「松下幸之助翁に学ぶ」2

2005/02/12 氏田 耕吉 (毎週金曜日)


先週の「松下幸之助翁に学ぶ」の続編です。


=生き方の名人=

「長生きされましたが、長寿の秘訣は?」
と言う質問には

「それは体が弱かったからや。
だから無理できなかった、
無理をしなかったからや。」
ものは考えよう。

「経営者としての成功の秘訣は?」
との質問には

「学歴が無かった事、体が弱かった事、家が貧乏だった事。」
と答えられたそうです。

学歴が無いから何も知らなかった。
おかげで何事でも誰にでも聞く耳を持てた。
そして、何を聞いても感心した。
それが経営を間違わずに出来た最大の要因だった。

体が弱かったから人に頼らざるを得なかった。
それが人を育て、盛り上げてくれた。

など、普通だと絶対にマイナスになるような事を
考え方、受け取り方で成功の条件にされてこられました。

=万事研修=
「万事、万物、全て我が師」
あらゆるものから学ぶ!
真剣に意識を強く持てば
「求めれば必ず出会う」
のだそうです。

=自修自得=
「君の考えはどや?」と相手に常に聞かれ、
自分で考え、自分で行動させる、
指示を仰ぐのは楽、考えなくて良いし
責任逃れもできる。
「自分の頭で考えなはれ」
が幸之助翁の口癖だったそうです。

本当にすごい人物です。
今日はこの辺まで、、、
ますます幸之助ファンになっていった氏田耕吉でした。

P,S,昨年からお約束の私の講演録、
いよいよ来週から
シリーズでお送りいたします。
テーマは「夢をもて(求められる子供像)」です。
お楽しみに?


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「松下幸之助翁に学ぶ」

2005/02/05 氏田 耕吉 (毎週金曜日)


先日、「松下幸之助翁に学ぶ」の
勉強会に出席してきました。

松下政経塾と幸之助さんのビデオを1時間鑑賞してから、
元、松下政経塾塾長の上甲晃さんの、
何と3時間にわたる講演会でした。
しかしさすがに上甲さんで四十数人の
メンバー全員が真剣に聞き入ってました。

上甲さんとは当時朝日新聞に居られた、
西垣戸勝さんに昭和61年ころ、ご紹介頂いてからで、
もう足掛け二十年になります。
諸先輩を中心に、「人間行脚の会」でいろいろな面で
ご指導を受けてきました。

実は私は松下幸之助さんには一度もお会いは出来ませんでしたが、
ある文章を通じて人生の大きなきっかけを頂きました。

それまでは家が整備工場で育っていましたが、
「商売」と、言う事になると、ただ単に「金儲け」と、
いうイメージしかわかずあまり好きでは有りませんでした。
いまだに中学、高校からの友人は「おまえが商売したり、
会社の代表をしているのは信じられない!」と言います。

と言うのは、整備工場なら、故障した自動車を直してお役に立って、
手間賃を貰うと言う事ですが、
商売は、ある物を仕入れて、儲けをのせて他の人に売って利益を得る。
どうもその辺があまり好きではありませんでした。

その私の価値観を変えたきっかけとなった文言は
「 適正利潤 」 でした。

商売を通じて人様のお役に立つ、そこで、経費その他で
「適正利潤」を頂戴する、というような文章だったと思います。
ついては商売を通じて世のため人のために尽くす、でした。
(どうもこの辺を上手くは説明できませんが熟慮してみてください。すいません。)

「適正利潤」、
常に心して精進せねばなりません。

今回の講演内容のうち気に止まった事は改めてご紹介いたします。

ここしばらくは松下幸之助に刺激を受けている
氏田耕吉の報告でした。

追伸;幣社のホームページの「社長の対談」に、
上甲晃さんとの記事が載っております。
よろしければ是非ご覧下さい。


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「本田宗一郎 と 井深大 展」

2005/01/29 氏田 耕吉 (毎週金曜日)


先週、「本田宗一郎 と 井深大 展」に行って来ました。
――夢と創造―― 
サブタイトルは、「もの」づくり、町工場から世界へ
でした。

同じような時代に生き、まさに町工場を戦後、
日本を代表する世界企業
「ホンダ と ソニー」にした二人の事が
同時進行形で表現されていました。

ちょっとだけ、と思って行きましたが、
決して広くない会場で、流したら30分でしょうが、私は
ビデオ鑑賞も含め、2時間半、
お二人の生きざまをたっぷり感動させてもらいました。

話は変わりますが、
先日、最近の日本人の読書力が落ちてきている、
と新聞にありました。
まずは「伝記物」有りきだそうです。
私たち大人も子供さんにも日本を代表する二人を見せて
興味を持ってもらえたら
たくさん出版されている
お二人の伝記はどうでしょうか?

小学生のころ、「世界のオートバイ王」と言う本を読んで
大感動、今も本田宗一郎の伝記物が好きな氏田耕吉の報告でした。

P,S,梅田ステラホール(梅田スカイビル西)で1月30日(日)まで


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大寒

2005/01/22 氏田 耕吉 (毎週金曜日)


ここ数日、寒い日が続きました。
新聞を見ていると、20日が大寒(だいかん)だったそうです。

今年は1月5日が小寒(しょうかん)、つまり「寒の入り」で、
最も寒いといわれている日が、20日の大寒でした。
ここから寒さが和らいで2月3日の節分(せつぶん)、
翌4日は立春(りっしゅん)一転、春に向かいます。

この時期が来ると、いつも思い出す出来事が有ります。

私が27才でちょうど仕事がおもしろくなりだしたころで、
自信満々、やる気一杯でしたが、
世の中や社会の事は未知だったころのことです。

私どもの仕事は1月、2月は比較的暇な時期で、この期間を利用して
工事をする計画で進めていました。
ところが、始めてみると途中から何故か色々と問題が起きて
どうしても上手くいきませんでした。
その時まで経験した事が無いような何かに邪魔されているような、止められているような?そんな感じでした。

父方の伯母にあたる方で、易を見る方が居られたのですが、
私はあまり信用はしていませんでした。
しかしこの時ばかりは、と相談してみました。

すると、詳しく説明するまでもなく、
「寒に入ってから土地や建物を触り始めたの?」と言われました。
「直ちに土地を清めて、節分までは一切の工事を止めなさい。」これが答えでした。

工務店の方も確かに困ってはいたものの、なかなか判ってはくれませんでしたが、
とにかく従って、一切の工事を止めました。
1月1日の「一止」ではないんでしょうが、、、

すると、、、、、
その間に幾つもあった問題が解決していき、
本当に節分をすぎてからはスムースに事が運んでいきました。

世の中には言い伝えがたくさんあって、科学的な根拠が無くても、古くからの経験上、
貴重な事があるものだと痛感した次第です。

私の話の中に言い伝えや四柱推命、八卦、易、などが出てくるようになったのはこの時からかもしれません。
また、折があればこんな話も続けてみたいと思います。

氏田 耕吉 でした。

追伸:先週、「冬のソナタ」の事を書いたら、
さっそく「もう1つの冬のソナタ」の本を教えてくださいました。
チュンサン と ユジン の失われた3年間とその後の二人の物語です。
さっそく読みました。
また、「胸、キュン!」です。
ありがとうございました。

追加:本日、梅田ステラホール(梅田スカイビル西)でやってる、
「本田宗一郎 と 井深大 展」を見てきました。
良かったです。感動物、是非どうぞ!
1月30日までです。


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「冬のソナタ」

2005/01/15 氏田 耕吉 (毎週金曜日)


年明けから年始のご挨拶、互例会が続いて
様々な方々と色々なお話が有りました。

大阪の景気を反映してか後ろ向きな発言が多いですが、
逆に「今、この時期こそ!」と、
パワー溢れるお話も出てきておりました。

まさに今こそ、分岐点かもしれません。

そんな中、「お正月は何をされてましたか?」と、言う質問もよくあります。
そこで、私はすかさず、、、、、

以前からNHKのブーム「冬のソナタ」をたまに見ていて、「ユジン」こと、
「チェ、ジュウ」の隠れファンでした。

それを察した妻と娘からクリスマスプレゼントに顔写真入りのマグカップを貰いました。
これをきっかけに「チェ、ジュウ」の大ファン宣言。

年末年始の休みを使って「冬のソナタ」全20話、約20時間、ビデオ10本を観ました。
久しぶりに胸が「キュッ!」とするそんな想いで時間をすごせました。

とにかく、私にとっては 最高の心地、でした。
聞くところによると、次は「美しき日々」だそうです。

韓流ブームに乗りつつある氏田耕吉の告白でした。


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2005年 年頭所感

2005/01/08 氏田 耕吉 (毎週金曜日)


2005年1月5日に社内にむけて配ったものです。
拙い物ですが加筆の上、載せさせていただきます。氏田 耕吉

昨2004年は、台風による洪水や災害、又、新潟県の地震の災害、更に、年末には世界規模でインド洋スマトラ沖地震により50万人の負傷者と15万人にのぼるであろうと言われる死者の出た災害による大被害が有りました。

又、日本では経済的にも、まだまだ回復の兆しが見え無い状況が続いております。1990年頃のバブル崩壊後、「失われた10年」と言われて久しいのですが、果たして、その年数は増えているのでは?とさえ思われます。
あの三和銀行は、合併でUFJ銀行となっていた訳ですが、今度は東京三菱銀行に吸収合併されてしまい、日系大手銀行では、三井住友、みずほフィナンシャルグループの三本化になってしまいそうです。
ここに、外国系の金融会社が日本をターゲットに乗り込んできます。

又、かってあの「ダイエー」は小売、流通等の日本の代表であった訳ですが、今般、分解され再生の道をたどります。他にも多数の企業が再生されていっております。

この「再生」という言葉に代表される様に、日本では、すでに「次の時代」「新しい時代」が始まってきていると言えます。

今年1月1日、自動車のリサイクル法が施行されます。
これからの新車は勿論、すでに日本国内を走っている全ての車に課税し、それらを使用後スクラップするまで国が管理するという膨大なシステムです。

この業務の軸は、全て「I.T」です。
パソコン・インターネットは確かに便利に使えますが、
反面「10年」という単位を「2~3年」という単位に置き換えて、スピードを上げて迫ってきております。

同じように今の世の中の変化のスピードは、極めて早く、難しくなってきております。その反面、人間として、「心」を求める気持ちは、より強くなってきてもおります。

特に、我々の業態では、目に見える「車」は機械ですが、相手は「人間」です。つまりエンドユーザーに対してはヒューマンな関係が期待されており、より一層「心」が求められています。
人間はアナログの「心」で、デジタルに「物」を使うようにならねばなりません。

また、今のスピードと難易度に対してはこれからは個人なり、会社が協力し合って、いわゆるコラボレーションする事が重要です。

そして、お客様と我々の間で、又、企業間で、「ウイン・ウインの関係(双方ともに良い結果)」を目指していかねばなりません。

今、時代は明らかに変わってきました。
でも、私たちは何ら恐れることなく、この変化に対応していきましょう。
今年は我々にとって、大きな転換期、つまりチャンスの年です。
皆様のチャレンジスピリットに期待しております。    以上


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謹賀新年

2005/01/01 氏田 耕吉 (毎週金曜日)


新年あけまして
おめでとうございます

本年もどうぞよろしく
お願い申し上げます

さて弊社は
1950年、昭和25年8月2日の法人登記以来
本年をもちまして満55周年を迎える事となりました。

これもひとえに皆様方の
ご愛顧のおかげと、
心より厚くお礼申し上げます。

今後は更に皆様のお役に立てるように
精進いたす所存でございますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、この55周年を迎えるにあたり
実はまだ、テーマと言うかスローガンが
思いついておりません。
40周年の時は当時、何かで読んだ「企業100年の大計」としました。
「誠実な熱意」で多くの人々と「時間と空間を共有する」ことによって、  
100年間、企業を続ける。というものでした。
そして、その延長で50周年の時には
『GO AHEAD 50』
としておりました。

さて今回は?

以前、天龍寺の田原和尚に
『 一止 』 の精神について教えを受けた事がございました。
一旦止まって観る、ということです。
すると、『 正 』が観える、判る、とのことです。

これが今年の私の年始の重要な課題かと思っております。
真剣に考えて、改めてご報告いたします。

最後になりますが、新年をむかえ、社員を代表し、
皆々様のご健康、ご多幸を心より
祈念申し上げます。

代表取締役 氏田耕吉 拝


追伸:すいません。2004年1月1日に入れてしまってました。改めていま入れなおしました。
なお先週、「講演録」の予告をいたしておりましたが、
少々遅れているようです。早々にアップさせますので
よろしくお願いいたします。


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