「自ら名乗る」は信頼への第一歩!
2010/05/14 ちょっとしたお話
名前を覚えてもらうことは、人間関係の出発点。
どこの誰なのか分からなければ、不安で話は先へすすみません。
新人によくある失敗、それは、一度名乗ってあいさつしたことがあるからと考え、次に会ったときに相手に名前も告げずに本題に入ってしまうことです。
でも、その相手にしてみれば「この人は、誰だっけ?」と名前が分からない・・・。
何人もの新人の1人であることぐらいは分かっても、名前はまだ覚えていない、というわけです。
こんなとき相手が一瞬困惑しているのに気付き、
すかさず「今年入りました〇〇です」と頭を下げることができれば、
「あ、〇〇さんでしたね」と気持ちよく心が通うだけでなく、謙虚な人だと人間性の評価にもつながるでしょう。
反対に「なんだ、覚えてくれてないのか」とムッとした表情をしたり、
まるで相手の記憶力を試すかのような沈黙を作ってしまったりでは、
相手に恥をかかせるだけでまずいですね。
社会人としての評価は仕事上の出来、不出来の結果だけでなく、
人間的に好感のもてる信頼性をとても重くみるものなのです。
そしてその人間性は、こうした名乗るというようなちょっとした時に、
意外にもはっきりみせてもいます。
相手が社内の上司、先輩、社外の取引先の誰であっても、
それが何度目の出会いであっても、
最初に自分から「〇〇部(社)の××です」と名乗り、信頼を得て下さいネ。