ころんだら、起きればよい。 鬼塚喜八郎「失敗の履歴書」

2007/11/22  ひとりごと 

今日の日経新聞を読んでいると、こんなタイトルの広告が掲載され
ていました。

『ころんだら、起きればよい。 鬼塚喜八郎「失敗の履歴書」』

長い文章の広告で、スポーツメーカーのアシックスの記事広告の
ようでした。 

書いてある文章がいい内容だったので、目に留まったのである。

そして、朝日新聞が運営するサイト「asahi.com」を読んでいると、
「イチロー、野口みずきら参列 故鬼塚会長お別れの会」という
タイトル記事がありました。

http://www.asahi.com/national/update/1122/OSK200711220026.html

アシックスの創業者会長の故・鬼塚喜八郎氏(享年89)の「お別れ
の会」にあわせての新聞に記事広告を載せたようです。

少しご紹介させて頂きます。

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鬼塚喜八郎は、毎年新入社員を前にして、古代から近代へ引き継がれた
スポーツマン精神の5か条を、いつも声高らかに読み上げていた。

(第一条)
スポーツマンは、常にルールを守り、仲間に対して不信な行動はしない。

(第二条)
スポーツマンは、礼儀を重んじ、フェアプレーの精神に徹し、いかなる相手
もあなどらず、たじろかず、威張らず、不正を憎み、正々堂々と尋常に
勝負する。

(第三条)
スポーツマンは、絶えず自己のベストを尽くし、最後まで戦う。

(第四条)
スポーツマンは、チームの中の一員として時には犠牲的精神を発揮し、
チームが最高の勝利を得るために闘わなければならない。そこに信頼
する良き友を得る。

(第五条)
スポーツマンは、常に健康に留意し、絶えず練習の体験を積み重ね、
人間能力の限界を拡大し、いついかなる時でもタイミング良く全力を
発揮する習慣を養うことが必要である。

戦後の混乱期、スポーツの意味することが、これからの生活、社会、
ビジネスなどのあらゆる場面に必要になると感じた鬼塚喜八郎。
人間の価値基準や行動基準が変わり、人々が穏やかな気持ちで
過ごすことが困難になりつつある昨今、ここで定義されているスポーツ
マンは、確かに現代を生きるすべての人の道標になると思う。

そして、ここに新たな条項をひとつ、加えたい。

(第六条)
スポーツマンは、ころんだら、起きればよい。 失敗しても成功する
までやればよい。

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心からご冥福をお祈りいたします。


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氏田 裕吉(うじた ゆうきち)が心をこめてお届けします
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