大事なモノは大事
2015/07/16 尾崎 由典 （木曜日）
どうも、僕です。
尾崎です。
自宅に帰ると同じマンションの住人にたまに出くわす事があります。
当然の事ですが、僕は「こんばんは」笑顔でと挨拶をします。
すると、相手方はくいっと頭を下げ無言で、他所他所しく足早に自宅へ戻っていきます。
その度、なにか僕は悪いことをしたのかなぁと思いになります。
最近そんな事が気になる事が良くあります。
別に媚びを売る為に挨拶をしているわけでもなく、ただただ当然の事をしているだけで・・・
コミュニケーションツールの発展で、人との繋がりは電子機器で賄えるようになりました。
人に気を使うこともなく、メールでおはよう、こんにちは、こんばんは。
相手から送られてくるメッセージは文字のみ。絵文字、スタンプ感情を表す便利なツールもありますが
何処か殺伐とした感じがします。
確かに、相手の表情が見えなければ面と向かって言えないことも言えます。
相手の状況や、環境は特に関係ありません。
なぜなら相手がどういう状況か環境かわかりませんから。常に一方通行のコミュニケーション方法だという事です。
自分の思いはいつ何時、相手に伝わるでしょう。メールは送っておけば保存されますから
ですが、そのメールを見る相手のその時の感情、環境は送り主は知るよしもありません。知る手立てがないですし・・・
僕と同世代はそういう環境が物心ついた時にありましたから、人との会話＝メール・電話・ＳＮＳといった感じです。
会って他愛もない会話。つまり無駄な会話。これが人との繋がりには大変重要な部分であると僕は考えております。
合理化が進む現在では無駄な排除は必須ですが、無機質な人間相手には感情も無機質になるのではないのでしょうか？
会話の中に、笑いや怒り等、表情から読み取る事で相手の思いやりや優しさを感じる事が出来るのではないかと僕は思います。
何でもかんでも、合理化、便利化するのもいかがなものかなぁと・・・
だって人間だもの。
一人ひとり個性があっていいじゃないか。しゃべり方が違って当然、思想が違って当然。
そんなものは理解できても共有なんてできっこない。文字では表せないんです！と声高らかに言いたいですけど
このブログもなんせ文字を使ってのコミュニケーションツールですから。。。笑
確かに自分もそういうツールは使用していますが、そういう根幹は大事に生きて行こうと思うわけです。
以上尾崎でした。
