何となくいい感じ・・・って大切なんです
2013/08/31 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
突然ですが、お店でこんなことを感じるときってありませんか。
食事をしているテーブルの照明がほんのわずか暗く食材がわかりづらい。
BGMがほんの少し大きく聞くともないのに延々と入ってくる。
見たい商品がきっちりと綺麗にケースにしまってあり内容を確認しにくい。
等々、、、
どれをとっても店の存亡に関わる大きな問題ではないのですが、
しかし基本のしっかりしたお店のその道のプロといわれる方々でも
この見る、聞く、触るなどの五感は時間と共に忘れていくそうです。
ところが初めて入る店は特に人はこの五感をフル活用しながら品定めをし、
そして具合の悪いことに五感は引き算で価値を決めていくので
結果、「悪くはないけど次はもういいかな・・・」という意識が頭に残るのです。
逆に、「この店は何とも言えない良い感じがして・・・」、これもよくある話ですが、
こちらは五感ではなく、第六感にうったえかけられており、
例えば店に入り床を掃除しているか、否かはすぐにわかります。
わかるというより、即感じます。
決してゴミが見えたわけではありませんが何となくわかる。
これが恐ろしい。
本当に磨き上げられた店はこの足し算で価値を決める第六感に
うったえることができる店だそうです。
、、、、云々
、、、っていう耳の痛い話を知り合いから教えてもらいました。
人間ができてくるとみんなよくにたことを言うんです。
何年やってもやることばかりです。
それでは又来週、植田茂夫でした。