親しき仲にも礼儀あり !
2010/09/28 ちょっとしたお話
気になるタイトルで目に止まりましたのでご紹介します。
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友人、知り合い、仕事仲間など、旧知の間柄であることを頼ってさまざまなお願いをしたりされたりすることは、お互いさまのこと。
誰にも覚えがあるのではないでしょうか。
しかし、以前、友人から「慣れてるでしょ、やってよ」と気安く司会を頼まれ、いい返事ができなかったことを思い出します。
これは、お金や仕事の大小に関係なく、プロとしては責任をもって引き受けたいのに、
なんだか軽くあしらわれたことへの違和感だったと思うのです。
やはりこういう時こそ謙虚に誠実に、
「突然こんなことをお願いして悪いけど」「ぶしつけなお願いで恐縮ですが」「お忙しいところ無理を言って申し訳ありませんが」と
誠意を尽くしてお願いすべきでしょう。
その方が、受ける方も力がこもります。
また、相手の持つ人脈や情報、顔の広さなどを頼って紹介してもらった場合は、途中経過と事後の報告は必ずすること。
これが抜けると人間関係は決してうまくはいきません。
研修会場を探している人にちょっとした情報とヒントを教えてあげただけなのに、
「おかげさまで助かりました。○○に決めました」と感謝の報告が入ると、
うれしくなりいつでも力になりたいと思いました。
一方、仕事の紹介までしたのに連絡なしの人には、不信感しか残りませんでした。
相手の力を借りることはその人の財産を分けてもらうこと。
親しき仲にも礼儀ありと強く思うわけです。
コラムから、、、、、、、、、