『法演の四戒(ほうえんのしかい)』
2011/01/28 ちょっとしたお話
昨夜、保険会社の三井住友の新年研修会で
嵐山に有る、宝厳院と弘源寺の住職、田原義宣師にお説教を授かりました。
宋の時代の禅僧、五租法演が、自らの弟子に贈ったとされる、
『法演の四戒(ほうえんのしかい)』についてです。
勢不可使尽
1、勢い使い尽くさば、禍(わざわい)必ず至る。
福不可受尽
2、福受け尽くさば、縁必ず孤なり。
規矩不可行尽
3、規矩行い尽くさば、人必ずこれを繁とす。
好語不可説尽
4、好語説き尽くさば、人必ずこれを易(やす)んず
であります。
内容についてはご興味があれば、一度勉強して見てください。
私事ですが、はじめて天龍寺に座禅に行ったのは33年ほど前の27歳の時です。
何かにつけ悩みの多いその頃、何度もそこで道を示して頂けたからこそ、今日が有ると自覚致しております。
今回、田原義宣師に講演をお願いしたのも、久しぶりに聞かせて頂いたのも、
こんな時代だからこそ、で有ります。
またまた、勉強になった想いの氏田耕吉ですが、
もう少し身に落してから、続きを報告させて頂きます。
失礼しました。