妙心寺の雲龍図
2010/09/06 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
秋の気配など微塵もない9月の暑い中、
妙心寺の雲龍図を見に京都に行ってきました。
余談ですが、京都という街は狭い中に、
暑い夏には祭礼、春には花、秋は紅葉、そして冬の雪、と
その文化とともにいまでも四季の移り変わりをはっきりと感じることができ、
落ち着いた街並みは訪れる者に安心を与えてくれます。
大阪に住んでいると忘れがちになるのですが、
京都や奈良が近いというのは本当にありがたいことです。
話は戻り、広大な敷地の妙心寺「法堂」の天井を眺めると
直径12mの円形いっぱいに見事な龍を拝むことが出来ます。
見る場所により、昇るようにも、舞い降りるようにも見え、
また四方どこから見てもこちらを睨む、
「八方睨みの龍」は、その迫力とともに見るものを圧倒します。
堂内は撮影禁止なのですが、当日は修学旅行でしょうか、
観光バスからおりた大勢の学生が法堂に入り
扉が全開となったので外から天井の雲龍を写すことができました。
京都の禅寺には他にも大徳寺や相国寺の「鳴き龍」や
近年書き換えられた天龍寺など多くの雲龍図を見ることができます。
京都に行かれた際は是非法堂の天井を見上げてください。
それでは又来週、植田茂夫でした。
北野天満宮の東横、いっぷく処『古の花』で、
夏しか食べられない絶品メニューがこれ。
炎天下で待つこと1時間、やっとありつけた
桃そのものがかけられている、「もも氷」と「抹茶ミルク」
『古の花』 http://www.geocities.jp/ipukudokoro/index.html