せんたく党とは??
2010/10/02 未分類
以前、このブログでご紹介した「反エコ」(?)で有名な中部大学教授の
武田邦彦先生ですが、律儀に毎日必ず更新のブログが面白く
たまにチェックしております。
”「せんたく党」の出現を望む”
という意味不明な題名のついた文章がアップされました。
長文ですが、ご紹介を。
維新の志士、坂本龍馬がお姉さんのおとめさんに送った手紙に、
なるほど。。。。
”タバコを考える”という現在8回シリーズになっている
愛煙家が全員うなずく素晴らしい話をアップされているのですが、
これは紹介やめときます。
私自身も”せんたく”したいと考える豊中店の安田でした。
武田先生ブログ→http://takedanet.com/
日本には「力があり、誠実なせんたくをする党」が欲しい。
それができたら、日本は新たに清潔な日本になるだろう。
シャツも、誕生し、使われ、汚れ、洗濯され、また使われ、
そのうち、ボロボロになって焼却される.それ以外に方法はない。
川も、誕生し、成長し、成熟し、老化してやがて死ぬ.
星も、誕生し、成長し、成熟し、老化してやがて死ぬ.
これは、宇宙が誕生して以来、膨張しつづけている事によるのだが、
それは現在の宇宙に存在するものの業である。
つらつら考えてみると、人生でも、家庭でも、地域でも、政治でも、国家でも、地球でも・・
すべてのものは時間とともに汚れ、老化し、ダメになる.
菅首相がその役割を果たせるかは疑問である。すでにやや汚れているからだ。
その意味では軽い洗濯が必要である。
・・・・・・・・・
だから、国民はがっかりして政権を交代するように参議院銀選挙でその意志を示した。
その典型的な例が「鳩山首相、小沢幹事長」であり、この組み合わせは
自民党で政権を取れなかったからという方がわかりがよい.
つまり汚れたシャツの一部を切り取ったようなものだった。
でも、民主党ではダメだった。なぜダメかというと、民主党を作っている人たちが、
残念ながら、「汚れたシャツの人たち」が多かったからだ。
そこで、日本人は自民党という古い汚れたシャツを洗濯して、民主党を選んだ。
でも、戦後60年、さすがに日本にも汚れがついた。
だから、「せんたく」が必要である。
欲が無限にあっても、この程度できればまあまあと言うべきだろう。
問題点はあるが、良い点の方が多かった。
サンフランシスコ講和条約、朝鮮動乱、自衛隊、日米安保、所得倍増、
高度成長とそれなりにやってきて、世界の奇跡と言われるほどの発展を遂げた。
戦後の日本の政治が悪かったわけではない。
・・・・・・・・・
「せんたく(洗濯)」というのは、シャツを全部、切り刻むことではない。
シャツはシャツなのだが、汚れたシャツを綺麗にするということだ。
それをやろうとしていると龍馬は姉に伝えている.
でも時代の流れとともに江戸幕府もよどみ、汚れが目立ち、シミがついた。
だから「基本的なことは崩さずに、綺麗にしよう」という考えだ。
つまり、江戸時代の日本にはいろいろな問題はあったにしても、
その価値をすべて壊す必要はない。むしろ江戸時代の日本はそれなりに良かった。
「維新」は「革命」ではなく、「せんたく」である。
もともと、「維新」という言葉は中国の周の時代に一回だけ出てくるような
珍しい言葉だが、「惟(これ)、新たにする」という意味だ。
とある。もともと坂本龍馬の家は商家で、おとめさんはそこから商家に嫁いでいるので、
「せんたく」というひらがなで龍馬は「維新」を伝えている.
「ニッポンも今一度せんたく致し申し候」