エベレストの話その2
2010/09/25 安田 和弘
こんにちは。豊中店の安田です。
先週に引き続いてエベレストの話を。
山男が「何故山に登るか?」と聞かれて「そこに山があるから」と
答えたという有名な話がありますが、そう答えたと言われているのが
有名なイギリスの登山家、ジョージマロリーでした。
南極、北極点に足を踏み入れた人類が足を踏み入れてない
極点として、地球上最も高い山がエベレストであることが
確認されたのが1800年代後半。
そこから国の威信を掛けての初登頂争奪戦が
始まりました。
1921年の第一次エベレスト遠征隊に若かりしマロリーは参加。
第一次、第二次の失敗の後、第三次遠征隊に参加したときに
山頂手前付近にアタックしているところを目撃されたのを
最後に消息を絶ちます。
その後約30年後の1953年、同じくイギリスのエドモンド・ヒラリーが
世界で始めての登頂に成功。となりましたが、30年前のマロリー登頂が
成功したのかどうか?はエベレストの謎として語り継がれてきました。
彼が山頂を撮影する為に持参したコダックのカメラに何が写っているか?
1999年にアメリカの捜索隊が70余念ぶりにマロリーの遺体を発見しました。
(世界で一番高いところにある、世界で一番美しい遺体と呼ばれているそうです)
残念ながらカメラは見つからず、しかし成功した時に頂上に置いてくる
と語っていた奥さんの写真も見つからずでいまだ登頂成功したかどうかは
闇の中。。。。実際はどうだったのでしょうね?
さて、先週書いた 栗城君の山頂アタックも佳境に近づき、あと5日
で登頂の予定。
頑張って欲しいものです。