仕事を先送りしないコツ
2010/09/02 ちょっとしたお話
「早くやろう」と思いながら、つい仕事を先延ばしにして期限ギリギリになってから焦って取りかかる。
この悪循環を断つために、気持ちのコントロールから、ちょっとした行動の工夫や習慣づけまで、仕事をためこまずに進めるコツをまとめてみた。
- 1. 心理的な原因を知り、それを取り除く
・ 原因:完璧を目指しすぎる
「完璧にできれば御の字。
できなくてもしょうがない」と考えると気楽に取りかかれる
・ 原因:効率を求めすぎる
「効率的にできるときもあれば、できないときもある」と考える
・ 原因:結果を怖がりすぎる
「最悪どうなるか」を考え、その事態を明確にすれば
「取り越し苦労かも」と思える
- 2. 行動の工夫と習慣づけ
・ アラームを使う
仕事を始める時間を決め、携帯電話などのアラームを設定し、
鳴ったらすぐに行動する
・ すでにやっている習慣にくっつける
日ごろの習慣とセットにすると行動しやすい。
パソコンを毎日立ち上げるなら、画面にスケジュールを表示させ、
やる気を喚起する
・ 毎日少しずつやる
仕事のファイルのショートカットをデスクトップに置き、
毎日開いて少しずつやれば負担がすくない
・ 早めにちょっとだけ手をつける
10日間かかりそうな仕事なら、速めに1日分をやると
「難易度」と「必要な情報」が把握でき、後がラク。
10日でできそうになければ上司に伝え、早めの対応を依頼する
- 3. そもそもの仕事量を減らす
・ 上司に仕事を打ち返す
上司が無限に振ってくる仕事には、「目的は?」{優先順位は?}と説明を求め、
少々“面倒くさい部下”になり仕事を減らす
・ こだわり別に仕事を分ける
「全くこだわらない」仕事はしない。
「少しだけこだわる」仕事はそこそこやる。
「すごくこだわる」仕事は思い切り時間と労力を投入する