「デング熱」

2014/09/09 ちょっとしたお話, 未分類


最近の流行ですね、、、はやってほしくないのですが。

そもそも「デング熱」とは、

60年前に流行っていた病気といわれてもピンときません。

 

ネッタイシマカやヒトスジシマカによって媒介されるデングウイルスの感染症で、

ウイルスに感染した人を蚊が吸血すると、ウイルスが蚊の中で増殖して

別の人に蚊が吸血するとウイルス感染をします。

人から人へ直接感染するような病気ではないようです。

感染しても発症しないことも多いそうです。

ニュースなどで、感染した方もひどい症状とかの話もないので、

イマイチ危機感を感じていないのですが・・・

注意!

デングウイルスに対する特有の薬、有効なワクチンは今現在はありません。

そして、

国立感染症研究所ではこのように・・・

感染3〜7日後、突然の発熱で始まり、頭痛特に眼窩痛・筋肉痛・関節痛を 伴うことが多く、

食欲不振、腹痛、便秘を伴うこともある。発熱のパターンは二相性になることが多いようである。

発症後、3〜4日後より胸部・体幹から始ま る発疹が出現し、四肢・顔面へ広がる。

これらの症状は1週間程度で消失し、通常、後遺症なく回復する。

ここまではいわゆる「デング熱」

ここからが怖い!

デングウイルス感染後、デング熱とほぼ同様に発症して経過した患者の一部において、

突然に、血漿漏出と出血傾向を主症状とするデング出血熱となる。

重篤な症状は、発熱が終わり平熱に戻りかけたときに起こることが特徴的である。

患者は不安・興奮状態となり、発汗がみられ、四肢は冷たくなる。胸水や腹水が極めて高率にみられる。

また、肝臓の腫脹、補体の活性化、血小板減少、血液凝固時間延長がみられる。

多くの例で細かい点状出血がみられる

症状の重症度によりGrade 1〜4の4段階に分けられ、

ショック症状を示すGrade 3、4はデングショック症候群と呼ばれることもある。
デング出血熱は、適切な治療が行われないと死に至る疾患である。

致死率は国により、数 パーセントから1パーセント以下と様々である。

 

お、おそろし~い><

そもそもデング熱の主たる媒介蚊のネッタイシマカは日本に生息しない蚊ですが、

感染の媒体能力のあるヒトスジシマカは何処にでもいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デングウイルスの流行国の人で感染している人が日本に来て、蚊にさされて、その蚊が別の人をさすと

少なからず可能性があります。

つまり予防は、、

感染の可能性のある場所に近づかない、蚊に刺されない工夫、長袖服・長ズボン の着用、昆虫忌避剤の使用

人から人へはうつらないようなので、万が一感染してもあわてず適切な処置、、

つまり病院に行きましょう、感染してるかどうかわからないし、万が一デング出血熱になってしまえば適切な処置をしないと

大変なことになります。

熱が出て、発疹がでてきたら注意です。

以上、けっこう蚊にさされている紺野でした。

 

アカンがな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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