近江商法の極意

2004/05/15 氏田 耕吉 (毎週金曜日)


5月2日にこの日記で植田さんが信楽の事を書いてましたが、私も先日行ってきました。
とはいっても近所の日野町です。

信楽の陶芸作家、広川純さん、みのりさん夫妻の自宅展を訪れたのです。
広川純さんとは住吉中学、阪南高校、関西大学二部まで一緒の友人です。
大学のとき体を悪くして、療養方々で信楽で活躍するようになられました。子供の頃から考えると想像もつかない程の転身、発展ぶりです。

病気が転じて、ではないですが、まさに「人生に無駄はなし」です。

さて、その会場の彼の自宅は築100年の旧家です。
表からは想像できないほど奥行きが有ります。また、建物は奥に行くほど屋根を低く建てられていて表通りからはそれを気づかせないようになっています。
まさに近江商人の建てたものです。

近江商人といえば、「三方良し」で知られています。
お客様、仕入先、そして自分。これが近江商法の極意だそうです。

「喜んでいただける仕事」、
心して商売に励みたいものです。
氏田 耕吉 でした。

追伸:もし陶芸にご興味あればいつでもご紹介いたします。お声がけ下さい。


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メンタル.タフネス

2004/05/08 氏田 耕吉 (毎週金曜日)


先日、お客様からプロスポーツの選手がよく読んでいる本を教えていただきました。

ジム レーヤ‐の「メンタル.タフネス」です。

さわりだけでもご紹介したいと思います。

プロの世界でプレッシャーとストレスにさらされながらすごい成果を上げれる時と上げられない時の違い。スポーツの世界で勝ち抜くためには「メンタル.タフネス」(精神的な強さ)が重要であるという話。

「心技体」、昔からよく言われていることですが、「心」が一番に来ています。

そしてこれはスポーツに限らずビジネスにも人生にも大きく関係していると言うものです。

いかにして自分自身をパワーアップするためにメンタルトレーニングするか?が具体的に書かれています。

成果が上がったからメンタル状態がいいのか、メンタル状態がいいから良い成果が上がるのか?なのです。
いかにして良い成果の上がった時のメンタルの状態にもっていくか?がポイントです。

原田隆史先生の「心を鍛える」にも共通しているようです。

「しあわせは いつも自分の 心がきめる」
私の好きな相田みつをさんの詩です。

本を読むのが遅いので先になると思いますが、具体的なご紹介の続きにご期待ください。待てない方は是非ご一読ください。        氏田 耕吉でした。


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よきライバル

2004/05/01 氏田 耕吉 (毎週金曜日)


今日は5月1日、3月1日にこのホームページをリ、ニューアルして以来、2ヶ月たちました。今朝のカウントは9042人です。たくさんのご訪問ありがとうございました。

さて先日、柔道の体重無差別の全日本選手権大会の様子がテレビで放映されていました。

史上3人目の四連覇をかけて戦う井上康生はシドニーオリンピックの金メダリスト、四日の100k級でも優勝、今回も順当に勝ち進んできました。かたやその相手の鈴木桂冶は怪我の続く中、準々決勝で中学以来のライバル、棟田に辛勝しての決勝進出、今やその3人が日本柔道の重量級を代表しています。結果はご存知の通り、鈴木桂冶の新チャンピオンの誕生でした。

鈴木の印象的な言葉は「上を見ずに一戦、一戦、試合を楽しみながら戦った。」敗れた井上は「何が何でも勝ちたいという気持ちで、鈴木選手の方が勝っていた。今日一日執念のようなものが自分には足らなかった。」と、また井上選手のお父さんは「勝ってばかりいると受身になる。今回の事で選手生命が1~2年延びるかも、、」と。

棟田選手も含め三人のライバルはお互いを刺激し合ってますます上りつめて行きそうです。どんな世界でもよきライバルは良いものです。

ちなみにその時に往年(?)の柔道無差別級チャンピオン、篠原さんが解説者でまだまだ、「私の方が強い」、と冗談とも本気ともとれる発言に世代交代の大切さをも感じた、氏田耕吉でした。 


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ビデオをお借りしました

2004/04/24 氏田 耕吉 (毎週金曜日)


私ども車業界の大先輩で輸入車組合の関西支部長を長く務められた、山際春三郎さんに、ビデオをお借りしました。

「海軍兵学校第76期生の今、江田島最後のクラス会」
で、ご本人さんもその3504名の中のお一人です。
昭和19年入学、日本の国のため、覚悟して海軍兵学校に入学しながらも、翌年終戦。

思想や価値観も一転、戦争で敵国と戦うから戦後日本の復興のための別の意味での戦いの始まり、、、そして今。

現在76才、心身ともに厳しく鍛えられた青少年時代はその人の一生にわたる原点となる。
まさに戦後日本を支えていただいた年代の方々の今までの事がドキュメンタリーに表現されていました。
自立、自治の精神、上級生が下級生を鍛える、、、、等。
まさに今の日本に欠けているものは何なのかを問われるビデオでした。

今の日本の平和な状態に感謝しながらも心せねばならない自分達の世代を感じました。   氏田 耕吉


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「新人は先輩を選べない」

2004/04/17 氏田 耕吉 (毎週金曜日)


春、新社会人の季節です。
わが社でもメカニック見習が二人います。

先日、工場の朝礼で先輩格の村上さんがスピーチしてました。

仕事につく時、先輩に習う事も何でも鵜呑みにせず、他の人からも聞いたり、自分で考えて仕事に取り組むように、と言う趣旨でした。

思い出すと私も新人メカニックの時には三人の先輩にかわいがって頂いて、色々な事や方法の教えを受けました。
実はそれが一人一人違っていて聞いたようにやってると他の人が見て、又あらためて教えてくれる、そんな繰り返しもありました。

そんな中で自分なりに考えて、教えて頂いた事の中から良い所どりで自分の形にしていった事を思い出しました。

「新人は先輩を選べない」
どんな先輩にめぐり合うかで新社会人のスタートは決まります。
先輩達も心して新春を迎えましょう。

そう、「子供は親を選べない」こんな言葉も思い出した、三人の子の親でもある、氏田耕吉でした。


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テロ

2004/04/10 氏田 耕吉 (毎週金曜日)


「三邦人、イラクで人質」
の報道を目にした時、いよいよこの問題が
大きくなってきた感がしました。

その後、福田康夫官房長官の
例の淡々とした口調で語られた
「撤退の理由はない」
に皆さんは何を感じられましたか?

国家を考える時、個人はいかがなものか?、、
もし、自分の家族が、、と、
気の小さな私は実に複雑な思いでした。

彼らの声明文を見る限り、痛めつけられた弱い立場の人達の言い分もわからなくはない気がしました。
もちろんテロはいけないが、それしか抵抗手段が無いと思っての事でしょう、相手には相手の理論が有るようです。

日米関係の中での「イラクの人道復興支援の為の自衛隊派遣」はイラクの人たちには「攻撃をしてきた日本、戦争当事国、日本」と受け取られているようです!

数年前、鹿児島、知覧の特攻平和会館を訪ねました。
自らの命を犠牲に特攻として、祖国日本のために死んでいった人達の複雑な心境を垣間見た想いでした。高倉健の「蛍」で涙した一人です。

きっとお互いの言い分の違いが争いを起こしているのでしょう。

今、この目の前の平和な時間しか感じられない私はただ、無事、解決を望むばかりです。    祈、平和。 氏田 耕吉

追伸:今日、JR大阪駅前で三邦人解放にむけて署名運動が始まったようです。時間がありません。何とか行って小さくても、平和の声を上げてみたいと思います。


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大才は袖すり合った縁をも生かす

2004/04/03 氏田 耕吉 (毎週金曜日)


先日の社内会議で私が説明した言葉に、社員さんからの問い合わせが多かったのでこのメッセージでもかかせていただくことにします。

その言葉は

「小才は縁に出会って縁に気付かず、中才は縁に気付いて縁を生かさず、大才は袖すり合った縁をも生かす」

と言うもので、私の入っている異業種交流会、サンゆ倶楽部の
高田宏成先生から教えていただきました。
元々は剣の修行中に武蔵が学んだ柳生石舟齋の言葉だそうですが、相手からどん欲に学び取る姿勢の大切さを教える言葉だったようです。

私はそれを「ご縁」として受け止めております。
私どもの仕事では年齢、性別、職業にかかわらず、車を使われる方々、皆様とお取引がございます。それをただ単に物販やサービスの提供にとどめず、その方々との「ご縁」としてお役に立つように心がけていこうという事で話しました。

この広い地球上で日本のそれも限られたエリアで知り合う、人類の長い歴史の中で精々100年ほどしか生きられない人たちが出会う機会を持つ、それだけでもすごい事です。出来ればそんな「ご縁」を更に活かしたいと思っております。

この自社のホームページでもその一環として、「ビジネスリンク集」として私どもとお取引のある方々のホームページをご案内しております。是非一度のぞいて見て下さい。

担当は氏田 耕吉でした。


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