ローバーフリーランダーの水漏れ修理
2009/10/11 加藤 宣晶
こんにちは。
工場の加藤です。
子供が友達からバッタを貰ってきました…
カブトムシとかではなく、ただのバッタ…
手提げの小さい虫カゴにバッタ一匹と葉っぱを少々…
「かわいそうやから逃がしたり」と言っても「嫌や!」の一点張り…
こんな狭い所に閉じ込められてかわいそうなやっっちゃ…
せめてもう少し広い部屋へ!と
日曜日に公園の一部を拝借して、金魚鉢に移設しました。
ついでに友達バッタも4匹ほど追加♪
水を入れると飲んでる飲んでる♪
葉っぱも食べる食べる♪
毎日観察していましたが、数日後に、一匹、2匹とご臨終…
ここで、やっと「逃がしてあげて良い」と許可を頂きました♪
芝生も元の場所にお返ししておきました♪
今回は、長年判らなかった、フリーランダーの水が減る原因。
車検等でご来店の度に、サブタンクの水が減っている。
都度プレッシャーテストをするが、一滴たりとも落ちてこない。
補充で済ませていましたが、ガソリンスタンドさんでも
「ラジエターの液が減ってますよ」と足されるように。
テストしてもやはり一滴も落ちてこない…
年月が過ぎ、しばらくご来店いただかなかったのですが、
「エンジン音がうるさい」とご来店され、見てみると
ラジエターの冷却ファンが回りっぱなし!
ついにラジエターの液不足で水温が上がりファンが作動しました。
やはりどこかから漏れているはず!とやみくもに分解開始。
まずは、エンジンを覆っているカバーを取り外し。
光を当てて、奥を覗くと…水のようなものがキラリ☆
もっとよく見たい!とオルタネーターを取り外し、隙間から覗くと!
Vバンクの谷間で、冷却水が溜まっています!
鏡を駆使して、漏れ発生場所を探すと、インレットマニーホールドと
シリンダーヘッドの隙間から出ているような。
となると、とりあえずはインレットマニーホールドの取り外し。
取り外すと、漏れていた箇所でパッキンがわずかに切れていました♪
長いこと原因が分かりませんでしたが、
圧力をかけたら、実はちょろちょろと漏れて、車両下部には出てこず、
エンジンのVバンク上にたまって池になり、エンジンをかけると、
温められて、走行中に蒸発していたんでしょうか。
取りあえず、一件落着♪
と思いきや、ディーラーさんからまだまだ続くよwと恐怖のお告げが。