エアコンの吹き出し口切り替え修理
2009/05/17 未分類
工場の加藤です。
ラーメンは好きです。
しかしうどんやそばは、あまり好んで食べません。
しかし乗り気のしない蕎麦でも、好きなナマ玉子が乗っかると、
… うまそうです …
そろそろ厚くなってきましたので、
エアコン関連をいきましょう。
エアコントラブルも色々なことが起こりますが、
今回は吹き出し口の切り替えトラブルにて。
車両は弊社でも少なくなってきた、W126の560SELです。
この頃のメルセデスはバキュームにて、吹き出しの切り替えを行っていました。
結構バキュームを使うところは多く、集中ドアロックなんかにも使っていました。
今回のご依頼は、クーラーの風が、顔に向いてベンチレーションから出てこない。
元々W126では、切り替えがいい加減で、違うところからエアが漏れる
ってこともよくありました。が、今回は全く顔からでなく、
フロントガラスに向いて、デフロスタとなって吹き出ていました。
良くあったトラブルですが、まずはエアコンスイッチ部分から分解。
グローブボックスや、足もとのカバーを取り外して各バキュームエレメントの
点検を進めていくと!
デフロスタのバキュームエレメントが、破壊されていました。
年数劣化によるもので、プラスチックが割れ、中のスプリングに押され
破裂状態!
分解して組み直し、車両に取り付けようとすると、、、「バン!」とまた破裂。
再度組み直して針金で固定して取付。作動させてみると、、、「バン!」・・・
少々加工を施しても、耐久性に自信が持てず、新品交換とさせていただきました。
製造から結構年数が経っていても、すぐに部品が手に入るってのがメルセデスのイイとこですね。