天井を眺めて思い出したこと。
2013/08/14 安田 和弘
皆さんこんにちは。
毎日猛暑が続きます。
先週土曜日のオークション会場でも熱中症でへたり込んで
いる方が数人おりました。
私も耳鳴り、頭痛、吐き気がしてきたので水分がぶ飲みで
30分程休憩を取ってなんとか耐えました。
今日も展示車の洗車をしていたのですが、日差しが
痛い!
皆さんご注意下さい。
さて、昨日の休日は大阪市内の実家にて過ごしました。
子供たちもつれて。
実家は築60年位の建物なのですが、私の祖父が
建てた古い和洋折衷の作りになっています。
毎年色々な所が痛みだし、補修の必要なところも
出てきております。
久しぶりに一階の応接間で昼寝をさせてもらって
何気に天井を眺めておりました。
漆喰で装飾された天井。。
今は亡き父親に教えてもらったこの家を建てた時の
話を思い出しました。この天井を作った職人さんの話。
建設中にある日やってきた漆喰の職人さん。
紹介されたのですがヘベレケにお酒で酔っており、
アルコール中毒なのか手も震えていた方だったそうです。
『こんな人で大丈夫か?』と父親も思ったそうですが、
そこは流石のプロ。
道具を持つと目つきも変り、手の震えもピタッと止まり
素晴らしい手際でこの天井を仕上げたそうです。
父親曰く本物の職人さんだったとの事。
疲れていても、熱中症気味であろうと、お客様には
笑顔で出来る限りの対応。プロでありたいと思います。
豊中店の安田でした。