ハイブリッド元年 ~産業構造の大変化~
2009/04/17 氏田 裕吉
心のこもったメッセージをお伝えします。
ホンダのインサイトが発売され、いよいよ本命のトヨタの新型プリウスが発売間近です。
政府の後押しもあり、今年はまさに「ハイブリッド元年」になりそうです。
日刊自動車新聞を読んでいるとこんなことが書かれていました。
2009年~2011年 導入期
2015年前後 普及加速期
2015年~2020年前半 普及安定期
2020年以降 究極のEV時代到来
何? そう、「電気自動車」の普及についての記事です。
2020年というと、10年ちょっと先ですが、そのころには街の中に走っている
クルマのほとんどが電気自動車になっているかもしれません。
また、今のガソリン車を構成している部品点数は3万点だが、エンジンがいら
なくなる電気自動車は1万点と、約3分の1になります。
電気自動車が普及すると、自動車産業の構造変化をもたらすことは間違いない
でしょう。
あるテレビ番組で、アメリカ、シリコンバレーの電気自動車ベンチャーの特集
をしていました。 電気自動車ユーザーに、レポーターが質問。
「毎月いくらの電気代がかかるのですか?」
すると、そのユーザーは言葉なく、「天に指を指していました。」
(太陽光発電)
そんな時代は、私たちが思っている以上に早く到来するでしょう。
クルマを扱うものとして、本格的なエコカー時代のビジネスを考える時期に
近づいているような気がしてなりません。
「氣力」があれば何でもできる。 明日からもがんばっていきましょう。
氏田 裕吉