「運とツキ」
2011/01/12 氏田 耕吉
いつもながら、年末年始は色々と考える機会があります。
ここ1年を思い起こせば、何と言っても『会社の60周年を迎えれた』事です!
しかし、リーマンショック以来の厳しい時代背景での 『会社の周年』は、
代表者としては、本当に、忸怩たる思いでした。
しかし、これも又良し、今の時代を生きてる、今の時代にしか生きれない、自分達ですから、、、、、、
ついこないだ、日経のコラムで、丸紅会長の勝俣宣夫さんが、
「運とツキ」の事を書かれてました。引用しますと、、、
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俗に運と書いて「ツキ」と読みこともあるから同義と思われるかもしれないが、
似て非なるものだと思う。
社長時代悪戦苦闘の連続だった。
その一つがバブル後期に会社から発行された10年物の転換社債で
発行以来転換価格を超える事無く、期限まで後3カ月
「腹を括らねば」と覚悟していたら、、、、
≪中略≫
、近づいた矢先、株価は急に上がり転換価格を超えた。
償還に備えて用意していたおカネはかねて狙いを定めていた分野に投資、
これが収益に大きく貢献し、会社はみるみるうちに順回転をはじめた。
確かに世界同時好況で資源価格上昇が加わるという環境だったから、
「運が良かっただけ」、と言う人もあろう。
しかし風が吹くのを漫然と待っていた訳ではない。
何とか会社を良くしようと、
皆が準備・熟慮を重ね、場合によっては
苦渋の決断もしているうちに僥倖(ぎょうこう)は巡ってきたのだ。
運は人為の及ばぬもの。
しかしツキはひたむきな努力の先に、時として舞い込んでくるものだ。と、ふと想う。
あの時、運が良かったとすれば、危機感を共有し、
共に懸命の努力をすべく全社が一丸となれたことであり、
それを支える大勢の人たちがいたことだ。
本来気まぐれなツキが巡ってきたのは、努力の総和の大きさゆえなのだろう。
(丸紅会長 勝俣宣夫)
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『 運は人為の及ばぬもの。
しかしツキはひたむきな努力の先に、時として舞い込んでくるものだ。』、、、、、、、
しっかりとひたむきな努力を続けていきたい!再確認の社長・氏田耕吉でした。