耕吉


先週、日本三大祭りの一つ、『天神祭』 に行ってきました。

今回は初めての船渡御(ふなとぎょ)です。

これらは関西の大学の参拝船群で、 乗せてもらうのは『関大丸』 、関西大学の校友会が仕立てた船です。

 

出航を前に、参加の大学、大阪大学、追手門、京都産業、関大の4校による『エールの交換』で

法被の交換会が各校の学長さんで行われました。  

 ちなみに大阪ではないのですが、京都産業大学は OBの「原田伸郎さん」が司会役、

我らが関西大学も卒業生の「林家染太さん」と、何故か慶応卒業の元毎日放送、子守康範アナです。

 

こちらは、当日配られた、なだ万(!)のお弁当、とビール

今回は関大の大先輩の吉田さんに誘って頂きました。(感謝)

 

そしていよいよ出航、、、、、、、

 

 

大川沿いの大阪帝国ホテル前では船を停留させて、水上薪能(すいじょうたきぎのう)が!、

また、行き交う船は約100隻、船上では太鼓や踊りで賑やかです。

 

 

 

 

 

行き交う船同士 や 岸沿いの方々とは、

都度、『大阪締め(おおさかじめ)』 で祝いの手打ち!!これが凄いです。

大阪は今宮戎の 「宝惠賀籠(ほえかご)行列」 で道行く方々とするのと同じく 

リードに従って、「打ちまーしょ、もひとつせえ、祝うて三度」に合わせて2・2・3回手拍子を打ちます。

無事に祭りができて、神様を迎えれた事をお互いが祝うのです。

 

 

さてこれは、水位の上がった橋の下をくぐるのに

大変な様を写しました。

 今にも頭を橋桁に打ちそうです。

 

そして、暗くなってくると、船上では篝火が、、、、、、、

 

 そして、関西大学の応援団とチエアーガールが船上を盛り上げてくれます。

 

 

 

そして、日没からは約 5000発の奉納花火が打ち上げられ、

祭りは最高潮に成っていきます!

 

 

 

 

 

 

 

船上で見る花火はまた、格別でした。

 

 

 

 

 

 

 

大阪天満宮は今から約1050年前の天暦3年(949年)、菅原道真公を祀って創祀、

2年後から始まった鉾流神事(ほこながししんじ)が始まりで 『天神祭』 に発展したんだそうです。

しかし、1,050年の歴史に加えて、

今や天神祭は、神官が境内で行う神事と、氏子らが行う神賑行事、そして観光イヴェント、、の三層構造にまでなってきてるそうです、、、、、、

 

本当に歴史の凄さを感じた 氏田耕吉の 初船渡御報告でした。


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