「人間の覚悟」
2009/03/16 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
先日、紀伊国屋書店で何気なく目に飛び込んできた、
五木寛之の「人間の覚悟」。
『経済が、絆が、国が壊れていく。ついに「覚悟」をきめる時が来た』
『そろそろ覚悟をきめなければならない。
「覚悟」とはあきらめることであり、「明らかに究める」こと。
希望でも、絶望でもなく、事実を真正面から受け止めることである。
これから数十年は続くであろう下山の時代のなかで、
国家にも、人の絆にも頼ることなく、
人はどのように自分の人生と向き合えばいいのか。
たとえこの先が地獄であっても、
だれもが生き生きとした人生を歩めるように・・・』
という、なかなかに痛烈な帯につられて読み出すと、
まさに現在の、今まで経験したことのない変化のなかで、
しかし、いつも良いわけではなく、いつまでも悪いわけでもない、
上りもあれば下りもある、そういうなかで、底辺に戻るという
ある種の「開き直り」をして自分の人生に向き合う「覚悟」も必要だ。
という現在の暗中模索の中にいる大人たちに贈られたメッセージでした。
今を冷静に見れて、面白いですよ。
それでは又来週、植田茂夫でした。
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