最近の若者、、、

2008/05/03 氏田 耕吉 (毎週金曜日)


「本日をもって私井上康生は第一線を退く決意をしました。」

2日、現役引退会見を発表した
柔道の井上康生さんはスーツ姿で登場、、、、、、

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私は素晴らしい柔道現役選手の引退を見た、と感じました!

皆さんもこの場面、覚えてられるのでは、、、
 

この素晴らしい切れ味の、技、、、、、、
一本勝ちへのこだわり、、、

体育音痴な私も、バレーボールと、
この柔道だけは人並み(ちょっとだけ)以上で、
興味深く見つめてました。

出来る事なら、

あの、傷付いた足をいたわりながらの
素晴らしい場面での金メダル引退の

山下泰裕さんのように
、、、、、、
を期待してましたが、、、

でもこれも又良し!

本当にお疲れ様でした。

さて、このGWは、私の好きな、「最近の若者」、石川遼選手に注目して
いたのですが、今回は予選落ちのようです。 残念。

頑張れ、最近の若者!

氏田耕吉でした。

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そして、井上康生さんの引退会見要旨とその写真集は、、、、


http://mainichi.jp/enta/sports/graph/2008/0501/

現役引退を発表した柔道の井上康生さん(29)は2日、
引退会見にスーツ姿で登場し、

「本日をもって私井上康生は第一線を退く決意をしました。
この場で報告させて頂きます。

5歳の時から柔道を始めて25年柔道にすべての情熱を捧げてきた。
我が柔道人生に悔いなしという気持ちです。

柔道家として井上康生として皆さんに愛されて、
友人、家族、ファンの皆さんに支えられたことを幸せ者だったと思う」と心境を明かした。

 今後について「三つのことがやりたい。
一つは現役同様に皆様に愛されるような井上康生であり続けたい。

二つ目は今年1月に結婚した妻と、
これから増えていけばうれしいのですが、家族を幸せにしたい。

三つ目は井上康生があるのは、柔道のお陰だと思うので、
柔道に恩返しできる人間、社会に貢献できる人間になっていきたい」と語った。

 引退を決意した理由について、
「北京五輪の最終選考で破れてしまったので、
ここは僕自身、柔道人生に悔いはなかったし、ここで辞めようと思った」と語った。

 柔道に関しては
「これからいろいろ勉強したり指導者になるためのものを身につけたいと思う。
僕自身東海大に入り15年お世話になった。
東海大でいろんな指導をしたい。
大学卒業後、綜合警備(保障)にもお世話になり、
柔道部も強化しているので、その面でもお助けできたら
将来日本の柔道をどう強くするかも考えていきたい」と指導者への決意を述べた。

 井上さんはこれまでの選手生活について、
「精一杯柔道にすべてをかけて生きてきた。
長いようであっという間だった。
アテネ五輪終わって4年間はいろいろ苦労やつらいことがあったが、
この間の大会であれだけの声援をいただいたとき、
あこがれていた柔道が完成された日だと思った」と振り返った。

 父でコーチをしてきた明さんには
「父自身も最後というのを感じることできていた」と語り、
「25年よく2人でがんばったな、父として悔いはない。
我が息子として精一杯やってくれてありがとう」とねぎらわれたことも明かした。

 井上さんはここ1年不振で、
一本を取りにいく自分のスタイルに迷ったときもあるといい、

「勝負の世界では、勝たなければならないので、勝ちに行く柔道を目指したり、
迷ったときもあったが、最終的に僕自身、柔道は攻めて一本を取るものなんだと気づいて、
その柔道を最後まで貫けた。

29日の大会でも、最後まで貫き通したのがよかった」と語った。

 「これから指導の道に入っていくので、
まだまだ分からないことがあるし、
いろいろと勉強していくことがたくさんあると思っているが、
指導者としても人間としても山下(泰裕)先生を目標に、現役のときも、
いまでも一歩でも近づこうと思っている」と述べた。

 山下さんは「一つの時代が終わった。
偉大な柔道家で芸術的な美しい技をもった選手はいないのではないか。
人間的なものもすばらしかった。
お母さんやお兄さんの死やけがなどいろんな挫折を経験したが、

逃げなくて立ち上がって向かっていた経験は指導者として生きるのではないか」とエールを送った。

 井上さんは指導者として、
「ゴールは全く見えないが、生涯柔道に恩返ししていく。
一緒に人生を歩んでいくという気持ちを忘れずに最後までいたい。
強さはもちろん人間的にも、皆さんから愛される選手を育てていきたい。
五輪で金メダル取らせたいという気持ちで指導をしていきたい。

1人でも2人でも10人でも100人でも育てたい」と抱負を語った。

【柴沼均】


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